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福田・小沢の大連立構想の挫折と今後の政局[1]〜[4](森田実の言わねばならぬ)
http://www.asyura2.com/07/senkyo43/msg/1012.html
投稿者 天木ファン 日時 2007 年 11 月 05 日 11:55:06: 2nLReFHhGZ7P6
 

2007.11.3(その1)
森田実の言わねばならぬ[701]

平和・自立・調和の日本をつくるために【496】
福田・小沢の大連立構想の挫折と今後の政局[1]

小沢代表の“転向”の本質と背景
「転向は自己自身であろうとする欲求の欠如からおこる」(竹内好「近代とは何か」)

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 今回の福田首相と小沢民主党代表の密室党首会談と「大連立」をめぐる政局の大騒動の本質は、アメリカのブッシュ政権が日本の海上自衛隊の給油活動をなにがなんでも継続させようとして福田政権に強い圧力をかけ、同時に対小沢一郎工作を仕掛けたことにある――これが私の基本認識である。
 事実は、しばらく経たないと表面に出てこないが、やがて明らかになるだろう。ブッシュ政権の対日政策担当者と日本国内の米共和党政権のエージェントが、福田・小沢の党首会談による大連立を仕掛けた。これに小沢一郎代表を乗せるために、小沢一郎氏のウィークポイントの調査が行われ圧力があったであろうことは容易に想像がつく。小沢一郎氏は、自らの政治生命を守るため、大連立という壮大な裏切りに加担せざるをえなくなったのであろう。
 小沢一郎氏は、筋金入りの政権交代論者であった。小選挙区制の導入にも誰よりも熱心だった。去る7月29日の参院選においても政権交代を熱心に訴えた。そして民主党は勝利した。だが、小沢氏は、自己の政治信念を実現するための大勝負の大舞台に乗る寸前に、転向した。
 小沢氏の転向は政治的裏切りである。小沢氏は今回、この政治の政権交代への流れと自己の信念と民主党を裏切った。この政治的裏切りは過去に例を見ないほど大きいものだ。小沢氏の罪は深刻なほど大きい。小沢氏は政治家として責任をとらなければならない。民主党は「脱小沢」に真剣に取り組まなければならなくなった。静かなる「脱小沢」の知恵を絞らなければならない。「殿乱心」をこれ以上繰り返したら、日本の民主政治は崩壊してしまう。

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03817.HTML


2007.11.4(その1)
森田実の言わねばならぬ[703]

平和・自立・調和の日本をつくるために【498】
福田・小沢の大連立構想の挫折と今後の政局[2]

小沢代表の“政治家”から“政治屋”への転落――自己批判を。これ以上日本の政治を無用に撹乱しないことを。さらに言えば、静かなる引退を
「私的な情熱はいずれ疲れて衰えてしまうが、政治的な情熱は決してそうはならない」(ラマルチーヌ)

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 小沢一郎代表は自らが政治生命をかけて取り組んできた「政権交代」という政治目標を、これを実現できる一歩手前まできたところで放棄して、福田自民党・公明党連立政権との大連立の誘惑に乗りかけた。というより、ブッシュ政権側の強い圧力と脅しを受けて(と私は判断している)、誘惑に乗せられた。小沢一郎代表は「政権交代」という目標を放棄し、国民と民主党を裏切ったのである。
 民主党役員会は良識を発揮して、福田・小沢会談の「大連立」に関する事実上の合意を拒否したが、しかし、これから小沢一郎代表という、一度は国民と民主党を裏切りかけた代表のもとで、「政権交代」を最大の政治課題とする衆議院総選挙を戦わなければならなくなった。これは大いなる矛盾である。
 自民党・公明党連合は、一度は大連合を事実上受け入れた小沢代表のもとで政権交代を主張する民主党の、この矛盾した政治姿勢を徹底的に突いてくるであろう。民主党は、この大攻撃に耐えられるのだろうか。民主党の再出発のためには、少なくとも小沢代表の自己批判と国民と民主党への謝罪が必要である。もし謝罪ができないならば、静かに、党内の紛争なしに代表の座を去り、政界を引退してほしいと思う。民主党は、小沢氏の謝罪がない以上、脱小沢を急がなければならない。民主党の全党員が、小沢氏への依存心を捨てて、自立意識を強めることが必要である。

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03819.HTML

2007.11.4(その2)
森田実の言わねばならぬ[704]

平和・自立・調和の日本をつくるために【499】
福田・小沢の大連立構想の挫折と今後の政局[3]

民主党員に望む――自由で民主主義的な党風を確立し、小沢一郎代表の独善・独断・独走を日常的に批判しチェックする体制をつくるべし
「偉人たちよ! 明日評価されたければ今日死にたまえ」(ヴィクトル・ユゴー)

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 小沢一郎氏が、民主党代表の地位にとどまったままで、今回の密室の党首会談を行ったり、大連立構想の片棒を担ぐようなことを、再び行ったら、民主党は間違いなく崩壊する。
 民主党が崩壊することは、政権交代の可能性が消えることを意味する。その結果、国民の支持を失った自公連立政権が恒久化するおそれが強まる。こんなことは絶対に繰り返されてはならない。
 小沢一郎氏も、65歳である。「耳順う」年代だ。政治歴は40年に近い。ベテラン政治家である。だが若かりし頃の「独断・独走癖」「撹乱癖」が今回、再発した。残念なことである。こうした政治的不祥事を起こした以上、小沢氏は静かに代表を辞任し、政界を引退すべきだと私は望んでいるが、小沢氏の政治的野心はいまだ衰えず、民主党代表の地位にとどまる場合には、再び破壊的行動をとることができないように党運営を改善すべきである。困ったことだが、党首の「ご乱心癖」「政治的撹乱癖」を抑制しなければならない。このためには、小沢一郎氏の行動を常に批判し、常に監視するシステムを党内につくる必要がある。
 その第一歩として、緊急両院議員総会を開催し、「大連立」を拒否した役員会の決定を、総会として承認して全党の合意とするとともに、小沢代表に独断専行について自己批判を求めるべきである。
 今後は集団指導体制をつくり、菅代表代行、輿石代表代行、鳩山幹事長らが日常的に小沢代表を批判し、苦言を呈するようにしなければならない。全党員が「大連立」的な考え方を克服する必要がある。大切なのは、独裁者を認めない民主的党風の確立である。

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03820.HTML

2007.11.4(その3)
森田実の言わねばならぬ[705]

平和・自立・調和の日本をつくるために【500】
福田・小沢の大連立構想の挫折と今後の政局[4]

「米国恐怖症政治」を終わりにしなければならない
「自由を放棄することは、人間としての資格を放棄することである」(ルソー)

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 今回の大連立構想の背後に透けて見えるものがある。それは、日本の指導的政治家の「米国恐怖症」である。小沢一郎氏が初めは「テロ特措法反対」論を声高らかに叫びながら、福田首相との密室の会談において妥協の姿勢を見せた背景には小沢氏の「米国恐怖症」があるように思う。結局のところ、日本の保守政治家は、米国政府には逆らえない、逆らったら大変なことが起こるとの恐怖観念の虜になっている。
 残念なことだ。これではいつまで経っても、日本は自立した独立国にはなりえない。
 福田首相が提案し、小沢代表が受け入れかけた「大連立」は、言い換えれば、アメリカを宗主国とする植民地国家日本の「平成版大政翼賛体制」である。小沢一郎代表はこの福田提案をいったん保留して、党に持ち帰ったのである。これは想像だが、小沢代表は、党内に少数でも「大連立」支持者がいたら、大連立を強行したのであろうか。あるいは、小沢氏についてくる幹部がいたら、党分裂を断行し、小沢支持派だけで大連立に参加するという手段をとったかもしれない。危ないところであった。小沢氏をして“裏切り者”にしてしまったのは、米国政府の強い圧力と「米国恐怖症」ではなかったか。
 日本の政治は「米国恐怖症」を克服しなければならない。今回は「米国恐怖症」を治すよい機会である。ブッシュ政権の要請を断るべきである。これが日本の自立への第一歩となる。

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