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米空母キティホーク室蘭入港 週末の一般公開に参加(JANJAN)
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投稿者 天木ファン 日時 2007 年 10 月 30 日 21:11:40: 2nLReFHhGZ7P6
 

http://www.news.janjan.jp/area/0710/0710284712/1.php

2007/10/30

 北海道室蘭市沖に26日7時頃に姿を現した、米海軍第7艦隊空母「キティホーク」<(8万2,000t 母港・横須賀)とイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」(8,580t)が室蘭港崎守埠頭に着岸した。周囲の埠頭や道路には市民団体の入港反対デモ隊と道警機動隊による、「睨み合い」が起き団体の市民が道警に反発する場面も見えた。


左:米海軍第7艦隊所属航空母艦「キティーホーク」。見学者で長蛇の列。右:同じくイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」(いずれも悠木和雅撮影)
 今回の入港の目的は「友好・親善」で、岩国で起きた米海兵隊事件や燃料流用疑惑の混乱の中入港した。入港歓迎式には新宮正志室蘭市長は出席せず、同じく艦上レセプションにも欠席した。

 上空には報道機関の取材ヘリが旋回し爆音を轟かせ、海上には室蘭海上保安部所属巡視船「えとも」と小樽海上保安部所属巡視船「しれとこ」など巡視船艇が警戒に当たっていた。

 埠頭周囲は道警によって一般車両駐停車禁止処置がされ、写真撮影に訪れ車を路肩に停車させてる人にスピーカーで「駐停車禁止です。車を移動してください。検挙しますよ。」などと警告する風景も見られた。

 崎守埠頭では乗組員たちに餅つきや室蘭やきとりを体験してもらっていた。

 入港に当たってリチャード・レン司令官は「乗組員全員が米国大使としてみなさんと交流させてもらいたい」と入港目的について話した。

 その後キティホークの1,000人とフィッツジェラルドの乗員が市内や札幌にバスで繰り出した。市内の飲食店街やゲームセンター、電気店にはたくさんの米兵が訪れ室蘭やきとりを堪能したり、UFOキャッチーで景品を取ったり、電気店でデジカメやデジタルオーディオプレイヤーなどを手に取り品定めをしていた。

 今回乗船していた米兵はキティホーク乗員約5,300人とフィッツジェラルド乗員450人で、キティホークの乗員は1日1,000人ずつ上陸する。

 翌27日、一般公開開始時間の午前9時前からシャトルバスにより移動してきた市民や道内から訪れた見学者たちで崎守埠頭には長い列ができた。

 シャトルバスは対岸のフェリー埠頭臨時駐車場発と旧室蘭駅横臨時駐車場発の2路線で大人600円、小学生300円、幼児無料で道南バス20台の体制で運行された。シャトルバスに乗車し、白鳥大橋を越えると警察車両による交通規制が随所で行われていた。崎守埠頭へと近づくにつれ見学者と警備担当者が増えてきた。

 ふと目を前にやると、そこには、まるで「ビル」が建っていた。そう、米海軍第7艦隊現役最年長航空母艦「キティホーク」が待っていた。満員のバスから降りると反対する団体が起こす「緊張」はどこにもなく、「友好・親善」ムードが漂っていた。

 艦上に上がるには、まず金属探知機を通らなければならない。バスが到着すると同時に、待ち時間5分程度の列ができた。身につけている金属類をかごに入れ、バックの中身を見せるだけですんなりと通れた。だが、テロ対策で一切の液体類の持込は許されず、ペットボトル飲料を泣く泣く回収かごに入れさせられる風景も見られた。

 笑顔の米兵の挨拶を受け、大きな階段を上り、いざ艦上へ。待ち受けていたのは電子戦機EA−6Bプラウラー。この機体は敵レーダーをジャミング(電子妨害しレーダーを使用不可能にする)し、友軍の作戦遂行を支援する機体。

 目線を右に向けると、ちょっとした事務所が入っているビル程度の高さもある、艦橋(操舵室)がみえる。マストには満艦飾(いろいろな旗を掲げている飾り)がされ、見学者を歓迎していた。艦橋直下にはE-2Cホークアイ早期警戒機とSH-60F/Bシーホーク対潜ヘリコプターが駐機してあった。


F/A−18C戦闘機(撮影:悠木和雅)
 そのほかにもF/A―18FスーパーホーネットのCAG(司令官搭乗機)が展示してあった。甲板上には約50機の艦載機が展示されていた。

 階段を降り艦載機のハンガー(格納庫)に入ると、5機のCAG機が展示されていた。
それぞれ飛行隊に1機あるCAG機が並べてあった。

 格納庫では武器の展示や飛行隊オリジナルグッズの販売が行われ、見学者たちは思い思いに品定めをしていた。

 次に、空母随伴艦のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」を見学した。こちらも列ができており多少待つことになった。

 艦上に上がると、後ろの空母と大きさを比べてしまう。やはり空母はとても大きい。順路を進むと機関砲が各舷3門づつあり、実際に触れて動かして見ることができた。重そうに見えるがとても軽く臨機応変に対応することができると感じられた。

 艦首に進むにはちょっとした「トンネル」をくぐる事になる。なぜトンネルかというと、イージス艦に搭載されている「SPYレーダー」を作動させると、人体に影響してしまうからだ。レーダーを作動させると天井についている赤色灯が点灯し大きくて厚い扉が閉まり、艦外に出れなくなる。そのため特殊なトンネルのような構造をしている。

 艦首と艦尾にはトマホーク巡航ミサイルなどを垂直発射するミサイルランチャー、艦首中央には5インチ単装砲が搭載されている。

 両艦、星条旗と日本の国旗を掲げ日米友好を表していた。米兵も「コンニチハ」「ドウゾ」「アリガトウゴザイマシタ」など覚えている日本語で会話するのが印象に残った。

 もちろん見学者も英語やボディーランゲージで会話していた。子供たちは「うわぁ〜すごい!」「大きい!」「かっこいい!!」「サンキュー」など感動していたようだ。初日の見学者数は9,000人超だったという(実行委員会調べ)。

 一般公開最終日の28日、この日は天候が回復し秋空が広がった。この日は27日よりも見学者数が多いと感じた。金属探知機には長蛇の列。空母艦上にあがる階段も列。15分ほど待ち、艦上に上がると秋の日に照らされた艦載機が1日前とはまた違う姿を見せてくれた。

 この日のフィッツジェラルド見学はゆうに1時間は待つのではないかというくらいの長蛇の列で、泣く泣く見学を諦める見学者もいた。2日目の見学者数は1万4,300人で、2日間の合計は2万4,000人に達し、実行委員会の予想を3,000人上回ったという(実行委員会調べ)。

 市内ではバレーボールや野球で室蘭市民と交流する行事も開かれ出港の30日まで日米友好がつづきそうだ。

(悠木和雅)



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