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対テロ戦争 日本の軍事支援見直しを(とむ丸の夢)
「対テロ米朝は協力」
 NHK朝8時半過ぎのニュースでこの言葉が報じられていました。
例のソマリア沖で北朝鮮貨物船が米軍に助けられたことに関するもので、
「「アメリカがわれわれの船員を助けてくれたことをありがたく思っている」
「今回の事件はテロとの戦いでの米朝の協力の象徴となった。われわれは今後もテロに反対する戦いで国際的な協力を続けていくだろう」
という朝鮮中央通信の言葉について、
「核問題が一定の進展をみせアメリカによるテロ支援国家指定の解除が近いという見方が広がる中で、テロとは無関係であるとする北朝鮮の立場を強調するねらいがあるものとみられます」
と伝えています。
 画面いっぱいにはためく見慣れた北朝鮮の国旗、
「テロとの戦いでの米朝の協力の象徴」のテロップ。
 うーむ、北朝鮮という国名は何かと刺激的ですから、フクダ政権も米国も、さりげなく巧妙に、この手を使いますか? アベ政権とちっとも変わらないですね。
 日本人に仕掛けられた心理戦。
 その一方で、先月31日、カナダ大使館で、インド洋上の海上阻止活動に参加する米英独仏など11カ国とアフガニスタンの大使らが与野党議員約70人に給油継続の必要性を訴えた「国際合同説明会」を開いたという話しもありますね。
「この活動が国際的任務だと日本の全国会議員が理解するよう期待する。政党を超えた問題だ」
と説明会終了後、シーファー米駐日大使が記者団に強調したそうです。
 なんだか、米国のイライラが伝わってきますね。
 給油再開がなかなか決まらないことにイライラ。
 イラク戦転用疑惑にもイライラ。
 
 でも、アフガニスタンの人たちにとってはイライラどころではないのは当たり前の話しですよね。
国際テロ組織アルカイダを率いるビン・ラディンがタリバン政権に匿われているということが口実になってアフガニスタン攻撃が始まりました。
そのうち、どうもおかしいぞ、ということになって、タリバンがほんとうにアルカイダと関係があるのか、疑問視されるようになりましたよね。
最近では、タリバンよりも私たちの国の法相の方がアルカイダに近いみたいな本人の話しまで飛び出てきました。この自己申告にもかかわらず、軽率だ、と咎められたくらいで、それ以上の追求は何もされていないようです。
 で、さて、アフガニスタンで頑張ってきた人には、
  中村哲さんたち以外にもこんな人がいます。
 谷山博史さん、JVC代表。
 
「アフガニスタンで行われている対テロ戦争の実情を踏まえた議論も、この戦争がいつどのような状態になれば終結するのかという出口戦略も議論されることなく、
「米国支援」や「国際社会での責任」という言葉だけが一人歩きしています」
と危機感を訴え、包括的な和平のための協議を始め、和平の環境が地域から醸成されるよう支援すべきだと「アフガニスタンにおける対テロ戦争と日本の軍事支援の見直しを求める声明」を谷山さんは出されています。
 海上自衛隊による給油活動によっても
  いっこうに先行きの見えないアフガニスタン情勢。
 
 本気でアフガニスタンの平和と復興を求めるのであれば、
  なぜこうした声に耳を傾けないのでしょうか。
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ハイリホーさん、喜八さん、拍手コメントありがとうございました。
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