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□故フォード元大統領、生前にイラク戦争の誤りを明言していれば現政権に影響していたはず
http://news.livedoor.com/article/detail/2970483/
故フォード元大統領、生前にイラク戦争の誤りを明言していれば現政権に影響していたはず
ワシントン・ポストのボブ・ウッドワード記者は12月28日付同紙で26日に死去したフォード元米大統領（共和党）が、生前にイラク戦争が誤りだったと考えていたことを示す記事を掲載した。（――部分はその引用）
――イラク戦争を正当化できないとする元大統領は2004年7月に、その内容の発表を死後とする条件付の（ウッドワード記者による）インタビューに応じていた。ブッシュ大統領がフォード政権にも参加した政府要人の協力の下にイラク戦争に踏み切ってから1年余りの段階でフォード元大統領は「私だったら戦争はしなかったと思う」と述べていた。
コロラド州ビーバークリークの自宅でフォード元大統領はイラク侵攻を正当化しようとするブッシュ大統領の説明には「とても」同意できないとし、強力な制裁措置といったような別の選択肢の推進が望ましいとしていた。
テープレコーダーで録音したインタビューの中でフォード元大統領は、ブッシュ大統領だけでなく、フォード政権で大統領首席補佐官を務めたディック・チェイニー副大統領や両政権で国防省のトップに就任したドナルド・ラムズフェルド前国防長官にも非難の矛先を向けていた。――
フォード大統領が命のある間に公然とイラク戦争の非を唱えなかったのは残念だ。私の推測が間違っていなければ、元大統領はイラク戦争批判の公言を潔しとせず避けていたのだろうが、立場を明確にしていればブッシュ大統領の政策に影響を与えていたはずだ。
いずれにせよ、フォード元大統領がブッシュ政権の面々に意見していれば、イラク侵攻をめぐり健全な保守派の啓発的な見方をはっきりと示すものになっていたであろう。【了】
■オリジナル記事：Ford said Iraq war not justified
■ブログ： ノースウエスト・プログレシブ・インスティチュート（Northwest Progressive Institute）（2006年12月27日付）より
■筆者 スティルウエル（stilwell）氏:
ノースウエスト・ブログレシブ・インスティチュートはアンドリュー・ビルヌーブ氏が運営するリベラル派政治ブログ。米国の国政だけなく、地方政治や世界情勢まで幅広く論じる。
ブログバースト（BLOGBURST）提供
＊このブログで書かれている内容については、筆者個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解や意向を示すものではなく、ライブドアにより承認されたものではありません。また、このブログの筆者はライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
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翻訳：ライブドア・ニュース 戸塚雅美記者／nk
(参照：http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2007年01月08日19時02分
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