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「アルカイーダ米本土で作戦狙う」米政府警戒
10月10日9時13分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071010-00000907-san-int
【ワシントン＝山本秀也】米ホワイトハウスは９日、国際テロ組織アルカーイダが米本土へのテロ攻撃を狙う「最も深刻な脅威」とする報告を公表した。ブッシュ大統領は、報告公表にあたっての書簡で、「テロ抑止の取り組みには国内外での反撃も含まれるべきだ」として、テロとの戦いを積極的に展開する強気の構えを示した。
米国内のテロ抑止をまとめた「国家安全保障戦略」は、米中枢同時テロを受けた２００２年７月に公表されたもので、今回は初の改訂版として公表された。
予想されるテロについて、報告はアルカーイダが核、生物・化学兵器など大量破壊を狙ったテロの機会をうかがっていると分析した。そのうえで、「米国内でアルカーイダとつながる人物は少数が把握されたに過ぎないが、組織側では米本土での作戦を狙ってくる」と警鐘を鳴らした。
テロ抑止の取り組みとして、公表にあたったタウンゼント大統領補佐官（国土安全保障担当）は、アルカーイダの活動摘発が連邦捜査局（ＦＢＩ）など司法機関の最大の任務だと強調した。また、辺境地域がアルカーイダの「聖域」とされるパキスタンについて、「いくつかの大きな成果」を挙げて、ムシャラフ大統領との協力を高く評価した。
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