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http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-20487-storytopic-1.html
逮捕米兵はＰＡＣ要員 強盗致傷疑い
【沖縄】１５日午前、沖縄市路上で道を歩いていた女性（２０）の顔面を殴り、ショルダーバッグを奪ったとして強盗致傷の容疑で沖縄署に逮捕された米軍嘉手納基地の陸軍二等兵の少年（１９）が、パトリオット・ミサイル（ＰＡＣ３）配備のために来沖した要員だったことが同日、分かった。沖縄署が米軍に照会して明らかになった。同基地周辺自治体首長や住民らは配備段階から増員による治安悪化を懸念しており、事件発生に反発の声を上げた。
沖縄署によると、少年は２００６年１０月にＰＡＣ３配備要員として来沖した。一貫して容疑の否認を続けているという。
ＰＡＣ３配備に反対する声明を発表した嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会（三連協）の野国昌春北谷町長は「パトリオット・ミサイルの配備で要員が増えると、どうしてもこういった事件が起こるのではと心配だったが現実になった」と憤り、「米軍側には綱紀粛正や兵隊の教育をきっちりするよう求めていきたい」と話した。
沖縄地区防犯協会の太田範雄会長は「ＰＡＣ３関連で数百人が配備された。今後も同様の事件が起こる恐れがある」と危機感を募らせる。「地域も防犯団体が連携し、監視の目を強める必要が出てくる。住民は絶えず注意しなければならない」と指摘。「繁華街に監視カメラを早急に導入すべきだ」と強調した。
(1/16 9:41)
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