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http://www3.nhk.or.jp/news/2007/10/14/k20071013000126.html
イラク戦争の開戦まもなくから１年間、イラクに駐留するアメリカ軍を指揮したサンチェス元司令官が、アメリカ国内で行った講演の中で、「ブッシュ政権のイラク政策は誤りで、現在のイラク情勢は終わりのない悪夢だ」と批判しました。
これは、サンチェス元司令官が１２日、アメリカ南部のバージニア州で行ったイラク情勢についての講演で述べたものです。この中で、サンチェス元司令官は、ブッシュ政権のイラク政策では、政治と軍事の両面で判断の誤りが重なったと指摘しました。
具体的には、国内の部族グループの指導者たちとの関係を十分強化しなかったことや、フセイン政権崩壊後、直ちに新しい文民政府を築かなかったことなどを指摘し、「現在のイラク情勢は終わりのない悪夢になっている」と述べました。そして、ブッシュ政権と当時の国務省の幹部らは「役立たずで腐敗している」としたうえで、「もし彼らが軍隊にいたならば軍法会議にかけられていただろう」と痛烈に批判しました。
サンチェス元司令官は、イラク戦争開戦後まもない２００３年６月からおよそ１年間、イラクに駐留するアメリカ軍を指揮しましたが、イラクのアブグレイブ収容所でのアメリカ兵による虐待事件の批判を受ける形で交代し、去年、退役していました。
10月13日 22時57分
関連投稿：戦争版：
読売【米軍元司令官、イラク現状を「終わりの見えない悪夢」】
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/103.html
投稿者 木村愛二 日時 2007 年 10 月 13 日
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