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業者とゴルフに興じていたこともさることながら危機管理の最高責任者の1人がこういう生活を送っていたという弛緩した態度にある
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投稿者 TORA 日時 2007 年 10 月 30 日 15:33:48: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu154.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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問題は業者とゴルフに興じていたこともさることながら、危機管理の最高
責任者の1人がこういう生活を送っていたという弛緩した態度にある。

2007年10月30日 火曜日

◆なんたる情けなさ 10月30日 花岡信昭メールマガジン
http://www.melma.com/backnumber_142868/

なんとも言いようがない証人喚問だった。前防衛事務次官、守屋武昌氏。12年間で200回のゴルフとは。相手が業者でなくても、これはあきれる以外にない。

 今後の焦点は、このゴルフ接待が贈収賄事件に発展するのかどうか、政治家への波及はないのか、といった点か。守屋氏は山田洋行元専務との会食の場に、防衛庁長官経験者が同席したことまでは認めたが、名前は明らかにしなかった。

 このなんとも情けないゴルフ接待疑惑が国会の最大の焦点となっていることの情けなさ。新テロ特措法の審議を妨げる最大の要因となっていることの情けなさ。情けないという言葉を何度も使わなくてはならないのは、こちらも情けなくなってくる。

 インド洋の海上自衛隊の給油支援活動は、日米同盟、日本の国益にもろにからむ国家的課題である。それが、こういう情けない前防衛次官の問題で、本質論の論議など吹っ飛んでしまう。そういう国会の現状がこれまたなんとも情けない。

 野党はこの問題で福田政権を追い込もうとする。新テロ特措法の今国会成立はきわめて困難な事態となっているが、与党にとってみれば、成立断念を前提とすれば「守屋問題」は時間稼ぎには格好のものともいえる。

いってみれば、与野党双方にそれぞれの思惑から都合のいい「官僚たたき」テーマとなっている。


<<守屋氏が君臨した防衛省の「危うさ」>>
【日経BP社サイトSAFETY JAPAN連載コラム「我々の国家はどこに向かっているのか」第82回・25日更新】再掲

安倍前内閣で小池百合子氏の防衛相在任は55日間だった。小池氏は「北京の55日」になぞらえて「市ヶ谷の55日」と呼んでいる。この短期間で、小池氏は守屋武昌防衛事務次官の「更迭」を成し遂げた。一般には、なぜ守屋氏の「放逐」にあれほどの執念を見せたのか、疑問に思う向きも多かったのではないか。

 守屋氏に防衛専門商社の元幹部とのゴルフ接待疑惑が発覚して、その疑問が解けたのではないかと思われる。守屋氏は4年も次官を務めたが、小池氏が守屋氏の更迭に執着したのは、単に在任期間が長すぎるということだけではない。守屋氏が君臨する防衛省・自衛隊の「体質」に、国家の危機管理を担う組織としてはあってはならない「危うさ」を感じ取ったからである。そこに、守屋氏個人の行状という次元を超えた深刻な現実がある。

 もう20年以上前になるが、筆者も新聞社在勤時代に防衛庁(当時)を担当した経験がある。そのころ、既に守屋氏は防衛庁内局の超エリートとして、だれもが将来の次官候補を当然視するほどの存在感を示していた。

 防衛庁幹部には当時の大蔵省や通産省、警察庁などからの出向組も多く、生え抜きの実力派に庁内の期待感が集まっていたのも事実だ。守屋氏はそうした声をバックとして着実にエリートコースを歩み、次官にまで上り詰めた。通常では次官の在任期間は2年程度なのだが、その倍を務めたことになる。だれも、そのクビに鈴を付けられなかったのだ。

 防衛専門商社・山田洋行との「関係」は、防衛関係者の間でひそかに問題視されていた。防衛省は武器、弾薬をはじめとして、特殊な装備品の調達が必要な役所である。全国に展開する基地でも膨大な調達品が必要だ。公共事業全体が締め付けられている中で、防衛関連は残された「聖域」だったのである。


  危機管理の視点からも指弾されるべき

 これまでも調達がらみの事件、疑惑が繰り返されてきており、特定企業との「癒着」にはことのほか神経を使わざるを得ない。それが当然のあり方といえたのだが、守屋氏は違った。山田洋行を退社して新会社を興した元専務と年間20〜30回もゴルフをしていたというのだから、これは異常さを通り越している。だれもそのことに諫言できないほど、守屋氏の威光には逆らえなかったということになる。

 さらには、山田洋行の米国子会社の不正経理にこの元専務が関与していた疑惑も浮上した。こうなると、守屋氏にはゴルフ好きのワンマン次官というだけでは済まない責任も生じてこよう。

 防衛省には2000年に定められた倫理規定がある。利害関係者とのゴルフやマージャンなどを禁じる内容だ。守屋氏は、これを承知してはいたが長年の個人的付き合いからやめることができなかった、などと述べているという。

 倫理規定があろうとなかろうと、防衛事務次官がこれほど頻繁にゴルフに通っていたというのは、危機管理の元締めとしてはいかにもお粗末であり、緊張感を欠いている。ゴルフ場は千葉や埼玉など、都心から遠方にある。万一の事態が起きたとき、ゴルフ場にいたことが発覚したら、どういう非難を浴びるか、そこに考えは及ばなかったのだろうか。

 通常ならせいぜい2年間ぐらいなのだから、次官在任中は遠出を避けるぐらいの感覚があってもいい。問題は業者とゴルフに興じていたこともさることながら、危機管理の最高責任者の1人がこういう生活を送っていたという弛緩した態度にある。たとえ、業者と一緒ではなく、個人的な行為であったとしても同様に指弾されるべきだ。

  上から下まで弛緩した防衛省

 防衛省はインド洋での海上自衛隊の米艦への給油量を間違えるという手痛いミスも犯した。それも間違いに気付いていながら上層部へ報告をせず隠蔽したため、イラク作戦への転用疑惑に発展した。80万ガロンを20万ガロンと間違って記載したものだが、「20万ガロンなら1日で費消する量だから、イラク作戦には使えない」と主張してきた根底が崩れてしまったのだ。

 海上自衛隊の給油支援を継続するための新テロ対策特措法の審議は、「守屋問題」と「給油量隠蔽疑惑」によって、野党が勢いづき、おかしな方向に捻じ曲げられようとしている。守屋氏らへの証人喚問も浮上した。喚問をやるのは結構だとしても、日本の国際貢献はいかにあるべきかという基本的な論議が吹っ飛ぶのは間違いない。

 政治的に見れば、この二つの疑惑が主題となったことで、新法の今国会成立はいよいよ絶望的となり、福田政権としては未成立の「格好の」理由ができたという側面もないわけではない。米国や国際社会に対しての「言い訳」にも使えよう。だが、それではいかにも情けない事態といわなくてはならない。

 要は、「平和ボケ」が防衛省トップにも蔓延していたという冷厳な事実を見据えるべきではないか。日本に照準を合わせたミサイルを大量に配備している隣国があり、さらには、「9.11」と同様のイスラム過激派によるテロが日本国内で起きない保証はない。地震などの大災害もあり得る。

 防衛省は防衛白書そのほかで国防・危機管理への備えを強調してやまないが、その肝心のお膝元がこの体たらくである。石破茂防衛相は守屋氏に退職金の返還を求める意向を明らかにしたが、「お仕置き」としてはまだ足りないぐらいだ。

 防衛省にはイージス艦の機密漏洩などの問題も生じた。憲法上は「軍」ではないことになってはいるが、実態は世界有数の実力を備えた軍隊である。本来、軍には特別の軍法が必要で、国家の最高軍事機密を扱う以上、一般の公務員よりも厳しい規律が求められるはずなのだが、憲法の建前がそれを許していない。問題を起こしても一般法が適用される。

 上は業者とゴルフ三昧、下は給油量を間違え、機密を漏らす。厚生労働省の「薬害肝炎リスト隠し」も人命にかかわる由々しき問題だが、防衛省には国家の安全保障が託されているのである。国家が容認した格別の暴力装置を保有する役所なのだ。米国では国防総省としてほかの省庁とは別格で扱われている。「省」に昇格したことでもあり、それにふさわしい組織の在り方を巡る総点検が求められている。


(私のコメント)
昨日の国会証人喚問は例によって例のごとくで、野党議員の追及の手が甘く、終わってから疑惑はさらに深まったと再喚問を要求している。しかし聞いていることはすでに明らかになっていることの再確認に過ぎず、野党自身が独自に調査している気配は見られない。政党には多くのスタッフがいるはずだし、多くの情報も寄せられてきているはずだ。

マスコミも防衛省の事務次官が毎週のようにゴルフ三昧であることに気がつかなかったのだろうか? 毎日防衛省の記者会見もあるしゴルフ焼けをした守屋事務次官がゴルフ三昧であることは気がつくはずだ。大臣も毎日一緒に仕事していれば隠していても日焼けした顔を見ればわからなければおかしい。

防衛事務次官は自衛官であり防衛大臣に次ぐ国防の責任者であり、それが日曜日のたびにゴルフ三昧であることは、日曜日に敵の攻撃があれば事務方の最高責任者に連絡がつかないし、ついても防衛庁に駆けつけるには日が暮れてしまう。このように日本は政治家から官僚にいたるまで緊張感が欠けてたるんでいる。

防衛省では守屋天皇と呼ばれていたくらいだから、大臣はお客様であり情報も大臣には知らせない事が多くあるようだ。だから小池大臣が守屋事務次官の首を切ることも大騒ぎになりましたが、大臣に逆らう事務次官のクビを切ることは当たり前のことなのですが、日本の省庁では例外的出来事らしい。

もっとも大臣も仕事は事務方に丸投げして、国会答弁も事務方任せという現状では政治主導の政治は行なわれていない。安倍内閣が1年で辞任に追い込まれたのも事務方の反抗が原因ですが、福田内閣は天下り規制も元に戻してしまうようだ。天下りが官僚の利権の温床なのですが、これを断ち切るのは政治主導でないと無理だ。

守屋事務次官も山田洋行や日本ミライズとの癒着関係を築いて防衛利権を作っていましたが、小池大臣との抗争やテロ特措法の延長問題が無ければ、ゴルフ三昧の生活も暴かれなかった事だろう。政治も官僚もマスコミも三者の馴れ合い関係は最強のものであり、従来は緊張関係になければならないはずだ。それが緩みっぱなしだからゴルフ三昧が出来るのだ。

今も国会中継を見ているのですが、福田総理大臣は本人の申告がなければわからないと答弁していましたが、総理大臣や防衛大臣の管理能力がどうなっているのだろう。もっとも森元総理大臣がゴルフ三昧で、えひめ丸事件の時にゴルフしていたことは有名ですが、このように日本の政官界は緊張感がない。

これでは北朝鮮からミサイルの二、三発も飛んでこないと目が覚めないのだろう。これも憲法9条や日米安保に安住してしまっている証拠なのですが、今の日本人にいくら正論を述べたところで、国のトップから緊張感のない状況では、「株式日記」でいくら警鐘鳴らしても意味のないことだ。だから国会中継はつまらないのは当然で、国会審議がだらけてしまうのは当然なのだろう。

テレビを見ればお笑いバラエティー番組ばかりであり、ネットを見てもランキングの上位はやはり面白バラエティー風のものばかりだ。それに対して時事問題を扱ったブログはあちこちから圧力などもかかり、イデオロギー的対立などで波風が立ちやすく物議をかもしやすい、だからブロガーも娯楽路線に逃げてしまう。テレビと同じくブログも視聴率を考えれば娯楽路線の方がアクセスも集まる。最近はユーチューブの面白動画が流行ですが、ネットもこのように国民総白痴化現象が進んできる。

やはり日本が目を覚ますには、北朝鮮からミサイルが飛んでこないと、政界からネット界に至るまで目が覚めないのだろう。だから防衛官僚のトップがゴルフ三昧であっても笑えない現実はネットにも及んできている。

◆日本国民よ目を覚ませ! 朝日新聞に騙されるな!

      ∧朝∧
   ((  (-@∀@) ))  ずんずん・ずんずん・ずーんずずん♪
      _φ  ⊂)__  ずんずん・ずんずん・ずーんずずん♪
    /旦/三/ /|  
   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
   | .アサヒるw. |/


      ∧朝∧
     ( @∀@ )   旧防衛庁と山田洋行〜!ウェェェ〜イ♪
      /   \     守屋を証人喚問〜! ウェェェ〜イ♪
  (( ⊂( ( ) つ )) 
   / (_)J  /|  でも、その矢先ぃ〜
   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|   実は民主党・小沢も〜
   | .アサヒるw. |/  山田洋行から600万貰ってたのがバレた!


       ∧朝∧
      (∀@ー)つミ  でも、そんなの関係ねぇ!
      ⊂  ⊂彡  
     _ ( (_) ))_    でも、そんなの関係ねぇ!
   /  (_)  /|  
   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|   
   | .アサヒるw. |/


.      ∧朝∧
     ∩@∀@)  ハイ! 情報操作、おっぱっぴ〜♪
      ヽ  ⊂ )
     __(  (_⊃_
   /  (_)  /|
   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|   
   | .アサヒるw. |/


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