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「中露の大国化、世界の多極化（２）」（「田中宇の国際ニュース解説」6月12日）
http://tanakanews.com/070612china.htm
いろいろと広範に欧米のネット新聞を調べてる人なので、休日にサイトをのぞいた。
本文の長文はとばして、結論を読んで唖然とした。
「中東では、アメリカの覇権衰退によってイスラエルが消滅もしくは無力化されるだろうから、中東はアラブ・イランの側が勝利した状態で安定する。中東イスラム諸国は石油があるので、金持ちになり、いずれ世界経済の成長センターの一つになるだろう。すでに金融センターとしてのドバイの発展はめざましい。米英イスラエル中心体制の崩壊と世界の多極化は、長期的には、世界に経済発展と安定をもたらす。その意味で、多極化は「資本家の戦略」であると感じられる。」
もし、アメリカ軍がイラクから撤退すれば、中東のメルトダウンが始まり、大混乱が始まるというのが、軍事常識だろう。イスラエルとイランが戦争に突入する可能性は高まり、イラクは更に大混乱する。
冗談がひど過ぎる。
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