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【再掲】仕組まれたアフガン戦争――ブッシュ家とビンラディン家の闇の構図を探る(日経ビジネス)
http://www.asyura2.com/07/war95/msg/690.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 9 月 17 日 13:56:04: 4sIKljvd9SgGs
 

仕組まれたアフガン戦争――ブッシュ家とビンラディン家の闇の構図を探る(日経ビジネス)
http://www.asyura2.com/0601/war84/msg/552.html
投稿者 近藤勇 日時 2006 年 9 月 13 日 21:20:00: 4YWyPg6pohsqI

今回のゲスト・浜田和幸さん
http://bmg.nikkei.co.jp/review/index.cfm?contents_id=8

【浜田和幸さんのプロフィール】
1953年鳥取県生まれ。ジョージワシントン大学大学院で政治学博士号を取得。米のシンクタンク研究員等を経て、帰国。国際未来科学研究所を主宰。著書に「ヘッジファンド」などがある。


仕組まれたアフガン戦争
――ブッシュ家とビンラディン家の闇の構図を探る

――今回は『アフガン暗黒回廊』、たいへんなスクープですね。

浜田 ああいった大きな事件の背後には、知られざる事実が横たわっているのです。私も友人をあの事件で失ったので、当初より、人ごとでない感じでこの事件を捉えていました。それにしても、いろいろと不可解なことが多い。
たとえば、事件直後、わずか15分くらいで、CNNはアルカイダの犯行と思われると報道しましたが、どうしてそんなに早く分かるのか? また、ハイジャックされた飛行機4機に乗っていた19名のテロリストの名前と顔写真が程なく公表されました。搭乗者名簿は公表されていないし、遺体も見つかっていないのに、なぜなのか? さらには、ブラックボックスすら回収できないのに紙でできた犯人のパスポートが発見されるなど、辻褄の合わないことばかり…。これには何かある、と。で、調べてみるとですね、浮かび上がってくるのですね、闇の構図が。

――「闇の構図」ですか。

浜田 まず、ブッシュ・ファミリーとビンラディン・ファミリーの想像を絶する深い繋がりが挙げられます。かつてソ連がアフガニスタンに侵略してきた時、アメリカはソ連と戦うビンラディン一派を支援しました。その過程で、サウジアラビアのゼネコン、ビンラディン・グループは米軍基地の建設などで急成長しました。これを元手に、ビンラディン・グループはブッシュ・ファミリーの本拠地であるテキサスに、さまざまな会社を設立し、対米投資を展開し、大もうけしていました。そして驚くことに、テロのあった9月11日。ワシントンで、ビンラディン・ファミリー向けの対米投資セミナーが開催されたのですが、その主催会社の最高顧問、誰だと思いますか?

――誰ですか…?

浜田 なんと、ブッシュ大統領のおやじさん、パパ・ブッシュだったのですよ。ブッシュ家とラディン家の関係は通常の我々の理解をはるかに超えています。こうした背後関係があるなかで、先の同時多発テロは勃発したのです。たいへんな悲劇だったわけですが、その悲劇の影に私腹を肥やしている連中がいる。これに気付かないとダメなのです。華々しいところだけ見ていると、「ブッシュ大統領は指導力があってすごい」となってしまいますが、一皮むくと、とんでもない事実が浮かんでくるのです。今日はそのあたりをお話ししましょう。

――はい、よろしくお願いします。

浜田 さて、先のテロで命を落としたジョン・オニールという人物をご存じですか?

――ジョン・オニールですか……?

浜田 ジョン・オニール、かつてFBIの副長官を務めた人物です。彼は93年の世界貿易センタービル地下での爆弾テロの捜査を担当し、以来、容疑者である、オサマ・ビンラディン追跡の最高責任者を務めていました。しかし、ブッシュが大統領になった直後、オニールはビンラディン追跡をやめるように指示されました。これを受けて、オニールは激怒し、FBIに辞表を叩きつけました。その後、彼は世界貿易センタービルのセキュリティ担当として再就職しましたが、まさにその現場で命を落とすことになったのです。

――凄まじい巡り合わせですね……。それにしても、なぜ、捜査をやめろという指示が出たのですか?

浜田 それを説明するためには、ブッシュ・ファミリーと石油利権についてお話ししなければなりません。ご存じのとおり、中央アジアには豊富な地下資源があります。特に、トルクメニスタンは、未開発の天然ガスなどが埋蔵されている世界最大級のエネルギー産地です。以前より、アメリカの石油会社の主導で、中央アジアのエネルギーをアフガニスタンを南北に縦断するパイプラインでパキスタンに送り、中国や日本に積み出すというプランが検討されていました。その石油会社、ユノカルはブッシュ陣営を巨額な献金などで後押しすることでこのパイプライン構想を実現させようと躍起になっていました。そして、ブッシュが大統領になると、このパイプライン建設をめぐって、アフガニスタンのタリバン政権と交渉に入ったのです。そうなると、当然、彼らを支援するビンラディンを味方につけなければならない。そこで、ビンラディンの機嫌を損ねるようなことはやめろ、ということになったわけです。

――ユノカル支援によるパイプライン構想は、アメリカの国策なのですね。

浜田 じつはユノカルだけではありません。パイプラインを作っているハリーバートンという会社がありますが、この会社には副大統領・ディック・チェイニーが深く関わっていました。彼が副大統領就任直前まで、社長を務めていたのです。さらに、エンロン、アメリカ史上最大の倒産劇を演じましたね。エンロンは、以前より、中央アジアのエネルギーを元に、インドにアジア最大の発電所を建設しようと計画していました。このエンロンにもブッシュ政権の要人が深く関わっています。まず、アフガン戦争の最高指揮官を務める陸軍長官・ホワイトは就任直前までエンロンの副会長でした。さらに、国防長官・ラムズフェルド。彼はエンロンの大株主!

――アフガン戦争の当事者がアフガン利権の享受者というわけですね。

浜田 そうなのです。ブッシュは大統領に就任するや、アフガニスタンのパイプライン建設に邁進するのも無理もありません。??しかし、タリバンはこの計画に反対したのです。そうなれば、タリバンなんて追っ払ってしまえということになりますよね。

――となると、今回のアフガン戦争もエネルギーをめぐる利権争いが発端ということになるわけですか?

浜田 そうですね、アメリカはITバブルがはじけ、一気に景気が悪化したわけですが、この戦争をもって、アメリカの景気とブッシュ・ファミリーの利権を獲得しようとしたのです。仕組まれた戦争といってもいいでしょう。その証拠に、アメリカ上層部は今回のテロを事前に察知していたのです。CIAも海外の諜報機関、たとえばモサドなどからもテロの動きあり、という情報が入っていた。FBIも同様の情報を掴んでいた。しかし、ブッシュはそれらをすべて握りつぶしていたのです。こうした状況を裏付けるような証拠がここに来てたくさん出てきています。

――アメリカ議会でも問題になってきましたね。最近、民主党が攻撃していますね。今、アフガン戦争がひとまず収束したわけですが、ブッシュ・ファミリーのもくろみはどういう結末を迎えたのですか?

浜田 アフガニスタンにアメリカの企業がどんどん入り込んでいますよ。たとえば、例のパイプライン建設計画ですが、この5月、アフガンの暫定政権議長のカルザイとユノカルの間で建設契約が締結されました。ちなみに、このカルザイという人物、じつはかつてユノカルの顧問を務めていた人物なのです。

――さっそくビジネスに入っているわけですね。それにしても、カルザイもブッシュ・ファミリーの一員だったとは知りませんでした。

浜田 さらに、新生アフガンには新しく軍隊や警察を作らなければなりません。この仕事はアメリカの軍事コンサルティング会社が受注しています。さらに、憲法制定、国旗デザイン、国歌作曲に至るまで、アメリカ企業が受注しているのです(苦笑)。

――戦争をビジネスにしているとしか思えませんね。その一方、日本は……

浜田 1月にアフガン復興支援会議が小泉首相の呼びかけで開催されましたね。これを受けて、日本はまじめに技術支援や医療、ライフラインの整備などを行っています。道路の整備やパキスタンの港の整備は日本のODAでまかなわれるなか、アメリカは着々と利権や利益を懐に入れている。こうした図式を見ると、日本もアメリカの利権構造に巻き込まれつつあると言わざるをえません。これは一日本人として納得できない。

――まったくですね。それにしても、こんな壮大なシナリオは誰が書いているのですか?

浜田 ブッシュ本人とはとうてい思えませんね、これだけはたしかです(笑)。取り巻きに人材がそろっていますから。ブッシュ家を取り巻く人脈図を見ると、ブッシュ政権の閣僚に、企業の利権の代弁者がずらりと並んでいることがわかります。たとえば、カーライルという会社があります。ブッシュ・パパが最高顧問をやっている投資会社です。ブッシュ・パパの時代の閣僚がこぞってこの会社をつくったので、錚々たる面々が顔を揃えています。当時の国務長官・ジェームズ・べーカーが顧問を務めており、社長のカールッチはCIAの元副長官、ブッシュ・パパの時代には、国防長官の地位に就いていた人物。さらにはイギリスのメージャー前首相やフィリピンのラモス元大統領まで顧問に就任しています。この会社は今のブッシュ政権とツーカーで、内部情報が手にとるようにわかる。どこに投資すればいいのか、情報はあらかじめ手中にあるに等しい。そのような情報を活かして、過去15年間に渡って、平均35%という驚くべき配当を実施してきたのです!

――究極のインサイダー取引ですね。

浜田 まさにそうです。私は以前、『ヘッジファンド』という本を書いたのですが、ジョージ・ソロスどころではありませんよ、これは。

――それにしても、怖い国ですね、アメリカは。利益追求に純真なところが怖い。そんな国と付き合っていて、日本はだいじょうぶですか?

浜田 正直なところ、心配ですね。国を挙げて、これだけのことをしてくるのですから。日本は努力をしていますが、うまくいかない。資金や技術もあるのに、いつの間にか外資の餌食になってしまう。大きな仕組みのなかで、むしり取られているとしか言いようのない状況に陥っていますね。

――最近では、国債の格付けが落とされましたが、この一件も一連の文脈のなかで理解できそうですね。表層的な出来事や情報の背後を見極めなければならないですね。こういう時代、私たちはどういう姿勢で情報に向き合ったらいいのでしょうか?

浜田 まず、こういう現実があるということを知ることが大切です。次に、何かおかしいなと感じる、素朴な疑問を持つこと。言い換えれば、日常的なレベルでの情報感度を磨くことです。政府が発表したり、マスコミが伝える情報だからといって、額面通り受け入れていてはダメです。情報のフィルターは一人一人が努力して作っていくものなのです。(了

【インタビュアー/盛池雄歩さんのプロフィール】
1969年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。株式会社リクルートを経て独立。現在、株式会社日本図書ライブ代表取締役。USEN「ビジネスブック・ラジオ」パーソナリティ。

★USEN「ビジネスブック・ラジオ」
http://www.usen.com/


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