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http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080109AT3S0801X08012008.html
最終局面で野党混乱・給油新法案、民主の継続案にそろって反対
インド洋での給油再開のための新法案を巡る最終局面で野党の足並みが乱れている。原因は民主党が突然、提案した通常国会への継続審議案。採決見送りで与党による衆院再可決への批判を強めることができると踏んだが、他の野党はそろって反対を表明した。民主は対応を参院に一任し、再度、他の野党の説得を試みる。継続の可否にかかわらず、与党が今国会で衆院再可決するという方針は変わらないだけに、混迷の色が濃い。
継続案は7日夜の幹部会で輿石東参院議員会長が提起した。これまでは10日の参院外交防衛委員会と11日の参院本会議でそれぞれ否決する方針だった。仮に継続しても参院送付後60日が経過する12日には憲法の「みなし否決」規定が適用され、与党は衆院の3分の2以上で再可決できる。狙いは与党の「横暴ぶり」を訴えることだ。(07:03)
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