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Re:ヴァージニア工科大学乱射事件がイスラエルロビーに利用される?
http://www.asyura2.com/07/war91/msg/452.html
投稿者 BIBLE 日時 2007 年 4 月 20 日 13:23:01: gPncwJpX.2Dv2
 

(回答先: 銃などを野放しにしているのは、アメリカのFBIなどの自爆テロ取り締まり当局がいかに間抜けであるかを物語っている。 投稿者 TORA 日時 2007 年 4 月 20 日 10:45:23)


ヴァージニア工科大学乱射事件がイスラエルロビーに利用される?
http://amesei.exblog.jp/5204839/


アルルの男・ヒロシです。

TORAさんの株式日記に、今話題になっている、32人が死亡したアメリカのヴァージニア・テックの銃乱射事件についてとりあげられていた。

この銃乱射事件、私は背後関係があると思う。韓国人容疑者の名前が分かったとたんに、彼が両手に拳銃を構えた写真がNBCでバーンと大々的に公開されたり、彼の肉声で、「社会に対する恨みつらみ」を語るシーンが放送される。犯行声明が、アラブのテロリストにそっくりだという意見もあったが、私に言わせれば、このアラブのテロリスト犯行声明をビデオとして販売するアメリカの情報機関とつながっているサイトがあるくらいなので、逆にCIAやNSAと繋がりがあるとすらいえるのではないかと思ってしまう。

この韓国人容疑者について、ネット上では、大手新聞では余り注目されない、彼のプロフィールについて詳しく述べられている。株式日記で紹介されている、容疑者であるチョという韓国人の経歴はこうだ。

(貼り付け開始)

米大学乱射:「ほとんど交流なかった」チョ容疑者家族の横顔
米大学乱射

 チョ・スンヒ容疑者の家族は米国で平凡な暮らしをしていた。クリーニング店を営む両親は口数が少なく、近所では親切な住民だと評判だった。姉は名門プリンストン大学を卒業後、国務省に勤務している。しかし事件後の、家族の行方は明らかになっていない。


◆さまざまな噂が飛び交う 

 父チョ・ソンテさん(61)と母チョ・ヒャンエさん(51)が暮らしていたバージニア州フェアファックス郡のセンタービル・タウンハウスは、事件後固く門を閉ざしている。家の前には放送関係車両と共に米国や韓国のマスコミが押し寄せ、1日中陣を張っているが、誰もチョ容疑者の両親には会っていない。こうした中、両親は精神的ショックから病院に入院したという噂をはじめ、韓国に帰国したという説や、息子の遺体確認のためにバージニア工科大学に向かったという説などが飛び交っているが、現時点ではどれもうわさにしか過ぎない。また、両親は自殺したとの一部の報道に関し、時事週刊誌「タイム」の記者は「バージニア工科大学の関係者が“両親は生きている”と確認した」と報じた。ワシントンのクォン・テミョン総領事も「両親は某所で捜査を受けている」と話している。


◆「ほとんど交流はなかった」 


 チョ容疑者の両親は米国に移住してから12年以上この地域で暮らしているが、同胞たちとはほとんど交流がなかった。ワシントンの韓国人会関係者は「多くの人に聞いてみたが、知り合いはほとんどおらず、どんな人なのか正確に把握するのは難しい」と話している。


 チョ容疑者一家の隣に住むメーンさんは「12年間ここで暮らしているが、チョ容疑者の家族とはほとんど言葉を交わしたことがない」と語った。一方、別の隣人でグァテマラ出身の女性は「チョさん夫妻はとても親切でやさしかった。奥さんはわたしが妊娠したとき、無理をしてはいけないと、旦那さんにうちの自動車の屋根に積もった雪を下ろしてあげてと頼んでくれたこともある」と話している。


 一方、寄宿舎で生活していたチョ・スンヒ容疑者は週末になると家に立ち寄り、両親と同居していた姉は2004年にプリンストン大学経済学科を卒業し、現在は米国務省近東局に勤務している。国務省の正職員ではなく、政府業務を支援するマクニル・テクノロジー社から国務省に派遣され、イラク再建担当業務に携わっているという。姉のチョさんは大学時代、2001年に起きた9・11(米同時多発テロ)の被害者を助けるサークルで活動したり、在バンコク米国大使館や国務省の国際労働事務所でインターンとして経験を積むなど、積極的に学校生活を送っていた、とABCテレビが報じた。


◆韓国の親戚たちも衝撃 


 チョ容疑者の父方の叔母、チョ某さん(47)=ソウル市道峰区倉洞=は「兄の家族が米国に移住した後、ほとんど行き来しておらず、詳しい事情は分からないが、今回の事件にとても驚いた」と語った。チョさんはまた、甥のチョ容疑者について「勉強はよくできたが、子どもの頃から口数が少なく内向的で、暗い性格の子だった」と記憶している。


 チョ容疑者の家族は韓国での生活が苦しく、それを抜け出すために移民の道を選んだという。父チョさん忠清南道牙山(昔の温陽)出身で、温陽高校を卒業後上京し、S建設の技術者としてサウジアラビアで勤務、その後食料品店や書店を営んだこともあるという。しかし、移住する前に営んでいた書店の経営がうまくいかず、これをあきらめ米国に移住することを決心したという。米国に向かう前、チョ容疑者一家はソウル市道峰区倉洞にある多世帯住宅の半地下の部屋で暮らしていた。

http://www.chosunonline.com/article/20070419000058

(貼り付け終わり)

ふーん、なるほど。お姉さんは国務省関連の仕事をしていて、イラク復興支援にも関わっていたと。これだけでは、どういう事情が裏にあるのか、それともないのかは分かりません。ただ、犯行声明がNBCに届くというか、この辺があまりにもできすぎているように思います。

さらに、この事件については、アメリカの保守派の間では、「これはイスラエルをやっつけたい、アラブ過激派の陰謀だ!」というムードが起きているようです。火付け役になったのは、アメリカの女性保守系コラムニストのデビー・シュッセルという女性のブログ。
アメリカでは、保守系の女性コラムニストがけっこう人気で、アン・コールターやローラ・イングラハムなどのような、黒いピチピチのスーツを着て、反アラブ、親イスラエルをがなり立てる人たちである。リベラル派のアリアーナ・ハフィントンのような女性コラムニストがフェミニンな雰囲気を重視しているのと一線を画している。


シュッセル女史(けっこう太っているので保守系にしては珍しいか・・・)

このブログは、ヴァージニア・テックで、生徒を守って犠牲になったと報じられている、ルーマニア出身のホロコースト・サバイバーのリビウ・リブレシュ(Liviu Librescu)教授を追悼する趣旨で書かれたものですが、最後の方に、リベラル系の「ボルティモア・サン」の記事にリンクする形で、次のように書かれてました。シュッセル女史のコラムから引用。

(引用開始)

パレスチナ人の側では、ジャマル・アル・バグルーティという名前の、ヨルダン川西岸からやってきた留学生(彼はサウジアラビアで育った)が、この惨劇の現状を携帯電話のビデオ機能を使って録画し、全世界を震撼させている。

彼の映像は、誰一人として救えなかった。しかし、彼はこの映像を公開することで世界の注目を浴びることに成功した。リブレシュ教授の行為は彼の発信した映像にくらべればほとんど注目されていない。彼は、CNNにこの映像を撮影した人間として出演する機会を利用して、このヴァージニアでの「虐殺事件」を、「占領された他の地域」における行為と比較してみせたのだ。彼の言っているストーリーには問題がある:それは彼がサウジで生まれ育ったということだ。

CNNのウォルフ・ブリッツァーは、ニュースの中で、アル・バグルーティという人物が、「パレスチナの有名な一族の出身である」と述べている。この「有名な一族」というのは、パレスチナ人テロリストの首謀者である、マルワン・バグルーティの一族に他ならない。このテロリストは、現在はイスラエルの民を大量殺戮した容疑でイスラエルに収監されている。テロリストを殺害することが「著名な一族」である条件ってのは、どうなのよ。ねえ、ブリッツァーさん?

Israeli Holocaust Survivor, Hero of VTU Massacre: Gave Life to Save Students; Palestinian Student Related to Terrorist Compares Massacre to "Occupied Territories" (but Grew Up in Saudi)
By Debbie Schlussel

http://www.debbieschlussel.com/archives/2007/04/israeli_holocau.html

(引用終わり)

これを読むと、あたかもブリッツァーが、「アル・バグルーティは、マルワン・バグルーティの一族である」と番組内で発言したように聞こえてしまう。実際、伝言ゲームを繰り返す内にそのようにして日本では伝わっている部分もある。

それで、youtubeにブリッツァーの動画が無いかと思って探してみたらあった。

http://youtube.com/watch?v=UWJZLiRC9t8

最初に登場する学生さんが、アル・バグルーティ君。その後に、ブリッツァーが、「アル・バグルーティ家は、著名なパレスチナの一族で・・・サンキュー、アル・バルグーティ君」とスタジオに引き取る。

やはり、マルワン・バグルーティについては言っていない。つまり、シュッセル女史が、フーズフーをしっかりとチェックしているならともかく、この血縁関係の説は彼女の説に過ぎないということになる。だから、これを紹介するメディアサイトのブログには、speculation(推測)と書かれている。

この70才代のヴァージニア・テックの教授がホロコーストのサバイバーであるのは事実だし、アル・バグルーティ君が、CNNに映像を提供して、大もうけしたこともおそらく事実だろう。彼が、この事件だけではなく、パレスチナの苦境についても理解してほしいと、さりげなく政治的なコメントをしたのも本当だろうし、それはファウル・プレイといわれればそうかもしれない。

しかし、シュッセル女史のいかにも「イスラエル・ロビー」的なコメントはどうか。それが日本にそのまま伝わってしまったりするのだから、伝言ゲームとはやっかいなものだ。

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