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http://www3.nhk.or.jp/news/2007/02/15/d20070214000153.html から転載。
“６か国が合意守ると確認”
６か国協議を終えて北京から帰国の途に就いたヒル次官補は１４日午後、経由地の成田空港で記者団の取材に応じました。
この中で、ヒル次官補は、アメリカの保守派から６か国協議のさきの合意を北朝鮮が守る保証はなく、安易な妥協だと批判されていることについて、「批判もあるのは覚悟している。過去の政権が北朝鮮と２国間協議しか行わなかったのに対し、今回は６か国すべてが合意を守ることを確認できていると思う」と述べ、１９９４年に結ばれた米朝の枠組み合意のときとは異なり、北朝鮮が合意をほごにすることはないはずだと主張しました。
また、ヒル次官補は、日本政府が拉致問題に具体的な進展がなければ直接的にはエネルギー支援を行わないとしていることについて、「日本の立場を完全に理解している」と述べたうえで、「６か国協議は朝鮮半島の非核化のみならず、この地域のさまざまな問題にも取り組もうという野心的なプロセスだ。だからこそ日朝の関係正常化を含めた作業部会の設置は非常に重要だった」と述べ、作業部会を通じた拉致問題の進展にあらためて期待を示しました。
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