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鳥取の失跡男性に似た写真 平壌で３月撮影と調査会【東京新聞】
2007年7月9日 21時19分
北朝鮮による拉致問題に取り組む特定失踪者問題調査会は９日、１９８８年に失跡した鳥取県米子市の漁業矢倉富康さん＝当時（３６）＝とよく似た男性が今年３月、平壌市内で撮影された写真に写っていたと発表した。
専門家にも確認してもらったといい、調査会の荒木和博代表は「本人の可能性が極めて高い」として、北朝鮮に事実確認を求めるよう政府に要請する方針。
調査会によると、写真は今年３月１５日、訪朝した日本人旅行者一行が北朝鮮側関係者と平壌市の高麗ホテルで撮影。左端に立っているのが矢倉さんに似た男性で、通訳として同席したという。
専門家の見方では、男性は鼻筋が細く、ほお骨がとがっているほか、耳やまゆなどの特徴も矢倉さんに似ているという。
矢倉さんは８８年８月、同県の境港港から１人で出漁したまま消息を絶ち、竹島沖で船だけが見つかった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007070901000722.html
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