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イスラエル：オルメルト首相支持率２％に低下
http://www.janjan.jp/world/0704/0704274537/1.php
先月、日刊紙イェディオット・アハロノット（Yediot Ahronoth）が報じた世論調査によるとエフード・オルメルト首相の支持率が最低記録を更新し、２％となった。
首相は最近のスピーチで、自分の不人気を率直に認めた。これも傷ついたイメージを回復し、辞任要求をはねつけるための必死の抵抗のようだ。
不人気の理由のひとつが昨夏のレバノンとの戦い方である。ヒズボラのロケット攻撃を阻止できなかったことに不満を抱く国民が大多数を占め、ダン・ハルツ軍参謀長はすでに辞任、ペレス国防相も辞職の瀬戸際にある。
さらに、２００５年の主要銀行の民営化にまつわる首相の汚職問題が取りざたされている。政治監視団体のステート・コントローラーズ・オフィスは、不動産売買の不正取引の調査を行った。
オルメルト首相は外交面の失地回復を狙い、サウジ・イニシアチブとして知られるアラブ和平提案の推進を唱え、パレスチナのアッバス議長と会談を続けている。しかし、具体的な成果が上がるまでには時間がかかりそうだ。
イスラエルのオルメルト首相の不人気ぶりについて報告する。（原文へ）
翻訳/サマリー＝角田美波（Diplomatt）／IPS Japan浅霧勝浩
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