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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2007/02/01
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108212515.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集＆発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2007/02/05 (月)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート ２００７年２月１日付
◆病院の報告書： 米軍のハディッサ封鎖で先週１６人死亡
◆リドワニヤ： レジスタンス戦士がブラックホーク撃墜
◆アザミヤ： シーア派民兵がまたもスンニ派地区を攻撃
◆バイジの戦闘で米兵２人死亡
◆バイジ： レジスタンスの爆弾で米兵４人死亡
◆ドルイヤ： 米軍がエジプト人医師事務所を襲撃
◆マフムディヤ： 米軍機がモスクを完全に破壊、１１人死亡
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□イラク・レジスタンス・レポート ２００７年２月１日 木曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Thursday, 1 February 2007
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http://www.albasrah.net/en_articles_2007/0207/iraqiresistancereport_010207.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆病院の報告書： 米軍のハディッサ封鎖で先週１６人死亡
Hospital report: US blockade on al-Hadithah kills 16 civilians in one week
ハディッサ病院は、米軍による封鎖が続いた結果、先週１週間で市民１６人が死亡し
たと伝える医療報告を発表した−−イスラム・メモが２月１日午後２時４０分の速報で
報じた。
イスラム・メモの通信員は、病院が発表した報告書は６人の妊婦、早産だった４人の
赤ちゃんと子どもたち、４人の高齢者が封鎖の結果として死んだと報じた。
米軍はハディッサ市への出入りをすべて禁じてきた。彼らはまた車での通行を全面的
に禁じたのに加えて、市内への電気と水道の供給も停めた。
◇カイム： レジスタンスが米軍陣地を迫撃砲で破壊
◇ヒート： レジスタンスの爆弾が傀儡軍の巡回車両を破壊
◇ハバニヤ： レジスタンスの迫撃弾で傀儡警官が死亡
◇ラマディ： 警察が学生を中心に住民５０人を拘束
◇ファルージャ： レジスタンスが迫撃弾で警察署を破壊
◇ファルージャ近郊： レジスタンスの爆弾で米兵負傷
◇サクラウィヤ： レジスタンスが米軍基地を砲撃
●バグダッド Baghdad
◆リドワニヤ： レジスタンス戦士がブラックホーク撃墜
Resistance fighters shoot down American Black Hawk helicopter in ar-Ridwaniyah
１日午後、西バグダッドのリドワニヤ地区で米軍ヘリ・ブラックホークが撃墜された
−−イスラム・メモが１日夜１１時５９分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は匿名を求めたリドワニヤ警察関係者の話として、イラク・
レジスタンスがリドワニヤで米軍を待ち伏せ攻撃して戦闘になり、戦闘は１時間半も続
いたとレポートした。戦闘が激しくなると、米軍はヘリの支援を要請し、レジスタンス
戦士がヘリに銃撃して１機をリドワニヤ中心部の大統領宮殿近くで撃墜した。
米軍は戦闘が勃発した一帯に非常線を張り、それは記事を書いている夜間まで続いた。
米軍は撃墜されたヘリの回収と乗員の捜索を助けるために、ヘリと装甲車を使って一帯
を照らした。
◇アミリヤ： レジスタンスが米兵を戦闘
◇アダン広場： レジスタンスの自爆車両が検問所を爆破
◆アザミヤ： シーア派民兵がまたもスンニ派地区を攻撃
Shi‘i militias resume their assault on Sunni district of al-A‘zamiyah
親イランのシーア派民兵が北バグダッドにあるスンニ派居住地アザミヤ地区への攻撃
を再開し、迫撃弾を撃ちこんだ−−イスラム・メモが１日１２時４０分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は目撃者の話として、１０発以上の迫撃弾がこの２時間に域
内で炸裂したとレポートした。それはイラクを宗教で分割するためにスンニ派住民を排
除する一環であり、バグダッドのスンニ派住民を攻撃する宗派至上主義の策動として連
続している。
イスラム・メモは同日午後５時５７分の速報で、親イランでもあるシーア派民兵の砲
撃が市民２人を殺害し、２２人を負傷させたとレポートとした。
シーア派民兵は２月１日に２度、アザミヤ地区を砲撃したが、どちらもチグリス川を
はさんで対岸に位置するカジミヤ地区からマフディ軍が撃ったものだった。
アザミヤ地区住民は、イラク・レジスタンス戦士が迫撃砲を撃ち返してカジミヤの基
地を爆破したと報告した。
宗教と民族にそったイラク分割策は、しばしばイラク「連邦」を樹立するという言葉
でカムフラージュされているが、アメリカとイスラエルの政治家が長年あたためてきた
計画で貫かれている。
※参照： イラク分割とネオコン戦略／レポート2006/10/08
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/06_Resistance_Report_20061008.html#neocon-strategy
◇バグダッド住民がシーア派民兵の攻撃を跳ね返す
◇シーア派民兵がイスラム法学者協会の本部を砲撃
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇チクリート： ベルト爆弾の自爆戦士が知事を狙う
◆バイジの戦闘で米兵２人死亡
Two US troops reported killed in fighting in Bayji
１日朝、イラク・レジスタンス戦士の狙撃がレジスタンスと米軍との激しい戦闘にな
り、アメリカ兵が狙撃手を捜索しているさなか、バグダッドの北約２００キロのバイジ
市中心部で、レジスタンス戦士がアメリカ兵２人を射殺した−−イスラム・メモが１日
午後２時１５分の速報で伝えた。
バイジのイスラム・メモ通信員は目撃者の話として、イラク人狙撃手が一帯を捜索中
のアメリカ兵を射殺したとレポートした。目撃者の話によると、パトロール中のアメリ
カ兵は攻撃のあと即座に撤退したが、２時間後、レジスタンスの狙撃手を捜索するため
に部隊を増強して戻ってきた。
レジスタンスの遊撃チームが軽・中機関銃で米軍に応戦し、両陣営のあいだで激戦が
１時間ばかり続いたが、２人目のアメリカ兵が殺され、別の２人も負傷した。
◆バイジ： レジスタンスの爆弾で米兵４人死亡
Four US troops believed killed in Resistance bomb attack in Bayji
イラク・レジスタンスの自爆戦士が爆発物を積んだ車で米軍パトロール部隊に突入し
た−−イスラム・メモが１日午後１時２０分の速報で伝えた。
バイジのイスラム・メモ通信員は市内の目撃者が語ったこととして、爆弾を積んだ車
はバイジの工場地帯とマズラア地区のあいだで米軍パトロール部隊のなか突入したとレ
ポートした。この爆発で米軍ハンビーが完全に燃え尽き、少なくとも米兵４人と思われ
る乗員全員が死亡した。
目撃者たちは、その攻撃のあと米軍は焼死した遺体を後方に移送したが、車両の座員
外はその後も３時間ほど燃えていたと話した。
◆ドルイヤ： 米軍がエジプト人医師事務所を襲撃
US troops raid Egyptian doctor’s office in ad-Dulu‘iyah
１月３１日、バグダッドの北１００キロに位置するドルイヤ市で、米軍はエジプト人
内科医をレジスタンス戦士をかくまい支援した容疑で逮捕した−−イスラム・メモが１
日午前１１時３５分の速報で伝えた。
ドルイヤのイスラム・メモ通信員は地元目撃者の話として、アメリカ兵がマフムード
・アッ・シャワラビ医師（エジプト人）の自宅と診療所を急襲したとレポートした。彼
がケガをしたイラク・レジスタンス戦士に治療と保護を提供したという容疑だった。目
撃者の話によると、米軍は玄関を破って押し入り、屋内の家具まで乱暴に捜しまわった。
彼らはアッ・シャワラビ医師と助手１人（彼もエジプト人）を逮捕した。
●バビル州 Babil Province
◆マフムディヤ： 米軍機がモスクを完全に破壊、１１人死亡
US warplanes obliterate largest mosque in al-Mahmudiyah,
killing an estimated 11 worshippers.
米軍機がマフムディヤ市内最大のモスクであるハムザのモスクにミサイル攻撃をおこ
なった−−イスラム・メモが１日夜１０時９分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は、米軍機がミサイル４発をモスクに発射し、１５００人の
礼拝者を収容可能な大モスクは崩壊した。
同通信員のレポートによると、衝撃的な米軍空襲の当時、モスク内で礼拝していた人
々の数は導師と１０人の信者だったとみられる。モスクの礼拝場に人が少ない時間だっ
た。モスクが崩壊したあと米軍はマフムディヤ市を包囲し、封鎖はレポートしている時
もまだ続いていた。
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オリジナル（英字） 編集 Muhammad Abu Nasr：
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
イラク情勢ニュース（URUK NEWS）
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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