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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070927AT2M2700Y27092007.html
【ニューヨーク＝中前博之】国連安全保障理事会は26日夕、ミャンマー情勢の緊迫を受けて緊急の非公式会合を開いた。議長国フランスのリペール国連大使は会合終了後、軍事政権が反政府デモ参加者への実力行使に踏み切ったことに安保理が「懸念」を表明し、国連事務総長特使として同日夜に派遣するガンバリ特別顧問の即時受け入れを求める声明を読み上げた。
安保理では、同特使への軍事政権の態度を見極め、さらに強い影響力を持つ措置も視野に改めて対応を協議するよう唱える声もある。ミャンマー政府当局と反政府デモとの衝突で死者などの被害が拡大する事態となれば、国際社会で同国軍事政権への包囲網を構築する動きが加速する見通しだ。
声明は、死傷者が出たと報じられたミャンマー情勢に懸念を表明したうえで、同国政府などに「自制」を要請。特使の緊急派遣を「歓迎」し「一刻も早い受け入れ」を決断するよう促した。(11:01)
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