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伝えよう「大東亜戦争」の真実/フィリピンの密林で/食糧補給なしの末路【しんぶん赤旗】(どこへ行く、日本。)
http://www.asyura2.com/07/senkyo44/msg/621.html
投稿者 gataro 日時 2007 年 11 月 26 日 12:10:05: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10057223133.html から転載。

2007-11-26 11:31:50
gataro-cloneの投稿

伝えよう「大東亜戦争」の真実/フィリピンの密林で/食糧補給なしの末路【しんぶん赤旗】
テーマ:戦争責任(歴史)

戦争の悲惨さを伝える記録は数々あるが、タブーに近いものとして飢えからの「人肉食」がある。戦争を美化するために戦死者を「英霊」化する傾向が強まる中、このタブーはどうしても打ち破っていかなければならない。いかに醜悪であろうとも事実を明らかにしていくほか戦争美化の策動を粉砕する術はないからである。

【参考投稿】

『餓死した英霊たち』藤原彰著 「戦死者」の六割以上が餓死だった (かけはし2001.9.10)
http://www.asyura2.com/07/war87/msg/795.html
投稿者 gataro 日時 2007 年 1 月 10 日 19:58:33: KbIx4LOvH6Ccw

<人肉を求めて殺人を犯す狂気を描いた>大岡昇平「野火」の現実(有田芳生の『酔醒漫録』)
http://www.asyura2.com/07/war87/msg/791.html
投稿者 gataro 日時 2007 年 1 月 10 日 19:29:53: KbIx4LOvH6Ccw

<映画が描く戦場での人間の狂気>「軍旗はためく下に」と「ゆきゆきて神軍」
http://www.asyura2.com/07/war87/msg/793.html
投稿者 gataro 日時 2007 年 1 月 10 日 19:49:37: KbIx4LOvH6Ccw

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以下は G-Search 検索による記事ストックからの貼り付け。

伝えよう「大東亜戦争」の真実/フィリピンの密林で/食糧補給なしの末路
2007.11.17 日刊紙 14頁 社会 (全1,261字) 

 「友軍は人間の肉も食べた」。秋田県横手市の竹谷文吉さん(86)の証言は衝撃でした。

 二十一歳のときに召集された竹谷さんは、初めは中国東北部(旧満州)の牡丹江に配属されました。三年兵になった一九四四年の夏にフィリピンへの転進命令が出ました。「悲劇の始まりでした」 「絶対に負けない」はずの「皇軍」が「もしかしてやられるのではないか」と思ったのは、中国からフィリピンに向かう途中の海域からでした。兵隊が乗った輸送船がアメリカの潜水艦に次々と沈められたからです。

 中国からいったん鹿児島湾へ退避した後に、沖縄、台湾と島伝いにフィリピンにわたりました。上陸したのはルソン島の最北端。

 「マニラを目指して来る日も来る日も行進、行進。果たして目的地まで行けるのか」。アメリカ軍の爆撃は「チョットでも人影が見えるとすき間なく銃撃してきました。焼け野原になるまで投下される焼夷(しょうい)弾。想像を超えた大量爆撃。雨・霰(あられ)と降り注ぐ砲弾の量は『アメリカという国は何と豊かな国なんだ』と驚かされた」といいます。

 日本軍は小銃に少ない弾。刀による切り込み隊をつくっても「突っ込む前にやられてしまう」ぶざまな軍隊でした。「手も足も出ない。やられっぱなし」でした。土を食ってでも 「ミミズのごとく、土を食ってでも生き延びよ」。生き残っていた兵隊への兵団長の訓令でした。支給されたのはマッチ箱一杯分のもみ。「ミミズのごとく」といわれたことが耳にこびりつきました。

 食糧を持たずに補給路が断たれた日本軍は「虫、草、根っこ、木の実と、何でも食べた」といいます。竹谷さんは、川に下りていっては、蚊帳(かや)で作った網で魚をとりました。タニシや沢ガニ、川藻をとって隊長や仲間の兵隊に分け与えました。

 「部隊は指揮系統をまったく失い、ばらばらになった飢餓の兵隊の生活はまさに生き地獄」でした。日本軍の兵士は、食糧を多く持っていた友軍を襲い奪いました。「警戒しなければならなかったのは日本軍のゲリラに襲われて食糧を奪われること」だったと証言する竹谷さん。「母さん」といい 「密林の中に日本軍の兵士の遺体が転がっている。見ると足や腕などの肉が削(そ)がれているのです。食べるために削(そ)ぎ取られたのです」 「食い物あさりに仲間同士が奪い合い。元気な兵隊は襲われない。弱った兵隊が襲われて持っているものが奪われ、殺害もされた。ジャングルの外にはアメリカ軍がいる。中にはだれとも分からない同じ日本兵に狙われるという恐怖でおちおち眠ることもできなかった」 ジャングルの中は食い尽くされてバナナもイモも無くなりました。

 餓死者がジャングルの大きな木の下や洞くつに五−六人寄り添うように横たわっていました。落後者は一人置き去りにされて死ぬのは悲しく、「たのむからここで死なせてくれ」と、ウジのわいた死体の横に寄り添うようにして目を閉じました。

 「戦友は『あば…』(横手地方の方言でかあさん)といって死んでいきました。二度と戦争はするもんではない」 (菅野尚夫)

しんぶん赤旗


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