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女性２人、２３日ぶり解放 タリバン報道官が表明【中日新聞】
2007年8月12日 01時08分
【カブール１１日共同】アフガニスタン旧政権タリバンによる韓国人ボランティア拉致・殺害事件で、タリバンのアハマディ報道官は１１日、共同通信の電話取材に対し、人質２１人のうち「健康状態の悪い女性２人を無条件で解放した」と述べた。アフガン、韓国両政府は確認していない。解放が確認されれば、７月１９日の事件発生以来、２３日ぶり。人質の解放は初めて。
ただ、解放されたのは健康状態の悪い人質だけで、アフガン政府はタリバンが要求するメンバー釈放に応じない姿勢を強調しており、全員解放に向けた交渉の行方は予断を許さない。
韓国政府とタリバン側との直接交渉は１１日、拉致現場となった東部ガズニ州の赤新月社事務所で再開。韓国側は引き続き全員解放に向けた交渉に全力を挙げる。
２人の解放はタリバン幹部の決定によるもの。アハマディ報道官は午後６時（日本時間同１０時半）に解放されたと明らかにした。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007081101000697.html
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