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□グラスゴーで自爆未遂の実行犯の遺書発見、英連続テロ [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200707040043.html
グラスゴーで自爆未遂の実行犯の遺書発見、英連続テロ
2007.07.04
Web posted at: 21:30 JST
- CNN
（ＣＮＮ） 英国で連続して起きたテロや同未遂事件で、ロンドン警視庁の捜査筋は４日、スコットランド・グラスゴー空港に爆弾を積んだ車で突入、炎上して失敗した実行犯の男２人に関係する「自爆の遺書」を発見したと明らかにした。内容、見付かった場所や作成者は不明。
また、２人の旅券も見付けたという。国籍などは発表されていないが、１人はイラク人の医者とされている。別の１人は炎上で重度のやけどを負い、重体状態が続いている。
捜査当局筋はまた、２人がロンドンの繁華街などで先月２９日未明に発見された車爆弾の犯行にも加わったとの疑いが深まっていることを明らかにした。
一方、英ＰＡ通信は４日、これまで逮捕した容疑者８人のうち英情報局保安部（ＭＩ５）が以前から動向を注目していた数人が含まれていると報じた。しかし、今回の事件についてはこれら数人が今回の事件を謀議している疑いがあるとして関連当局に情報を流し、警戒を促す行動を取っていなかったとしている。政府筋の情報としている。
ただ、事件発生後、ＭＩ５が握っていた諜報（ちょうほう）が８人の迅速な逮捕につながる有力材料になったという。同保安部が８人のうちの数人を監視リストに入れていた理由は不明。うち１人はオーストラリアで逮捕されている。ＭＩ５はテロ活動に関係し英国内で注視している人物は約２０００人との事実も既に公表している。
デーリー・テレグラフ紙は、逮捕者のうち少なくとも１人は内務省の監視人物となっていたとも報道した。英国内もしくは海外での活動が常に警戒されていることを意味するともしている。
８人のうち聴取を依然受けているのは現在６人で、残りの２人は事件との関連性が薄いことが判明しているという。麻薬製造が発覚し、拘束されたともみられている。
米治安当局者は先に、容疑者の数人は中東に滞在中、国際テロ組織アルカイダの接触を受け、思想に感化され細胞となった可能性があると指摘していた。
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