(回答先: 読売【イランで武装集団が警察と銃撃戦、政府「背後に米国」】 投稿者 木村愛二 日時 2007 年 2 月 18 日 07:18:06)

米国、イスラエル、スンニ派が対イラン同盟（ＣＦＲのＨＰ記事）

これは１月２３日付でCouncil on Foreign Relations (CFR)のＨＰに掲載された記事です。これは、コロンビア大学教授で、フォード、カーター、レーガン政権の下で国家安全保障委員会イラン関係顧問を務めたゲイリー・シックとの対談なのですが、この中でシックは、米国とイスラエルとスンニ派アラブ人が、非公式な対イラン同盟を結びつつあることを語っています。

このシック（Sick！むかつく！）はコロンビア大学でペルシャ湾岸の地政学研究Gulf 2000 Projectを主催しており、実質的な米国の対イラン戦略を組み立てる重要なシンクタンクを形作っています。
http://gulf2000.columbia.edu/

先日来、イランで起こっている騒動は、おそらくこのような動きと関連があるでしょう。対談の最初にある紹介文だけを貼り付けておきます。対談自体をお読みになる方は次のサイトにお進みください。

http://www.cfr.org/publication/12477/sick.html?breadcrumb=%2Fregion%

Sick: Alliance against Iran

Interviewer: Bernard Gwertzman, Consulting Editor
Interviewee: Gary G. Sick, executive director of the Gulf/2000 Project, Columbia University

January 23, 2007

Gary G. Sick, a former National Security Council adviser on Iran, says an “emerging strategy” is developing that brings the United States, Israel, and Sunni Arab states in an informal alliance against Iran. He does not believe the United States would launch a military attack on Iran at this time because it lacks the military ability to be in Iraq and Iran at the same time.
Sick, founder and executive director of Columbia University’s Gulf 2000 Project that conducts research on Persian Gulf countries, also says a “very serious opposition” to President Mahmoud Ahmadinejad is developing in Iran. Because of this, he says the Iranians will soon be willing to seek a deal on their nuclear program.

（以下、省略）

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