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読売新聞の関係者は、以下の記事の筆者、政治部の円入哲也さんでした
http://www.asyura2.com/07/senkyo43/msg/1148.html
投稿者 鳥の目と虫の目 日時 2007 年 11 月 08 日 17:27:18: C.KjJ27t0yxbg
 

(回答先: ちなみに、小沢代表の“さる人”発言を引き出した質問をしたのは、読売新聞の関係者! 投稿者 鳥の目と虫の目 日時 2007 年 11 月 08 日 13:05:59)

★★政治部 円入哲也さん★★

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(2007年11月7日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe8400/fe_071107_01.htm

「慰留は党の総意」
民主 演出に奔走

 民主党執行部は6日、自民党との連立政権構想を進めて党内を混乱させた責任を取って辞意表明した小沢代表の進退問題で、当選回数別に衆参両院の全議員から意見を聞くなど、小沢氏の慰留に向けた環境整備に奔走した。慰留は成功したが、小沢氏の独善的と言われる行動や発言に対する批判が公然と出るなど、民主党が負った傷の大きさが浮き彫りとなった。 (政治部 川嶋三恵子、円入哲也)
小沢氏のメンツ最優先
写真
当選回数別懇談会に出席する民主党参院議員(6日午後5時半、国会で)=金田昭一撮影

 「いろいろと厳しいことを言う者もいるが、国民のためを思った発言です」

 6日夜、東京・赤坂の小沢代表の個人事務所。鳩山幹事長は、こう言いながら、小沢氏に衆参当選回数別懇談会の発言録を手渡した。発言録には誰がどういう発言をしたのか、実名で記録されていた。

 「恥をさらすようだが、皆さんの意向を受けて、もう一度頑張りたい」

 発言録を読み終えた小沢氏の目は潤んでいた、と鳩山氏には見えた。

 「皆さんに納得してもらえるかなあ」としゅん巡する小沢氏に対し、菅代表代行は「慰留に反対する人は一人もいない。分かるように説明していただければいいんです」と、繰り返し言い聞かせた。

 小沢氏は鳩山、菅氏らと握手して、慰留に応じた。

 鳩山氏ら党執行部は、小沢氏に辞意を撤回させるため、「党の総意で慰留」という形にこだわった。

 6日午前は党役員会に続き、常任幹事会で慰留方針を正式に決定。落選議員でつくる「前議員の会」(会長=中野寛成・元衆院副議長)は「総選挙に勝利して政権交代を実現するため、一人一人が死力を尽くし、何としても自らの力で勝ち上がる決意だ」として、小沢氏の代表続投を求める要請書を鳩山氏に提出した。

 6日午後には、新生党、新進党の時代から旧知の羽田孜・元首相、渡部恒三・元衆院副議長、石井一副代表の3人が小沢氏から意見を聞きたいと都内のホテルに呼ばれ、「ここで辞任したら、政治家として最も重要な時期に責任放棄したということになる」と翻意を促した。

 衆参の全議員を対象に当選回数別に行った懇談会では、執行部として慰留方針を決めていることを報告し、全会合で慰留方針の了承を取りつけた。

 党執行部がこれほど「党の総意」にこだわったのは、記者会見まで開いてタンカを切った小沢氏に辞意を撤回してもらうには、小沢氏のメンツを立てる必要があったからだ。

 「メンツさえ立ててあげれば、慰留に応じるだろう。振り上げた拳を下ろしたくてしょうがないんだから」。かつて行動を共にした自民党衆院議員はこう指摘する。強気の姿勢に見えた小沢氏だが、実際には追い込まれていたとの見方だ。
小沢氏周辺「参院の離党同調14人のみ」

 小沢氏は参院選で大勝し、党内の若手らに大きな影響力を持っている。このため、「小沢氏の代表辞任を認めれば、17人以上の参院議員を連れて離党して与党と組み、与党が参院で過半数を回復するのでは」(幹部)と見られていた。

 しかし、小沢氏周辺は「昨夜、参院議員の同調者をひそかに数えたが、確実なのは14人までしかいなかった」と明かす。これが辞意撤回につながったとの見方が永田町に広まっている。
若手「裏切られたショック簡単に消えない」

 小沢氏が辞意を撤回したことで、民主党の混乱はひとまず収束に向かうことになった。しかし、党内に残した傷跡は小さくない。

 小沢氏は辞意表明した4日の記者会見で、「民主党は力量不足だ。国民からも『政権担当能力があるのか』との疑問が提起され続け、次期衆院選での勝利は厳しい」と言い切った。この発言に対する党内の反発は大きく、これが衆参当選回数別懇談会で公然と小沢氏を批判する議員が相次いだ最大の原因だった。

 「信じていた小沢さんに裏切られたショックは簡単には消えない」(若手)との声は多く、小沢氏の求心力の低下は避けられない。

 次期衆院選に向けた選挙戦略にも狂いが生じそうだ。

 小沢氏が自民党との連立政権構想を独断で進めていたことが明らかになり、党内の中堅・若手議員に芽生えた小沢氏への不信感や疑心暗鬼は、払しょくに時間がかかりそうだ。

 党幹部の一人は「今回は収まったが、またいずれ、連立話や政界再編を持ち出すんじゃないかという不安は残る」と漏らす。「年内にもまた動きがあるのでは」との声も出ている。

 別の党幹部は6日夜、都内で記者団に「ダメージは大きい。でも、ダメージをプラスに変えないといけない。偽メール問題でもそうだった」と語ったが、信頼回復の道のりは険しそうだ。
小沢氏 取材応じず

 小沢氏は6日も役員会などには出席せず、公式の場には姿を見せなかった。

 東京・深沢にある小沢氏の私邸には午前6時ごろから報道陣が集まり始めた。しかし、小沢氏は5日も帰宅が確認されていない。側近議員は「秘書に聞いても、連絡が取れない状況だ」と嘆いた。

 小沢氏は5日、東京駅前の八重洲富士屋ホテルで菅代表代行と鳩山幹事長と会った。小沢氏はこの後、所在が分からなくなった。記者団は6日も、民主党役員室を通じて取材を申し入れたが、小沢氏は応じていない。

 6日午前10時すぎ、同ホテルの地下駐車場に、小沢氏の事務所の車が入った。午後1時半すぎ、自民党を共に離党した羽田元首相ら3人がホテルを訪問。石井氏は「小沢氏に呼ばれた」と語り、ようやく小沢氏の所在が確認された。

 石井氏は会談後、「意気消沈しているかと思っていたら、この国の政治に対する夢を語っていた」とする一方、「党をまとめる彼の悩みをいろいろ話していた」とも語り、小沢氏の心が揺れ動く様子を伝えた。

 小沢氏は午後6時ごろ、前原誠司副代表と同ホテルで会談し、車でホテルを出た。午後7時30分ごろ、赤坂の個人事務所に到着し、鳩山、菅両氏、輿石東参院議員会長と会談した。

 鳩山氏は会談後、疲れ切った表情で記者団に向かい、小沢氏が「もう一度頑張りたい」と辞意を撤回したことを明らかにした。

 午後9時50分ごろ、小沢氏の自宅玄関前に同氏の車が滑り込んだ。記者団は門の外側から「続投ですね」と呼び掛けたが、小沢氏は答えず、足早に家の中に消えた。
新進党
 新生党、日本新党、民社党、公明党の一部などが合流し、自民党に対抗するため1994年12月に結成した。95年12月に小沢氏が党首に就任後、有力メンバーであった羽田元首相、細川元首相らが離党し、97年12月に解党した。
(2007年11月7日 読売新聞)

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