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反米諸国に移る石油利権 [田中宇の国際ニュース解説]
http://www.asyura2.com/07/war90/msg/201.html
投稿者 white 日時 2007 年 3 月 20 日 11:15:15: QYBiAyr6jr5Ac
 

□反米諸国に移る石油利権 [田中宇の国際ニュース解説]


田中宇の国際ニュース解説 2007年3月20日 http://tanakanews.com/

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★反米諸国に移る石油利権
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 3月11日付けのフィナンシャル・タイムス(FT)に載った「新しいセブン・
シスターズ」(The new Seven Sisters: oil and gas giants dwarf western
rivals)という記事は、私から見ると、まるで「アメリカの中枢に陣取る
多極主義の勢力が書かせた記事広告」である。
http://news.ft.com/cms/s/471ae1b8-d001-11db-94cb-000b5df10621.html
http://www.gulfnews.com/business/Business_Feature/10111310.html

「セブン・シスターズ」は、7社で世界の石油利権を支配しているといわれる
米英の石油会社で、エクソン、シェブロン、モービル、ガルフ石油、テキサコ
というアメリカの5社と、ブリティッシュ・ペトロ−リアムス(BP)、ロイ
ヤル・ダッチ・シェルというイギリス系の2社を指していた。1980−90
年代の国際石油業界の再編によって、エクソンとモービルが合併し、テキサコ
がシェブロンに吸収され、ガルフ石油は分割されてBPとシェブロンに吸収さ
れたことで、セブン・シスターズは4社に減った。この4社が世界の「石油利
権」を握り「石油はアングロ・サクソン(米英)が支配する」というのが、こ
れまでの常識である。

 ところが問題のFTの記事によると、今やこれらの米英の石油会社は、世界
の石油利権を支配していない。米英のシスターズは、すでに「旧シスターズ」
になってしまっており、代わりに欧米以外の国有石油会社が「新シスターズ」
を結成し、それが世界の石油と天然ガスの利権を握るようになっているという。

 新しいセブン・シスターズとは、サウジアラビアのサウジアラムコ、ロシア
のガスプロム、中国のCNPC(中国石油天然ガス集団)、イランのNIOC、
ベネズエラのPDVSA、ブラジルのペトロブラス、マレーシアのペトロナス
の7社である。これらは、いずれも所属する国の国営企業である。

 FT紙は、石油業界の多数の経営者たちに意見を聞いた上で、この7社を新
シスターズとして選定したという。7社は合計で、世界の石油・ガスの産出量
の3分の1、埋蔵量の3分の1を握っている。これに対して旧シスターズの
4社は、保有油田が枯渇傾向にあるため、今では産出量の1割、埋蔵量の3%
しか持っていない。

 旧シスターズは、ガソリン、軽油、石油化学製品など、業界の川下の加工品
分野を握り続けているため、企業としての収益率は新シスターズより高い。だ
が、企業価値を表す株式の時価発行総額で見ると、1位はエクソン・モービル
が維持しているものの、2位と3位は、BPとシェルが落ち、代わりにガスプ
ロムとCNPCが上昇して取って代わった。

 国連の国際エネルギー機関によると、これまでの30年間に新たに開発され
た油田・ガス田の40%は旧シスターズ管轄下の欧米諸国に存在していたが、
今後40年間に開発予定の油田・ガス田の90%は新シスターズが強い発展途
上国に存在している。

 FTによると、こうした変化を踏まえ、世界のエネルギー業界のルールは、
これまで旧シスターズが決めていた状況から、新シスターズが結束して決める
状況に、すでに転換している。新シスターズの台頭の背景にあるのは、発展途
上国での資源ナショナリズムの勃興で、以前からのその動きが、最近になって
石油覇権の移転というかたちで結実したのだとFTは分析している。

▼反米的な国々ばかりを集めて新シスターズ

 新シスターズ7社、7カ国の顔ぶれを見てまず感じるのは、7カ国はすべて、
ブッシュ政権の中枢にいるタカ派やネオコンから攻撃の対象にされ、その反動
で、程度の差はあれ、いずれもアメリカの単独覇権体制を嫌っていることである。
http://fallbackbelmont.blogspot.com/2007/03/who-are-seven-sisters-of-oil.html

 7カ国のうち、イランのアハマディネジャド政権と、ベネズエラのチャベス
政権の2つは反米主義を方針に掲げ、相互に連携を強めている。残りの5カ国
は、反米を政権の方針にしてはいないものの、サウジアラビアとマレーシアと
いうイスラム教徒の2カ国は、イスラム教を敵視するブッシュの「テロ戦争」
のやり方に反対しており、ロシアと中国は、アメリカから軍事包囲網を仕掛け
られ、協調して対抗的な覇権拡大を行っており、国連安保理でも米英に反旗を
翻している。ブラジルは、ベネズエラとともに、反米的な傾向を強める中南米
諸国の中で主導的な役割を果たしている。

 新シスターズの7社が、すでに誰の目から見ても旧シスターズの4社をしの
ぐ石油ガス会社になっているのなら、FTの指摘は純粋な経済的現実に基づい
たものと考えることもできるが、新シスターズ7社のうち、サウジアラムコと
ロシアのガスプロム以外は、潜在力はあるだろうが、今すでにすごい会社であ
るという感じがしない。中国のCNPCは、経済成長でエネルギー需要が急増
しそうな中国の今後に備え、世界中の油田の利権を買い漁って大きくなった会
社であり、油田を高値づかみした懸念がある。イランは経済制裁を受け、国内
需要を満たす分の精油所も満足に作れない惨状で、NIOCは今後イスラエル
かアメリカがイランを空爆したら施設を破壊され大損害を被る。

 こうして見ると、ことさらに反米・非米的な国々の国営石油会社ばかりをな
らべて「彼らが今後、世界の石油利権を握る」と主張しているFTの記事は、
経済的な実態より、政治的な意図に基づくものであると感じられる。

 ブッシュ政権は、単独覇権主義や暴力的なテロ戦争によって、ことさらに世
界中の反米感情を煽り、アメリカに対する外交的な信頼を失墜させるとともに、
イラクやアフガニスタンで軍事力を浪費し、財政赤字の拡大などによってドル
や米国債に対する信頼を落とすという、外交・軍事・経済における世界的な影
響力(覇権)を失墜させているが、私は以前から、ひどい失敗を何回も繰り返
しても強硬な方針を変えないブッシュ政権は、うっかり失敗しているのではな
く、故意に失敗を重ねていると疑っている。
http://tanakanews.com/g1205iraq.htm
http://tanakanews.com/e1126dollar.htm

 ブッシュ政権の故意の自滅戦略の中心はチェイニー副大統領で、その戦略の
目的は、国際社会の体制を、アメリカ単独覇権から、アメリカ・EU・ロシア
・中国・アラブ諸国などが並び立つ多極的な覇権体制へと転換させ、それによ
って世界の経済成長の先導役を多極化し、世界経済の成長を持続することでは
ないかと考えてきた。
http://tanakanews.com/g0509dollar.htm

 ブッシュ政権が世界の反米感情を扇動し、世界の覇権と経済を多極化しよう
としていると考えている私から見ると「今後の世界の石油利権は反米・非米的
な国々が握る」と指摘している今回のFTの記事は、こうしたブッシュ政権の
隠された方針とぴったり一致している。その意味で、今回の記事は「多極主義
者の記事広告」であると私には見えた。

▼地球温暖化問題との関係

 今回の記事は、広告的な臭いはするが、その一方で、状況証拠から考えてい
くと、絵空事ではなく、今後実際に世界の石油利権は反米・非米的な新シスタ
ーズに握られていく可能性が高いと感じる。私が見るところ、ブッシュ政権に
多極化をやらせているのはニューヨークの資本家たちであるが、彼らの中には、
旧シスターズのうちエクソン、モービル、シェブロンを握っていたロックフェ
ラー財閥がおり、シェルなどイギリス系の2社を握るロスチャイルド財閥も彼
らの一味である。
http://tanakanews.com/070227warming.htm

 石油利権の当事者である彼らが、世界経済の成長を維持するために覇権の多
極化が必要であり、その一環として石油利権を英米から非米諸国に移転させた
方が良いと考えているのなら、現実はいずれその通りになると予測される。
(ロックフェラーやロスチャイルドは、自らの利権を手放していることになる)

 世界の石油利権が、米英から非米・反米諸国に本当に移転するのだと考えた
上で、世界で起きていることを見渡すと、いろいろと合点がいくことがある。
その一つは、イギリスのブレア政権が地球温暖化問題を煽り、EU全体で二酸
化炭素の排出規制を強化しようと動いていることとの関係である。
http://www.prisonplanet.com/articles/march2007/130307doanything.htm

 旧シスターズから新シスターズへの転換は、欧米が石油ガスに関する利権を
失うことを意味する。欧米が新シスターズから威圧されないようにしようと思
ったら、石油やガスの使用を減らすしかない。代替方法として唯一現実的なの
は、原子力の利用を増やすことだ。最近、石油やガスの利用を敵視する地球温
暖化問題が喧伝されるのは、先進国にこの転換を引き起こすことが一つの目的
だろう。表向きは、風力やバイオ燃料などの開発も目標とされているが、それ
らの代替エネルギーが大規模に実用化されるまでには、まだ非常に長い年月が
かかる。
http://neinuclearnotes.blogspot.com/2007/03/new-seven-sisters-and-implications-for.html

 欧州は地政学的に、西の英米と、東のロシアとの間に立ち、ドイツはロシア
と組んでも良いと考える傾向が強いが、逆にイギリスはロシアを敵視する傾向
が強い。ロシアはEUへの最大手の天然ガスの供給元になっており、石油ガス
利権の非米化が進めば、ロシアの優位はもっと強まる。以前に脱原発を決めて
いるドイツは「原発よりロシアの方がましだ」と考える傾向があるが、イギリ
スは「ロシアより原発」と考えて「反石油」的な地球温暖化問題の危機を扇動
している。

▼軍事産業でも非米諸国の台頭

 中東で石油利権の移転と関係ありそうなのは、チェイニーが副大統領になる
前に経営していた石油掘削技術の大手企業「ハリバートン」が、本社を米テキ
サス州からドバイに移転することだ。石油利権が多極化されると、サウジやイ
ランなどの中東ペルシャ湾岸の産油地域にあるドバイの方が、テキサスよりも
大きな石油ビジネスの中心になる。チェイニーが真のアメリカ単独覇権主義者
なら、ハリバートンのドバイ移転は許さないだろうが、私が考えているように
単独覇権主義のふりをした隠れ多極主義者だとしたら、むしろドバイへの移転
を現経営陣に勧めるだろう。すでにハリバートンは一昨年、子会社を通じてイ
ランのガス田開発を受注していることが発覚し、米議会などで批判されていた。
http://news.independent.co.uk/world/americas/article2355966.ece
http://www.dailytimes.com.pk/default.asp?page=story_10-1-2005_pg4_17

 もう一つ中東関係で言うと、石油利権の非米化は、イスラエルにとって致命
的な問題になる。前回の記事( http://tanakanews.com/070313oil.htm )に
書いたように、石油利権は旧シスターズの時代から親アラブ・反イスラエル的
なところがあったが、新シスターズはその傾向がさらに強く、イスラエルの味
方をしてくれる国は一つもない。イランはイスラエル敵視を公言し、サウジと
マレーシア、ロシア、ベネズエラは、公言こそしないが同じ気持ちだろう。

 その一方で、世界有数の石油埋蔵量を持つイラクは、いずれアメリカの占領
が終わったら、その後はイランやサウジアラビアの協力を得て油田の開発を再
開し、イラクの国営石油会社が新シスターズの仲間入りする公算が大きい。そ
のような展開を好まないイスラエル系の勢力は、クルド人の独立を支援し、イ
ラクを分割しようとしている。米軍が撤退する前に、石油新法によって欧米企
業にイラクの石油利権を分配しようとする動きもある。
http://www.atimes.com/atimes/Middle_East/IB28Ak02.html

 これまで米英が握っていた利権が、反米的な国々に移転している状況は、石
油ガスだけに限らない。良く似たことが、軍事産業でも起きている。米議会の
調査機関(Congressional Research Service)によると、2004年から05
年にかけて、世界の武器販売に占めるアメリカの割合は35%から20%に落
ちた半面、ロシアの割合は20%から25%近くへと増え、アメリカをしのぐ
武器輸出国になった。
http://www.news.com.au/heraldsun/story/0,21985,20665892-5005961,00.html

 ロシアのほか、フランスもアメリカ以上の武器輸出国になったが、同時にフ
ランスは、自国の裏庭と考えてきたアフリカで、中国が武器を売りまくってい
ると文句を言っている。欧米の一員であるフランスは「人権侵害」などを口実
に米英が敵視する国々には武器を売りにくいが、中国は米英の覇権を無視し、
アフリカ諸国に武器や日用品を売り、代わりに石油開発の権利を得ている。
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/L14574602.htm

 中国はイランやパキスタンにも武器を売っているが、同時に中国はロシアか
ら多くの武器を買っている。ロシアはベネズエラなど、以前はアメリカの裏庭
だった中南米諸国にもさかんに武器を売っている。ロシア、中国、イラン、ベ
ネズエラなど、石油ガスの業界で新シスターズとして登場する国々は、武器の
業界でも相互に連携して、欧米の優位を崩している。
http://wpherald.com/articles/210/1/US-Russian-rivalry-for-arms-sales/Russia-reaches-out-to-Venezuelas-Chavez.html

 その一方でアメリカの軍事産業は、ブッシュ政権がイラク戦争で予算を浪費
した反動で、戦闘機やミサイル防衛など、最新兵器の開発費を減らされて困窮
している。ハイテク兵器を重視した「米軍再編」は、最終的には「軍事バブル」
として失敗に終わる可能性が大きくなっている。
http://wpherald.com/articles/3792/1/Analysis-Tough-times-ahead-for-Rumsfeld-program/Problems-developing-reliable-software.html

▼内向きになる日本

 世界の石油ガスの利権が反米的な諸国に移転しつつあることは、日本ではま
だ知覚されていない。確実な出来事しか報じない日本のマスコミは、信憑性の
確認がとれないこの手の巨大なダイナミズムの話は無視する傾向が強い。

 日本は、石油輸入を旧シスターズに頼っている。かつて1970−80年代
には、日本でも国営石油会社を作って自前で発展途上国の油田を開発し、世界
の石油利権の一部を獲得しようとする構想が検討された。だが日本政府内では
「世界の石油利権は米英のものだから、日本が勝手なことをしたらアメリカか
らどんな制裁を受けるか分からない」という意見が強く、このままセブンシス
ターズ経由で石油を買い続けた方が安全だということになった。

 それ以来、現在まで、対米従属一本槍の日本の姿勢は変わっていない。だが
今後、新旧シスターズの入れ替わりはしだいに明確になると予測されるから、
いずれ日本は、新シスターズから石油を買う旧シスターズから孫受け的に石油
を売ってもらう状況に陥る。日本はアラブとの関係は悪くないので、サウジア
ラビアは今後も日本に石油を売ってくれるだろうが、日本は、対米従属を重視
するあまり昨年イランとの油田開発の関係を切ってしまったし、ロシアとの関
係も良くないままだ。北方領土を2島返還であきらめない限り、ロシアからの
石油ガスの大量輸入は考えにくい。

 今の多くの日本人の心境は「中国やロシアに頭を下げるぐらいなら、むしろ
馬鹿高い値段を払って旧シスターズから石油を買い続ける方がましだ」という
内向きなものだろう。世論がそんな感じだから政府も萎縮気味で、日本は自ら
国際関係を最小限にする「再鎖国」の状況になっている。唯一絶対の「お上」
だったアメリカも、北朝鮮を許したり、従軍慰安婦問題で日本をたたいたりし
て、日本を見捨てようとしている感じが強まっている。

 エネルギーをめぐる国際競争の中で、日本はカードを全く持っていないわけ
ではない。たとえば「原子力」がその一枚である。すでに述べたように、新旧
シスターズの交代に対抗して地球温暖化問題が扇動され、欧米では再び原子力
発電所の建設構想が出ているが、日本は今、原子力発電の技術では世界一であ
る。三菱重工、日立、東芝が強いほか、アメリカの原子力大手のウェスティン
グハウスは東芝の傘下にある。

 三菱重工は最近、アメリカ・テキサス州の電力会社TXUから原発建設を受
注した。日本企業が海外で原発建設の主幹事を受注するのは、これが初めてで
ある。TXUは、二酸化炭素排出が多い石炭火力発電所の建設をやめて、代わ
りに原発を作ることにした。すでに日立は昨年、米原子力大手のGEと共同で、
テキサス州の別の原発建設を受注している。中国を中心としたアジア諸国でも、
日本政府の外交姿勢いかんでは、日本勢は原発をもっと受注できる。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=a6QIDGj3qp0A&refer=home

 アメリカだけが強かった時代が終わり、世界が多極化しつつあることは、し
だいに人々の実感になっているが、多極的な世界の中で日本がどう生きていく
かという議論は、まだ日本では始まっていない。「アジアから敵視され、アメ
リカにも見捨てられ、もうおしまいだ」という自暴自棄の内向きな態度が見え
るばかりである。「特攻隊」をやった後に「無条件降伏」した短絡的な粘りの
ない日本人の発想が、今も根強いと感じる。日本人の多くが冷静に考えた結果
として内向きを好むのなら、それが結論でも良いが、少なくとも、他にどのよ
うな選択肢があり得るかを十分考えてから決めた方が良い。


この記事はウェブサイトにも載せました。
http://tanakanews.com/070320oil.htm


●関連記事

Saudi Royal Says US Oil Independence a Myth
http://news.yahoo.com/s/nm/20070225/pl_nm/oil_saudi_usa_dc_1

US Reliance on OPEC Highest in 15 Years
http://www.ft.com/cms/s/50129e5e-9a88-11db-bbd2-0000779e2340.html

Russia signs deal with Greece and Bulgaria for new Oil pipeline
http://www.iht.com/articles/2007/03/15/business/russia.php

Iran turns up the heat on gas
http://www.atimes.com/atimes/Middle_East/IB10Ak02.html

Africa - Where the Next US Oil Wars Will Be
http://www.blackagendareport.com/index.php?option=com_content&task=view&id=114&Itemid=37

Unconventional Oil !! Think of the volumes, not the quality
http://news.ft.com/cms/s/77a4de16-c1fa-11db-ae23-000b5df10621.html

OPEC Dumps $10.1 Billion of Treasuries as Oil Tumbles
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aqnC4ssoiBFc&refer=home


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