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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070310AT2M0901C09032007.html
米太平洋軍次期司令官、中国軍と積極的に交流
【ワシントン＝丸谷浩史】米太平洋軍のキーティング次期司令官は8日、承認のため上院軍事委員会で証言し、中国の動向について「中国人民解放軍とあらゆるレベルで積極的に交流し、中国軍の装備と能力に最大限の注意をはらう」と述べた。中国の軍事的透明性を高める観点から、共同訓練などを通じて交流を深める考えを示した。
太平洋軍はハワイに司令部を持ち、在日米軍などを統括する。キーティング次期司令官は「中国の軍事費は増大しているが、現時点での報告が正確であれば技術面では米軍に後れをとっている」と指摘した。そのうえで「この地域の懸念要因である水中作戦では、攻撃・防御両面で米軍は顕著に先んじている」と、原子力潜水艦などの能力への自信を示した。
中国と台湾の関係では「中国は攻撃用兵器を注意深く扱わなければならない。我々は中台の非公式な対話を奨励していかなければならない」と語った。(07:00)
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