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http://news.livedoor.com/article/detail/3000320/
「中東での軍事力増強の説明を」＝米の対イラン政策を批判―ロシア外相
【モスクワ２７日】ロシアのラブロフ外相≪写真≫は２７日、米国のイランに対する強硬な政策を批判するとともに、空母増派など中東地域で軍事力を強化していることについての説明を求める考えを明らかにした。
ラブロフ外相は、中東和平を仲介する米ロ、国連、欧州連合（ＥＵ）の４者が来月初旬にワシントンで開く協議の場で、ロシア側の懸念を米国に伝えると述べた。同外相は、「米国の激しい物言いと同様に中東地域で軍事力展開が拡大している。この点がワシントンで解消したい疑問の１つだ」と語った。
またラブロフ外相は、米国が核開発を進めるイランに対して武力行使に踏み切る場合、国連を経ずに実行に移す可能性があると警告していることを批判した。
一方、同外相は、中東和平問題の対話の枠組みにイランやシリアを加えるよう求めた。両国は、イスラエル・パレスチナ間の紛争やレバノン危機に良い影響を与えることができるとの考えを示した。〔ＡＦＰ＝時事〕〔ＡＦＰ＝時事〕
2007年01月28日08時00分
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