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はや年の瀬になったが凛とした主張を支持する(三上治)
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投稿者 クマのプーさん 日時 2007 年 12 月 14 日 21:10:32: twUjz/PjYItws
 

2007年12月14日発行 三十号
9条改憲阻止の会
TEL &FAX:03−3356−9932
E−mail:kyujokaikensoshi@utopia.ocn.ne.jp


 はや年の瀬になったが凛とした主張を支持する


 「おい、東京はさむくないのか。風邪はひかなかったか」「大丈夫だよ、俺が国会前に行った時は雨降ってなかったからね」。国会前の座り込みを気遣ってくれた地方の友からの電話だ。「今度は喜劇だな」「うん……」。我が友はなかなか教養豊かな男でマルクスの二度目は喜劇ってフレーズを何気なしに織り込んでいたのかも知れないが、喜劇なんて上等なもんか、こりや茶番だというのが僕の正直な感想である。再度の会期延長についてだ。政府与党は補給支援特措法案(テロ特新法)の衆院での再議決のためにだけ国会の会期を再度延長した。ただ、これは時間稼ぎのための所業であってそれ以外の何ものでもない。選挙で浮き足だった議員たちは腰も落ち着かず、顔は選挙区(地元)に向いている。まともな審議なんてどだい無理なことはみんな知っていることだ。ほんとにようやるね、というのが偽らざる感想である。

 補給支援特措法案のためというのなら、いったいこのための審議がどのように行われてきたというのか。僕らは10月の半ばから国会前での座り込みなどをしながら審議を見守ってきたが、会期を延長しなければならないような緊迫した審議が行われたとはとうてい思えない。政府与党は審議から逃げ、採決の時期を探ってきただけではないか。福田首相と小沢一郎との四谷ならぬ永田町怪談があり、また、市ヶ谷の森夜の思わぬ椿事もあって喜劇的な見所には事欠かなかったにしても、審議はおそまつの極みだった。

 政府与党のやったことといえば、アメリカ政府の高官を来日させ、給油活動の意義をアピールさせることだけではなかったか。このような行為が国民を説得することになると考える方がどうかしているのだ。国民は口には出さないにしてこんな知恵も見識もない所業を笑っているのだ。また、テロとの戦いなるものの現実を示すために、見え見えの軍事訓練をやったり入国審査を厳しくしたりしただけではないか。イラクやアフガニスタンで展開している「テロとの戦い」は「いかなる意味でテロとの戦いなのか」という素朴で当たり前の疑問に彼らは答えられないし、また答えようともしなかった。浮き彫りになったのは日本の政治家が自前の国家戦略を持っていないことだった。これは彼らが憲法9条の精神を侮蔑し、まともに考えてこなかったつけである。そして、逆に憲法9条の精神に支えられた日本の国家戦略を示唆もした。憲法9条が日本の世界やアジアでの関係の原則であることを改めて示したのだ。こうした状況の中での救いといえば、酒井啓子さん(中東専門の学者)や中村哲さん(アフガニスタンでの民間支援の医師)などがすぐれた見識を披瀝してくれたことだ。彼らはまた補給支援特措法に反対している。自分の頭と身体で考えることを失っている政府与党の議員たちは彼らの意見に耳を傾けてみてはどうか。

 薬害肝炎裁判の原告たちが大阪高裁の出した限定救済という和解案を拒否したと伝えられている。僕は凛とした主張として支持したいと思う。外部の人間というか、当事者でない人たちにとってこういう問題はなかなか難しい。僕らが、情報の多くを新聞やテレビや週刊誌によるほかなく、後は想像力を働かせるしかないからだが、薬害を受けた人たちの直接的な声が反映されることを願う。 (文責 三上治)                  

2007年12月13日発行 二十九号
9条改憲阻止の会
TEL &FAX:03−3356−9932
E−mail:kyujokaikensoshi@utopia.ocn.ne.jp


 偽装という言葉が流行った一年ではあったが、さて……

 2007年「今年の漢字」に「偽」が選ばれたらしい。「偽装」が摘発され、話題になって一年であったといえるからこれは妥当なのだと思う。ただ、「偽」が次々と摘発され、流行のようになっていく現象を見ながら感じたことがある。新聞やテレビは例によって面白おかしく、時には深刻なふりをしてそれの片棒を担ぎ報道しているが一口に「偽装」といわれるが、それにも様々あって一律には論じられないし、そうすることは危険であることを承知しているのだろうかということだ。「偽装」が批判され是正されなければならないこともあれば、それがやむを得ないこともあり、それで現実的には機能し生きていることもある。僕らの日常や周辺を見渡せば誰もが気がつくことではないのか。「偽装=悪」という言葉に乗せられないで、誰がやったどうした「偽装」であるかを見分けなければならない。

 僕は以前に自衛隊のアフガン戦争支援の補給活動が国家の偽装行為であると指摘したことがある。インド洋沖での給油活動がイラク戦争支援のための偽装行為であり、また、給油活動の大半がペルシャ湾での活動であったことは良く知られている。これについてはこのニュースでも再三言及したのであまり触れないが、お役所報告なるものはむかしから一種の「偽装報告」であったことを指摘しておかなければならない。役所(官僚)に都合のいいように報告書が作られ体裁さえ整えばいいのであって、そこには現実に生じたことや起こっていることは巧みに排除されているのだ。そいうことを傾向や体質として持つ世界である。そうであればこそ、役所(官僚)の文書や報告で偽装が摘発されたならば、より重大事と見なければならない。いつだってそれは氷山の一角が見えただけあることに想像力を働かせなければならない。政府はアフガン戦争支援の給油活動の偽装が指摘された時点で給油活動を断念するべきであり、それだけの重大事であることを自覚すべきなのだ。

 偽装といえるか、どうかは定かではないが、薬害報告の告知を患者に対して行わなかった行為はそれに匹敵する行為といえる。薬品メーカーや厚生労働省が薬害を知りながら患者への告知を怠ってきたのは重大な犯罪行為であるが、これも一種の偽装行為である。偽装が許されない世界での行為なのだ。薬害といのは因果関係の証明が難しいし、偽装と指摘するのも難しい。積極的にそういう問題を解明することを避け、消極的に振舞っていることは偽装行為といわれても仕方がないのだ。薬は怪しいもの、あるいは怖いものとは知られたものではあっても、生命に関わる行為や世界での偽装は許されないことだということを知るべきだ。「消えた年金」という問題が浮上している。5000万件以上の行方の分からない年金記録が3月までに照合され、処理されるなんて不可能であることは良くわかっていたはずではないか。僕は以前に校正業に携わっており、その種の仕事をやっていたのでそのことはわかっていた。参院選挙の最中に舛添氏(現厚生郎大臣)の宣伝車に遭遇し、演説を聞いたが偽装公約であると思った。選挙公約だからといって済まされることではない。国家権力や権力は「偽装」を摘発する側であるからこそ、自分たちの偽装が重大事であることを知るべきである。                    (文責 三上治)


2007年12月11日発行 二十八号
9条改憲阻止の会
TEL &FAX:03−3356−9932
E−mail:kyujokaikensoshi@utopia.ocn.ne.jp


 12月12日(水)〜14日(金)国会前座り込みへ

 毎度のことながら銀杏の話題で一席というわけだが、僕の家の近くの世田谷通りの銀杏は紅葉の真最中で綺麗だ。近くにはボロ市通りもあり、この12月15日(土)・16日(日)には恒例の「世田谷ボロ市」も開かれる。これは四百年ほど続くもので市や祭りの本来の匂いがある。友達から送られて写真でも銀杏の大木の鮮やかに紅葉したのがあった。そこにはむかしよく散歩した文京区にある関口芭蕉庵もあって懐かしかった。今回の座り込みの第一次打ち上げ(?)では、国会周辺で拾った「ぎんなん」でささやかなパーティもした。「ぎんなん」を拾って一杯という風流(?)なこころが果たして国会議員にはありやなしやの都鳥ということが話題になった。

 テロ特新法を最大の課題とした今国会はその終末の攻防を迎えている。自民党は参院で野党の否決を受けて衆院での再議決か、国会の再度の会期延長かの決断を迫られているが、僕らはこの法案反対の意思表示のためにまた国会前で座り込みを行う。12月12日(水)、13日(木)、14日(金)の3日間の座り込み行動を展開する。桃太郎旗をなびかせて、午前10時から行動を展開するので、多くの人が参加されんことを訴える。寒さに負けない防寒の用意をして加わって欲しい。

 少し前に、特措法で派遣された自衛隊員の自殺の件についてコメントをしたところ友達から電話がありいろいろ話した。その一つは自衛隊の海外活動の実態が国民の目に伏せられている光景は異様であるし、戦後のあり様を象徴しているところがあって、やはりよくないということだった。福田首相が国会議員の質問に答えた答弁書はそっけないもので、在職中(派遣中)に死亡した隊員は35人でうち自殺者は16人だというものだった。さらに、死因が不明のものは12人とある。戦闘のない地域への派遣であってみれば、自殺率は高いし、死因の不明なもの12人というのは変である。これらは期限内に整理された
官僚的数字であって実際はもっと多いのだろう、という話になった。派遣日から一時間でも経ればカウント外になるわけでそういう操作をしているのだろうとも話した。『軍旗はためく下に』(結城昌治)のことを思い出したが、本当のことは伏せられる公式の役所報告という体質は少しも変わってはいないのだ。その背後の寒々とした姿を自然に想像することができる。

 政府は不都合なことはひたすら隠し、役所報告と国際貢献の美辞麗句で飾る。政府の閣僚たちが街頭でマイクを握るのもいいが、本当のことを語ってみたらどうだ。派遣された自衛隊員たちの本当の声を伝えよ。それができなければ誰も国際貢献なるものを信用などしない。国際貢献という言葉で国民を説得したいのなら最低限それがなければなるまい。国民の政治への不信は政治が結局のところ官僚たちの所業を追随するところからくることが根にある。年金問題、薬害問題などすべてそうではないのか。テロ特措法で派遣された自衛隊の活動の実態が在職中の死因の報告にみられるような素っ気のないところに終始しているのは、その実態のうすら寒い現実に彼らも気がついていることを映し出している。(文責 三上治)

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