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福田総理から、「国連待機軍」構想を受け入れるという了解を取付けたのに、民主党幹部から連立の賛同が得られなかったため、代表の座を降りた、と見るのが本当の理由ではないだろうか。
大連立をすることで自動的に実現する「国連待機軍」構想が党幹部からの支持を得られないことで見切りをつけたのかも知れない。小沢氏は辞任表明で、参院でいくら国民の生活に密着した法案を出しても衆院で通らない。だから大連立すればそれらの法案が実現することになると言った。しかし、本当の理由は「国連待機軍」構想の実現にあったと思う。
「国連待機軍」構想は、小沢氏の長年の宿願ともいうべきものだ。十数年前の「普通の国」論でも主張していたはずだ。その主張を福田総理が丸飲みすると言ったものだから大連立に突っ走ろうとしたのだろう。
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