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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2007/06/20
http://www.asyura2.com/07/war93/msg/518.html
投稿者 white 日時 2007 年 6 月 24 日 22:04:40: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2007/06/20

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108689570.html?c=new

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2007/06/20 (水)

        ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆イラク・レジスタンス・レポート 6月20日付

◆アンバル州のパレスチナ難民が汚染された水で中毒
◆ファルージャ: レジスタンスの自動車爆弾が米軍車列を襲う
◆ファルージャ: レジスタンスが米軍基地を迫撃砲攻撃
◇傀儡政府とシーア派民兵が協力、拘束者を夜間に殺害
◆1920年革命旅団は米軍に随伴という報道を否定

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□イラク・レジスタンス・レポート 2007年6月20日 水曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Wednesday, 20 June 2007
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http://www.albasrah.net/en_articles_2007/0607/iraqiresistancereport_200607.htm

●アンバル州 Al-Anbar Province

◆アンバル州のパレスチナ難民が汚染された水で中毒
Al-Walid Refugee Camp - Palestinian refugees report cases of poisoning from polluted water

 アンバル州にあるワリド・パレスチナ難民キャンプの住人は、汚染された水を
飲んだ結果、特に子どもと女性に幾人もの中毒患者が出ていることを確認した
−−イスラム法学者協会が20日午前11時45分のニュースで報じた。全部で
23人の患者が確認されている。

 法学者協会のレポートによると、地元住民は、水はICSという国際機関から
提供されており、それに替わるものもないので、キャンプの住人はその水を使う
よう決められている、と話している。住民たちはキャンプでの医療態勢にも不満
を募らせていて、現場で治療をおこなっている医者は獣医が1人いるだけだ。

 現時点で、1035人のパレスチナ人が同キャンプで生活しており、それは米
軍および米軍に協力する暗殺チームによって自宅から追われたためである。彼ら
のイラク出国に便宜をはかってほしい、というパレスチナ人難民の国連に対する
要請は、まだ実現されてない。


◆ファルージャ: レジスタンスの自動車爆弾が米軍車列を襲う
Resistance car bomber blasts US column east of al-Falluajh

 20日午後、バグダッドの西60キロに位置するファルージャの東にむかって
いた米軍車列に、レジスタンスの自爆戦士が自動車爆弾で突っこんだ−−クドス
・プレスが同日付の自社ウェブサイトで伝えた。

 傀儡警察の関係者はクドス・プレスに、ファルージャの東20キロにあるハム
ス・ブユにおいて、レジスタンスの自爆車が米軍車列に突入して爆発し、米軍車
両を破壊した、と語った。レジスタンス戦士は米軍車列の後方をとらえ、縦列の
最後尾を走る車両を爆破したところ、完全に破壊されたハンビーが炎に包まれる
のが目撃された。

 攻撃のあと、米軍がハイウェイを閉鎖し、一帯を包囲したため、米軍の損害に
関する正確な報告は入手できてない。


◆ファルージャ: レジスタンスが米軍基地を迫撃砲攻撃
Resistance mortars blast US military base in al-Fallujah

 20日朝、ファルージャの中央にある米軍のシマク基地に、イラク・レジスタ
ンスが迫撃弾5発を撃ちこんだ−−イスラム法学者協会が20日の速報で報じた。

 法学者協会の報道によると、迫撃弾は米占領軍の基地内に着弾し、煙の柱が立
ちのぼった、と傀儡警察関係者が語った。米軍の犠牲に関する情報は何も発表さ
れなかった。

 法学者協会は、シマク基地には米軍が駐屯するだけでなく、ファルージャの警
察本部と行政庁舎、そしてほとんどの政府系治安機関も入居し、基地はファルー
ジャ市内にあると言及した。つまり傀儡政府関係のどの機関も、米軍施設の外で
は安全を確保できないと感じているということである。


●バグダッド Baghdad

◇宗派至上主義者の殺人広がる、バグダッドで犠牲者29人の遺体発見

◆傀儡政府とシーア派民兵が協力、拘束者を夜間に殺害
Puppet regime, Shi‘i sectarian militias cooperate in operations
to take prisoners from cells during the night to murder them

 シーア派至上主義の民兵は収容所警備員の同意を得て、夜間に、政府の管理す
る幾つかの収容所に入りこみ、収容者たちを連れだしては殺害している−−傀儡
の治安関係者が明らかにしたとイスラム法学者協会が20日午後11時8分の速
報で伝えた。殺害されたあと、遺体はバグダッド市内の街頭、広場、ゴミ捨て場
に遺棄されている。

 法学者協会のレポートによると、治安関係者は、殺害された者のほとんどが、
傀儡政府の管理下にあるルサファ収容所に拘束された者だと語った。無差別殺人
が最も横行しているルサファ第6収容所に拘束された者は、シーア派民兵によっ
て拷問されるより収容所内で飢え死にする方がましだとして、みずからの苦境を
訴えるために1週間のハンガー・ストライキに入った。

 ルサファ第6収容所には14の収容棟があり、そこに何百人もの収容者が傀儡
政権によって拘束されている。収容者といっても、彼らはなんらかの容疑で法廷
に出されることは一度もなく、公式には「行方不明者」と見なされている。収容
者たちはシーア派至上主義の警察官によって「逮捕」されたか、直接シーア派民
兵によって拘束されたのだ。彼らの消息はいまだに外部には知らされず、しばら
くすると拷問された遺体となって米軍が占領するバグダッドのどこかに捨てられ
る。

 第6収容所はルサファ地区だけでも10ヶ所ある本格的な収容所のうちの1つ
で、宗派至上主義の民兵が支配する内務省の管理下には、ほかにもジャシリヤ、
カナツ、タスフィラなどに収容所がある。

 上述の情報提供者(治安関係者)は法学者協会に、実際に遺体を街頭に捨てて
いる連中は、夜11時から夜明けまでの外出禁止時間帯に、米軍と傀儡政府から
外出許可を得ている者だと話した。こうした連中は傀儡警察にも傀儡軍のなかに
もいて、他にもアメリカが樹立したイラク政府の支援をうけたシーア派民兵がい
る。

 シーア派至上主義の民兵と彼らが支配的な傀儡政権は、イラク南部と中部、そ
してバグダッドの多くでスンニ派住民を「浄化」する政策を続けており、イラク
分割というシオニストと米国の計画を進める第1歩として、スンニ派住民の誘拐、
拷問、殺害をおこなっている。


◇米軍と契約した企業主をレジスタンス戦士が射殺
◇レジスタンスがグリーンゾーンを砲撃
◇南バグダッド: レジスタンスの爆弾攻撃で米兵4人死亡
◇南バグダッド: レジスタンスの爆弾で米軍ハンビーが炎上
◇北東バグダッド: 米軍パトロール部隊近くで爆弾が破裂
◇ラトビアが撤兵、イラク占領への参画が終わる
◇米軍が兵士2人の死亡を認める


●ディヤラ州 Diyala Province

◆1920年革命旅団は米軍に随伴という報道を否定
Brigades of the 1920 Revolution Resistance group refutes American media claims
that it had joined forces with US in Diyala offensive

 イラク・レジスタンス組織である1920年革命旅団は声明を発表し、ニュー
ヨーク・タイムズその他のメディアが報道した内容−−同組織はディヤラ州でレ
ジスタンス掃討作戦をおこなう米軍に随行している−−を完全に否定した。イス
ラム・メモが20日午後11時25分の速報で伝えた。

 イスラム・メモによると、1920年革命旅団はインターネットで声明を発表
し、彼らが米軍の進攻に参加しているというという主張を否定した。その声明は、
また、1920年革命旅団が米軍の攻勢に参加するにあたって米軍から武器を提
供されたとする報道をも否定した。

 1920年革命旅団は、現時点で、ディヤラ州にはまったく展開していないと
宣言した。「われわれは聖戦を支持する人々に対して、そしてイラク情勢に関心
を持つ人々に対して、さらに世界中に対して宣言する−−われわれ1920年革
命旅団はディヤラ州ではまったく活動していない」。

 声明はさらに、占領軍と傀儡政府への同調者と見られるのを恐れる「病んだ魂」
を持つ元メンバーが、それでも同組織のメンバーを名乗ることに警告を発した。
1920年革命旅団はそのような者たちに、「われわれはそうしたことを知って
おり、もし諸君がわれわれの名前を使い続けるなら、われわれは諸君の正体を完
全に暴き出すであろうし、今後なにものもそれを止めることはできないだろう」
と告げた。

 声明は、ディヤラ州にいる戦士と関係するレジスタンス組織に対して、戦場で
戦うレジスタンス組織を混乱させようとする米軍の試みを制止するために、占領
軍の攻勢に対する1920年革命旅団の姿勢を伝えるよう呼びかけた。


◇レジスタンス戦士が傀儡軍の検問所を襲撃
◇ミクダディヤ近郊の村を米軍が砲撃
◇ジャラウr: レジスタンス戦士が警察の検問所を襲撃


●バビル州 Babil Province
◇ヒッラ: シーア派民兵がスンニ派モスク3ヶ所を爆破


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オリジナル(英字) 編集 Muhammad Abu Nasr:
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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