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□「イラク国内のイラン製爆弾に対策必要」と米大統領 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200702150004.html
「イラク国内のイラン製爆弾に対策必要」と米大統領
2007.02.15
Web posted at: 10:55 JST
- CNN
ワシントン（ＣＮＮ） ブッシュ米大統領は１４日、約２カ月ぶりの記者会見で、イラク過激派が同国駐留米軍を攻撃する際に使用している爆弾について、イラン指導者が供給に関与しているか不明であるもののイラン製であると明言し、米国が対策を取る必要性を指摘した。
大統領は、爆弾がイラン最高指導者ハメネイ師が直轄するイラン革命防衛隊のアルクッズ部隊によって供給されているとの認識を明らかにしたうえで、「アルクッズ部隊はイラン政府の一部だが、誰の指示で動いているか不明だ」と述べ、米国が対策を取ることが重要だと強調した。
大統領はまた、米国が対立の根拠を作り出しているとの意見を「ばかげている」と一蹴（いっしゅう）し、「わたしの任務は米軍を守ること。イラクで米軍に被害を与えている武器を発見した際、その対策を講じるのは純粋で単純なことだ。それが戦争の口実を作ろうとすることを意味するのか」と反論した。
大統領はこのほか、イラン核問題に言及し、米国のみならず国際社会が引き続き注視するべきだとして「イラン人に核開発を中止するよう説得するより効果的な方法があると思う」と述べた。また、米軍イラク増派が順調に進んでいるとしたうえで、米上下両院で過半数を占める民主党が戦略への賛否とは無関係に、戦費拠出と任務遂行に協力するべきだとの見解を示した。
大統領はさらに、北朝鮮核問題をめぐる６者協議の合意文書採択を「良き第一歩」と歓迎し、議長国・中国の尽力を評価。ただ、北朝鮮が合意に従って約束を遂行する必要性があると指摘した。
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