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安倍晋三に続いて小沢一郎もナベツネとCIAに辞任させられた。アメリカさまに、脅され続ける自分たちの惨めさをかみ締めている
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投稿者 TORA 日時 2007 年 11 月 05 日 13:38:58: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu155.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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安倍晋三に続いて小沢一郎もナベツネとCIAに辞任させられた。
アメリカさまに、脅され続ける自分たちの惨めさをかみ締めている。

2007年11月5日 月曜日

◆小沢一郎の突然の辞任を受けて 11月4日 副島隆彦
http://www.snsi-j.jp/boards/bbs.cgi?room=sample1

副島隆彦です。 今日、午後4時ごろの、小沢一郎・民主党党首の突然の辞任表明に、対して、私は、即座に、分析を始め、録音を取り、解明しました。 出来次第、「今日のぼやき」に載せます。
以下に、朝日新聞の最新の記事を3本だけ、載せておきます。

小沢一郎と、福田康夫首相の党首会談を仕組んだとして、中曽根康弘と、読売新聞のナベツネの名前が、公然と出てきた。 このキッシンジャーの子分ふたり程度の、たいしたことのない丁稚(でっち)どもに、何かの力があるのではない。小沢への仲介をやらされただけだ。
「無理にでも、福田首相との会談を行っていただきたい。あなたが、そうしなければ・・・・」

森善朗と青木幹雄と中川秀直(なかがわひでなお)ごときの、日本の汚(きたな)い土人(どじん)の大親分程度の連中にも、何の力も無い。彼らも全員、真実を知っている。

真実とは、チェーニー副大統領(イラク戦争の最高責任者、ネオコン派を動かす総帥)が、怒り狂って、「私に刃向かう、日本の小沢をつぶせ。あいつの資金源を洗え。 日本の警察・検察を使って、逮捕させて、政治生命を奪え」と、命令を出したからだ。小沢一郎が、金丸信(かねまるしん)から受け継いだ大切な日本改革用の資金のことだろう。 

小沢一郎は、政治生命を狙われたのだ。命も狙われているだろう。それで、いつもの、私たちの日本国王の得意の手法に出た。さっさと椅子を放り出して撤退する作戦だ。死んだ振り戦術である。

小沢一郎よ。私たち、日本国民は、あなたが、真の日本指導者だということを知っている。福田康夫首相も知っている。全員が、あなたの味方だ。
町村信孝(まちむらのぶたか)官房長官も、小沢一郎に深く頭を下げている。伊吹文明(いぶきぶんめい)自民党幹事長は、「小沢氏の愛国者としての潔い行いに深く敬意を表する」と正直に発言している。

山拓先生、加藤紘一(吉田派・宏池海のプリンスで、彼も首相になるべきだった人だ)、古賀誠(こがまこと)自民党選挙対策委員長、は、小沢一郎を援護すべく、「大連立反対」と、即座に、反応した。

日本国民は、今、一致団結して、あなたを支えている。誰も、あなたのその日本の澄んだ秋空を見上げるような、清冽な態度に、感動しています。

あなたは、今、どんな力にも負けない、本当の民族指導者として力を備えている。私たち日本国民は団結しています。どうぞ、また一騎で、野山を翔けて、そして何とか、生き延びてください。私たち国民が、あなたを守ります。

 他の自民党の実力者ども という自分の保身しか考えない、卑屈な連中でも、そろそろ、アメリカさまに、脅され続ける自分たちの惨めさをかみ締めている。いくら、ゴロツキ政治家人生50年でも、ここまで刳れば、自分で自分が惨めになるだろう。アメリカにこれほど日本国民の大切な資金(その最後が、郵貯、簡保だ)を500兆円(4兆ドル)も奪われて続けて、併進低頭し続けてきた。

 それでも、アメリカに尻尾を振って、屈従して、自分だけ生かしてもらって、日本の大臣になりたい、小心者たちは、それは、それでこれからもずっと残るでしょう。

 アメリカが育てて、自民党政治家たちよりも柄の悪い、民主党の若手のクルクルパーのアメリカの手先ども(代表、前原誠司、まえはらせいじ)でも、そのうちに、世界政治の真の怖さを知ったら、尻尾を巻いて、日本国民に一体化するか、あるいは、「けものみち」に入り込んで、そのまま地獄に落ちて行くだろう。あとは、人それぞれだ。

 小沢一郎憎しで、小沢潰しに、テレビの画面で喚(わめ)き続けている、田原総一朗を筆答する下賤な輩どもでも、自分自身がアメリカに脅されて使われているからああいう、引き攣(つ)ったような、どす黒い表情になる。いつまでも、お前たちのような国民洗脳用人材に、騙され続けるわけには、ゆかないのだ。森田実(もりたみのる)先生が言ってたごとく、「今の日本のマスコミ(テレビ、新聞)は、国民に向けられた刃物だ」のとおりである。

メディア(マスコミ)と各省官僚どもが、今は、アメリカの忠実な家来なのだ。政治家は、何党であれ、国民の代表たちだし、政治活動家だから、いくらなんでもそこまでは出来ない、ということを知っている。馬鹿官僚たちには、その限度が無い。自分たち「お役人様集団の食い扶持」のことしか考えない。

 一般の日本国民を、あまり舐めない方がいい。私たちは、属国(ぞっこく)の民として、忍従の姿勢のまま、じっと耐えて生きて来たが、決して馬鹿ではない。

 「大連立は、小沢の方が持ちかけた」などど、ナベツネの子分の読売新聞は、そういう謀略記事を書くと、そのうち、自分たちが、あまりにも情けない嘘つき人間たちだということが満天下に露呈して、自責の念に駆られる。すでにそうなっている。

 小沢一郎は、いつでも、正々堂々と、日本国民の目の前で、選挙に訴えて、そして国民の審判を受ける、ということしか言ってこなかった。
日本人の誰が、一体、「日本の大連立の政権で、インド洋の米艦隊への無料の燃料補給を継続すべきだ」と、小沢が言うと思うか。

以下の朝日新聞の、「小沢一郎の会見全文」という記事がなかなかいい。小沢は、私たちに、本当の事を、伝えてくれている。それを、私たち国民が、しっかりと受け留めればいいことだ。日本国民には、まったく分裂が無い。私たちは、田中角栄が育てた、小沢一郎の元で、一致団結している。

めちゃくちゃな、理屈の通らない、政治劇(ドラマ)に仕立てられて、全くわけが分からない、と感じている、多くの日本人に、今こそ、副島隆彦の「属国・日本論」の大公式を教えなければ、ならない。これが、「帝国―属国の冷酷な関係」というものなのだ。私が築き上げてきた、「帝国ー属国 理論」以外の何の理論を使えば、この奇妙な事態を解明できるというのか。

 アメリカ帝国は、今や金融面から、どんぞん激しく崩れつつある。チェーニーの親分の”世界皇帝”デイヴィッド・ロックフェラー(92歳)は、今、日本に来ている。いくらなんでも、彼、本人が、小沢一郎を直接、脅迫したということはないだろう。 

 チェーニーは、ご主人さまであるデイヴィッドの言うことも聞かなくなりつつあって、戦争経済(ウォー・エコノミー)の法則もあって、イスラエルの肩を持って、イラン爆撃までやりたくて仕方が無いのだ。悪の帝国の内部も、割れている。アメリカ自身が、今が、正念場だ。

 シティグループ(シティバンク)の株価が、38ドルまで暴落している。デイヴィッドの大番頭の、サンフォード・ワイルが持っているメリル・リンチは、倒産するだろう。 

 アメリカ帝国の金融占領用の侵略派遣軍も、「帝国は内部から衰退・崩壊してゆく」の人類史の歴史法則に従って、日本からも撤退してゆくだろう。これは、世界中の主要な属国群のほとんどに、通用する法則である。ドイツ人だって、フランス人だって、自分たちの指導者(首相、大統領)を、アメリカの傀儡(かいらい)として、取られているとしても、それでも、しぶとく抵抗を続けている。これが、人類史というものだ。 

 以下の新聞記事では、ここの箇所が一番、大事です。小沢は、自分の命を狙われている最中でも、自分が脅迫され、強制されて無理やりやらされた、福田首相との会談を、逆にチャンスだと考えて、次のように、自民党と民主党の合意事項として、確認している。さすがである。

「・・・ 首相が決断した1点目は、国際平和協力に関する自衛隊の海外派遣は国連安保理、もしくは国連総会の決議によって設立、あるいは認められた国連の活動に参加することに限る、したがって特定の国の軍事作戦(すなわち、アメリカ合衆国の軍隊との共同作戦のこと、「集団的自衛権」容認の策動のこと。副島隆彦注記)については、我が国は支援活動をしない。」

 小沢一郎は、まだまだ生きている。そして、そのあとに続く、彼が育てた、我らが日本国の、若い政治家たちが彼を仰ぎ見ている。なにくそ、負けてたまるか。

今日は、ここまでにして置きます。 副島隆彦拝

(私のコメント)
安倍晋三との会談を蹴った小沢一郎が福田康夫との会談に応じたのはなぜなのか? 背後からの強力な指示があったから小沢一郎は会わざるを得なかったのだ。どこで大連立の話に乗るように指示されていたのだ。小沢個人はとても民主党が大連立に乗るような状況でないことはよく知ったいた。しかし会わざるを得ないほど大物から指図されればそうせざるを得なかったのだ。

結果的に小沢一郎は民主党代表の座を投げ出す事で身の安全を図ったのだ。そもそも大連立の話は昨日の中日新聞の記事にもあったようにナベツネから出た話であり、小沢一郎はナベツネの背後に何があるか分かっているから言う事を聞かざるを得なかったのだ。鳩山幹事長クラスならその事情は知っているが、他の民主党の役員はその事を知らない。

日本の官僚機構やマスコミはアメリカの支配下にあり、日本の国会や政府は飾り物でしかない。だから政治家がアメリカに逆らう素振りを見せただけで安倍晋三のように辞任に追い込まれる。小沢一郎もインド洋での給油を中止させた事でアメリカの逆鱗に触れた。そして大連立を指示されたが民主党の役員会で拒否された。

このように日本は独立国であるにもかかわらず官僚機構とマスコミはアメリカの指示の下で動き行政や世論は動いている。「株式日記」ではこのような構造を何度も書いて来ましたが日本国民のほとんどは日本は独立国だと信じている。しかし防衛省の事務次官がゴルフ三昧でも防衛大臣はそれを止めさせる事ができなかったように、大臣よりも事務次官のほうが実際はえらいのだ。

田中真紀子外務大臣が事務次官のクビを切りましたが田中大臣もクビを切られた。小池防衛大臣も事務次官のクビを切ったら小池大臣のクビも切られた。普通の組織ならこのような事はありえないのですが実質的に事務次官のほうが権力があるからクビを切れば返り討ちにあう。官僚やマスコミはアメリカの家来でありアメリカの家来のクビを切ることは反逆罪なのだ。だから大臣のクビも跳ぶ。

日本が真の独立国となるためには日本国内から外国の軍事基地が無くならなければ達成されない。東京に周囲にはアメリカ軍の大軍事基地が取り巻いてますが、これは日本を守る為ではなく日本の政治や経済をアメリカの管理下に置くための軍事基地なのだ。だから日本はアメリカにNOということは許されない。

日本が真の独立を果たす為には、バルト三国や中央アジア諸国がソ連が滅んだ事によって独立できたように、アメリカが滅ばなければ独立は難しい。そのアメリカはイラク戦争にのめり込んで国力を消耗していますが、近い将来にアメリカ内部に反乱が起きて帝国の崩壊が始まるだろう。そうなれば日本は好むと好まざるとに関わらず独立せざるを得なくなる。だから「株式日記」では自主防衛と核武装を訴えているのだ。

小沢一郎が代表を辞任した事によって民主党は大連立の橋渡し役がいなくなり、単独では民主党政権が出来る可能性がなくなった。小沢一派が民主党からはなれて自公連立政権に参加してねじれ現象を解消させるかもしれない。これは小沢一郎にとってはいつもの事であり驚くに値しない。国民新党も合流するかもしれない。ねじれ現象を解消するには簡単であり10名ほどの議員が参議院で寝返れば出来る事だ。福田と小沢の秘密会談ではこのような事が話しあわれていたのではないかと思う。


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