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(回答先: 市街戦に油を注ぐブッシュのイラク政策 [イラク情勢ニュース] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 11 日 23:31:33)
□イラク新戦略、米民主党が批判 共和党にも反対の声 [CNN]
http://cnn.co.jp/usa/CNN200701110014.html
イラク新戦略、米民主党が批判 共和党にも反対の声
2007.01.11
Webpostedat: 15:48 JST
- CNN
ワシントン（ＣＮＮ） 米国のブッシュ大統領が１０日夜に発表したイラク新戦略について、上下両院で多数派となっている野党民主党からは、おおむね軽べつの声があがっている。一方の与党共和党には、支持を表明する議員が多いが、慎重な態度や反対の姿勢を取る議員も少なくない。
上院では、民主党を代表しダービン副院内総務が、「先日の中間選挙で米国民が求めた変化は、この戦争をエスカレートさせることではない」と、２万人規模の増派を含むブッシュ氏の新戦略を批判。「大統領の計画は、米国のイラクへの関与を、新たな方向ではなく、間違った方向に導いている」と言葉を重ねた。
そのうえで、米兵のイラクからの整然とした撤退を主張。イラクが増強しなくてはならないのは軍事力ではなく外交力だと訴えた。
２００８年大統領選の民主党候補として名前があがっているオバマ上院議員はＣＮＮの番組で、「イスラム教スンニ派とシーア派を政治的和解に導くという大統領の発言には、政治的な戦略がまったくみられない」と論評。
もう一人の有力大統領選候補のクリントン上院議員は「イラクの軍事的、政治的現実から目をそらし続けるブッシュ政権のイラク政策は、能力の無さと傲慢さによって汚れている」と非難した。
一方、共和党のグラハム上院議員は、ブッシュ氏の新戦略を「非常に必要とされていた変化だ」と評価。コーニン上院議員は「イラクを投げ出せという人もいるが、そうすれば米国の安全保障が脅かされる」「大統領が今夜示した戦略は、イラクに平和と安定のチャンスをもたらす」と支持を表明した。
ただ、共和党内にも異論はある。ボイノビッチ上院議員は「現時点では、増派だけで宗派間抗争や武力衝突が止むかどうかは疑わしい」と、新戦略に懐疑的な見方を表明。ヘーゲル上院議員は、増派の方針について、「間違った考えに基づいた戦略であり、米国に多大な犠牲を強い、勝ち目のない泥沼の深みに引き込むものだ」と非難した。
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