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『反戦ママ』引退宣言 『私は家に戻る』イラク泥沼化、中傷に嫌気か
2007年5月30日 夕刊
【ワシントン＝小栗康之】戦死したイラク駐留米兵の母親で、イラク反戦活動の象徴的な存在である「反戦ママ」シンディ・シーハンさん（４９）が反戦活動の表舞台から身を引くことを二十九日までに明らかにした。活動に絡む自身への中傷や、イラク政策の見直しが進まないことへの嫌気が原因とみられる。
シーハンさんは二十八日付のネット上の日記で、「息子の死はムダだった。イラクで次の数カ月で何人が死亡するかよりも、テレビ番組の『アメリカン・アイドル』で誰が優勝するかを気にする国のために、息子は死んだのだ」と、国民がイラク情勢に無関心なことを指摘した。
「民主、共和両党は人命を使って、政治遊びに興じている」として、ブッシュ政権・共和党だけでなく、イラク駐留米軍の撤退期限をイラク戦費予算に盛り込むことをあきらめた野党・民主党も批判。「私は家に戻り、母親となり、失われたものを取り戻す」と宣言した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007053002020271.html
- ちょっとアメリカ政治に関われば、民主党も共和党も同じ穴のむじなということは分かる Sun Shine 2007/5/30 17:24:04
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