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□拘束の英兵の新たな映像放映、侵入認めると イラン [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200703300037.html
拘束の英兵の新たな映像放映、侵入認めると イラン
2007.03.30
Web posted at: 20:29 JST
- CNN
テヘラン（ＣＮＮ） イランによる英海軍兵士１５人の拘束事件で、イランのアラビア語放送アルアラムは３０日、英兵３人の映像を放映、１人が「許可なくイラン水域に侵入」したことを認め、「深く謝罪したい」と語った、と伝えた。
このビデオ映像の真偽は不明。撮影時期や場所も明らかではない。拘束は２３日に起きている。
英兵の言葉は、アルアラムのコメントと重なっているため全部は聞き取れない。英外務省当局者はこの映像について、「英国兵士を主張の宣伝のためにような方法で利用することに怒りを感じる」と述べた。
兵士１５人には女性兵士フェイ・ターニーさん（２６）も含まれているが、アルアラムは２８日、ターニーさんの映像を同じく放映。「不法侵入」したことを認めたなどと発表している。英政府は強要の末の発言と疑っている。
事件は、イラン・イラク国境を流れる、ペルシャ湾沿いのシャトルアラブ川の河口付近で発生。両国は、発生水域について、英国はイラク側、イランは自国側と対立している。
英国との交渉に当たるイラン側の責任者は２９日、ターニーさんの釈放に触れ、英政府が国連安保理に問題を預けたり、双方の外交・通商関係の停止に踏み切れば、その時期が遅れる可能性があると警告していた。
イランのモッタキ外相は、ターニーさんが２８─２９日に釈放されるとの見通しも示唆していた。ベケット英外相は、英兵らの無事釈放を迫るために両国間の外交凍結などの報復措置を発表しており、交渉責任者の発言はこれに反発したものとなっている。
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