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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070926AT2M2600L26092007.html
米大統領、イラク首相に石油法などの早期成立求める
【ニューヨーク＝加藤秀央】ブッシュ米大統領とイラクのマリキ首相は25日、ニューヨークで会談し、イラクの治安や復興について意見交換した。大統領は会談後、記者団に対し「国民和解努力や（復興関連の）法整備の実現を求めたい」と述べ、新石油法など宗派間対立の緩和につながる法案の早期成立を改めて求めた。
米側の説明によると、両首脳は米民間軍事会社ブラックウォーターの要員がイラク市民を殺害した疑惑を受け、イラクの「国家主権」についても協議した。これまではマリキ首相とライス米国務長官が対応策を協議してきたが、マリキ首相がブッシュ大統領に対し「国家主権の尊重」を直接求める形で提起したもようだ。非正規軍で法的根拠があいまいな民間軍事会社の活動をどのように認めるかの問題が、イラクと米国の2国間関係の根幹にかかわる問題となってきた。(09:54)
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