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(回答先: 【社説】フセイン大統領 死刑執行を急ぐべきでなかった [愛媛新聞］ 投稿者 white 日時 2006 年 12 月 31 日 11:11:10)
□フセイン死刑執行 [volvoの書き殴り日記]
http://blog.livedoor.jp/volvotoshi/archives/51426344.html
2006年12月31日
フセイン死刑執行
今年最後の日記がこのネタというのもどうかと思ったが、新鮮なうちに書いておこうかと・・・
フセイン元イラク大統領に対する絞首刑が執行されたのは、死刑確定からわずか４日後だった。イラク北部でのクルド人虐殺の真相や、イラン封じ込めのため８０年代に米国が旧フセイン政権を陰で支えた外交の裏側などが明らかにされないまま、口封じの様な死刑執行である。
背景には、治安悪化に歯止めがかからない現状をコントロールできないイラク政府の焦りがあると見られていますが、「イラン・イラク戦争などへのかかわりを蒸し返されたくない米国の思惑があるのではないか」との憶測も専門家の間で流れている。
元フセイン大統領時代、イラク北部でクルド人約１８万人が虐殺されたとされる「アンファル作戦」。イラン・イラク戦争末期にクルド人に化学兵器が使用され約５０００人が死亡したとされる「ハラブジャ事件」。イラク軍のクウェート侵攻などの真相解明等、その殆どが解明されること無く闇に葬られてしまった。
今回の死刑判決の罪状はイラク中部でシーア派住民が殺害された「ドジャイル事件」だけ。民間シンクタンク「湾岸研究所」（アラブ首長国連邦）のムスタファ・アーニ・イラク問題担当部長は他事件の法廷審理を待たず死刑が執行された点を「米国が直接関与した旧フセイン政権の犯罪が明るみに出ないよう米国が関与していないドジャイル事件が選ばれた」と説明していた。
これらのことからもアメリカがかつて親密だったイラクとの「蜜月」関係を暴露されるのを恐れ、死刑執行を早めたと見るのが妥当ではないかと思う。
かつてルーマニアのチャウセスクも口封じで処刑され、過去の事件が未解明になった事と同じではないのか？ 日本側から見ると、仮に北朝鮮の金正日が処刑された場合に、拉致事件等の真相がうやむやになってしまうことと同じ様な気がします。
しかし、この一連の裁判から死刑までの流れを見ると、まるで東京裁判と同じではないかと思えるが、やはり主導はアメリカ。
そして、一番裁かれなければならないのは、一連の謀略者であるアメリカのネオコン一味でありブッシュではないかと思うのだが・・・
皆様、来年も宜しくお願い致しますm(_ _)m
volvotoshi at 12:17│Comments(0)│clip!
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