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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070922AT2M2101R21092007.html
サウジが油田警備部隊、イラン警戒か
【ドバイ＝加賀谷和樹】サウジアラビアは油田などの重要施設を警備する特別部隊を創設、人員を5年以内に3万5000人規模に増やす計画だ。クウェートも米政府の協力で石油施設の警備を強化すると決めた。過激派のテロに備えるというのが表向きの理由だが、核開発を続けるイランと米欧の緊張が高まるなか、親米欧のサウジなどがイランの「工作」を警戒しているとの見方がある。
サウジ政府はすでに新設の特別部隊員として5000人を採用したもようだ。来年には部隊の規模を2万人に拡大させる。これと並行してサウジ政府はイラクとの国境に沿って約900キロメートルの「防御壁」を建設する。総工費は約11億ドルで10月下旬に建設工事の入札を実施する。イランが支援するイスラム教シーア派民兵の侵入を防ぐ狙いだ。
サウジの油田警備はこれまで、主に国営石油会社サウジアラムコに属する5000人の部隊が担当していた。サウジ国軍の兵力は12万5000人、サウド王家の親衛隊とされる国家警備隊は7万5000人。(07:00)
- 「防御壁」建設とは？ 効果は？だが"ブッシュ後"に備えてのものでしょうね。 本文なし。 新世紀人 2007/9/22 15:23:56
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