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□モガディシオで激戦、8人死亡 イスラム法廷会議が政府軍襲撃 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3085647/
モガディシオで激戦、8人死亡 イスラム法廷会議が政府軍襲撃
【アルジャジーラ特約２１日】ソマリアの首都モガディシオ近郊で２１日、暫定政府軍およびエチオピア軍部隊と反政府勢力のイスラム法廷会議部隊が銃撃戦を展開、少なくとも８人が死亡した。
住民らの証言によると、暫定政府・エチオピア軍部隊がモガディシオ北東部の近郊、シルコレ地区に進軍した際、待機していたイスラム法廷会議部隊が銃撃を開始した。シルコレ地区はイスラム法廷会議の拠点とされている。
証言によると、エチオピア軍部隊の戦車部隊を先頭に、暫定政府・エチオピア軍部隊がこの日、元国防省の建物から出動し、同地区に向かった。
両軍部隊がシルコレ地区に入ると、数百人の武装兵からなる法廷会議部隊側が攻撃を
始め、激戦となった。
これまでに少なくとも死者８人が確認されているが、この中には銃撃戦中の流れ弾などに当たった市民も含まれているという。
目撃者の１人は、「多くの武装兵を乗せたミニバスが現場に駆けつけ、暫定政府・エチオピア軍部隊を銃撃していた。イスラム法廷会議側は仲間を救出しようと必死だった。死傷者がいたかどうかは分からない」と語った。
一方、バルワ地区では、エチオピア軍の進駐に反発する市民数百人が、同軍兵士２人の遺体に火をつけ、通りを引き回した。
市民たちは「エチオピア軍兵士は死ぬ」「ソマリア暫定政府をやっつけろ。お前たちも焼き殺してやる」などを叫んでいた。
エチオピア政府は昨年１２月、暫定政府を支援し、イスラム法廷会議側を攻略するため、ソマリアに軍部隊を派遣した。
その結果、イスラム法廷会議は首都モガディシオを追われ、暫定政府およびエチオピア軍がモガディシオの治安維持に努めている。
政情混乱の収拾のため、アフリカ連合（ＡＵ）が平和維持軍部隊をソマリアに派遣している。同部隊は暫定政府とイスラム法廷会議の内紛には干渉しないとの姿勢をとっている。（翻訳・ベリタ通信＝志岐隆司）
2007年03月22日05時55分
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