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アメリカとイランの緊張の背後にあるもの (バース党声明)
http://www.asyura2.com/07/war96/msg/329.html
投稿者 新世紀人 日時 2007 年 9 月 26 日 20:06:19: uj2zhYZWUUp16
 

http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2007_Baath_20070920.html
イラク情勢ニュース URUK NEWS > 2007年9月
アメリカとイランの緊張の背後にあるもの
Baath Party Statement バース党声明
What is behind the sudden US-Iranian heightened tension?
アラブ・バース社会党イラク指導部
2007年9月20日 アルバスラ・ネット掲載
http://www.albasrah.net/ar_articles_2007/0907/ba3th_200907.htm
English: Translated by Abu Assur - al-moharer

 アメリカとイランの緊張が突然高まっている背後に何があるのか?

 われわれの地域(中東あるいはアラビア湾岸/訳註)は、アメリカとイランの間によく計画された意図的な緊張が高まって、それがこの地域および世界のトップ・ニュースとして焦点を当てられていることを知っている。だが、実際に起こっている事態はどういうものなのか? この緊張の背後にある本当の目的は何なのか? どこまで高まるのか? これらの疑問に答えるには、われわれは次のことに留意するべきである。
 1) イランとアメリカの緊張が高まっているにもかかわらず、両国とも決して対話を止めなかった。両国は、それぞれのバグダッド駐在大使による第4回目の公式協議を準備中であり、イラク分割にむけて合意づくりをすすめようとしている。

 2) アメリカは長期にわたって、政策や司令官を替えてみたところで、自国の敗北は決定的なものであり、絶対的な事実であることを理解してきた。そこでアメリカ議会へのペトレアス司令官とクロッカー大使の報告および証言を熟考し、もう一方では、アメリカとイランがイラクとアラブ民族の経費処理を覆い隠すためには濃い煙幕が必要だとブッシュは既に決心していた。

 アメリカのイラク撤退は、つまるところ、イラクを3つの国に分割すること、戦略的な長期の石油契約に署名することを必要としている。この2つのアメリカの要求は、アメリカが撤退し、イラクを3つの小国同士で争わせ、アメリカの手の内でアラブとイランの衝突を操るための前提である。

 3) 策略をめぐらしイラクの諸政党を誘い出すために、アメリカは自国の利益に沿ってイランとの関係を調整するのに支えを必要としており、イラク内の親イラン勢力の一部を中立化し、他の一部には後押しをしている。これらイラクの諸勢力を納得させるために、アメリカはイラク国内でイランを攻撃することが必要となった。アメリカが実際に求めているのは、イラクおよび中東に伸びたイランの爪を手入れすることであるが、決してイランの爪を切りとったり羽をもいだりすることではない。イランとアメリカの取引がはっきりしており、この問題に関して両国に政治的な誤解が生じない理由は、ここにある。

 4) アメリカとイランは中東全域をかき混ぜようとしている。イランに対する限定的な空爆またはミサイル攻撃という選択肢がありうるが、それは黄金の皿にイラクを盛りつけてイランに差し出すのを見て愕然としたアラブ諸国を獲得するために、アメリカが必要としていることなのだ。これらのアラブ諸国は、アメリカの真意にウンザリして、まだアメリカに協力することには距離を置いている。アメリカは失われつつあるイランの影響力に終止符を打つべく、これらアラブ勢力を引きこみたいのだ。

 イランは、イラクを侵攻し卑劣な宗派主義を煽るという不名誉な役割を演じたせいで、アラブの地とイスラム世界で評判を落としており、イランはそれを挽回して親イランのアラブ人からもっと支持を得る口実をほしがっている。この試みは、レバノンでの新たな戦争かシリアとイスラエルの戦争においてアメリカと対決しないかぎり、実現することは不可能である。イランがアメリカと対決すれば、イランは第3勢力としてイスラエルと戦っていると見られることになろう。シリアならびにレバノンでの緊張の高まりは、アメリカとイランの危険な駆け引きの終着点である。

 5) アメリカとイランの対決は、もしそうなった場合に、新たな中東づくりにむけたアメリカとイランの合意をもたらすだろうが、そこではイランがイスラエルと肩を並べて重要な役割を演じ、まずはアメリカとイランとイスラエルの利益のために政治および人口動勢のうえでアラブの地を線引きし直すことになるだろう。最も痛手をこうむるのはアラブ諸国であるにもかかわらず、である。これは、米軍の空襲とミサイル攻撃による軍事攻撃が続き、それに対して、おそらくイラン軍がアラビア湾とアラビア半島にある米軍基地およびアラブの石油施設に反撃してからのことになる。こうなるとイランにも政治的変化があるかもしれない。

 6) 最後に、イランとの間の緊張の高まりは、イラク情勢を覆い隠すことを意図したものでもある。イラク情勢においては、アメリカとイランのイラク政策がレジスタンスの軍事行動のせいで破綻しており、イラク・レジスタンスの各勢力を争わせることにも失敗したことを確認できる。

 米軍のイラク報告は明快である。すなわち、戦闘に決着をつけ占領軍を駆逐するというレジスタンスの断固たる意志ゆえに、今後の数週間および数ヶ月が決定的なものになるだろう。かつてないレジスタンスの増強を示唆する最も重要なできごとの一つは、イラクの諸部族が、特に南部において、占領軍を一掃するという大きな共通の目標のもとに、広い範囲で国民レジスタンスとバース党に加わってきていることである。占領者たちは人殺しの緊張にとらわれて、おりしもイラク全土に広がる大規模の戦闘に耐えることは不可能である。
 以上のように分析したうえで、わがバース党はイラクのすべての息子たち娘たちに対して、占領に協力させようと誘う米軍の戦術に意識をとぎすまして慎重であることを呼びかける。わが党は、すべてのアラブ大衆と教養ある人々に対して、イランもしくはアラブに伸びたイランの手先によって演じられるゲーム−−すなわちイランとイランの民族主義的利益を守るためにアラブ人の血と大地を利用する−−に警戒するよう呼びかける。

 われわれはそのことを明快に高らかに宣言する。イランがイラクおよびアラビア湾においてアラブの大地を占領しているかぎり、イスラエルよりももっと危険な手段でイラクその他の国のアラブとしてのアイデンティティーを脅かしているかぎり、イランを弁護することはできない。

 イランは、イラクにおいて敵国および植民地主義の国として振る舞っており、どのような言葉で取り繕おうとも、アラブの国を犠牲にして占領者アメリカと協力していることを切り離すことはできない、というのが愛国的で民族的な正しい立場である。したがって、第一の課題はアメリカとイランというアラブにとって最も危険な2国と最後まで戦い続けることでであり、一方に反対して他方に支援を求めることでは決してない。
 イラクの武装革命万歳
 
 バース党イラク指導部 文化情報局
 2007年9月20日

 輝けるイラク・レジスタンスが、アラブとイスラムの大地メソポタミアにおいて、血に飢えた残忍な米軍を敗北に引きづりこんだ・・・


[新世紀人コメント]
イランの核施設へのイスラエル軍又は米軍による爆撃が行われてもそれは「終幕」の序章に過ぎない出来事だろう。
イラン核施設の壊滅的な破壊を戦果として得る事が出来ないかもしれないのだ。
しかし戦果を期待できなくても、「終幕の序章」としての効果としては十分である。
私が本当に心配しているのは「パキスタンの核ミサイル」である。
本当は米国はさらに背後の「奥の▲」ではこの「パキスタンの核ミサイル」の利用が考えられていると私は観測しているのだ。
9・11事件で始められた対テロ戦争の虚構は、次の9・11的事件で幕を引くのではないかと考えるのだ。
イラン核施設への攻撃は「次の9・11的事件」ではない。
さらに長い歴史的視点から眺めれば、
ヒロシマ・ナガサキの核攻撃で始まった歴史的支配は次の核攻撃で終幕・終了する形を取る可能性があると言う事だ。


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