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「油の仕入先/アフガン市民とISAF」―朝日ニュースター「パックイン・ジャーナル」より
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/134.html
投稿者 千早@オーストラリア 日時 2007 年 10 月 15 日 13:49:05: PzFaFdozock6I
 

恵さんからのメール、転載します。
吉岡忍氏がアフガニスタンの実情〜山口一臣氏が「テロリスト」について
述べるくだりは、摂訳↓

ニック・ロックフェラーは「全住民にマイクロチップを埋め込むのが最終目標だ」と言った
http://www.asyura2.com/07/war94/msg/354.html
投稿者 千早@オーストラリア 日時 2007 年 7 月 21 日 19:04:11: PzFaFdozock6I

で、アロン・ルーソが語っている「“対テロ戦争”とは何か?」と
まさしく合致していますね。

以下、転載です。


Subject: 「油の仕入先/アフガン市民とISAF」―朝日ニュースター「パックイン・ジャーナル」より


長文で申し訳ありません。以下の文章を転送・転載なさる場合は、加筆や削除はせずに全文をそのままお使い下さるようお願い申し上げます。

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杉並区のマリネッリ恵です。
10月6日(土)、朝日ニュースターの「愛川欽也 パックイン・ジャーナル」を見ました。出演者は次の方々でした。
愛川欽也氏 (司会、俳優)
山口一臣氏 (『週刊朝日』編集長)
吉岡忍氏 (ノンフィクション作家)
川村晃司氏 (テレビ朝日コメンテーター)
紺谷典子氏 (経済評論家)
横尾和博氏 (社会評論家)

油の仕入先を「週刊朝日」が取材しました。防衛省の対応が不可解です。一方アフガニスタンにおける情勢はどうなっているのか。ISAFはアフガン市民にどう見られているのか。いったいどんな活動が真の国際貢献なのか。
興味深い部分をお伝え致します。出演者の御発言はなるべく正確にお伝えしますが、文中・文末のですます調などは省略させて頂く場合があります。

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愛川氏:  この間この番組で、どこから買ってんだってパネリストの皆さんがね、なかなか推理小説書いたりするのがお上手。

横尾氏:  油の仕入先ですよね。

愛川氏:  そう。だって油、海から出るわけじゃないしね。日本はもう出ませんからね。それでいろいろ調べていったら、これね、山口さんがちょっとした専門家なんですよ。

山口氏:  いや、それも本当にこの番組でね、先々週、平野貞夫さんが指摘されたんで、ぼくは面白い指摘だと思ったので早速「週刊朝日」の記者を使ってね、いろいろ調べたんですね。
米軍のホームページの話(記載内容を変えた件)もありますし、この対テロ戦争のなかには隠し事っていうか、やっぱり表沙汰になっては困る情報っていうのが多分あるんだと思うんですよ。だからホームページを閉じちゃったり・・・。
これまで油を日本は何処からか買ってきて只でアメリカに上げていた。で、この油代っていうのは税金ですよ。

愛川氏:  そう、そう、そう。

山口氏:  ねえ。税金200億円も使われてるのに。先ず防衛省に表から訊きに行ったんですよ。そうしたら、どっから買って、どっから積み出して、どういう調達経路っていうのは一切言えないっていうんですよ。税金が使われているのに。

愛川氏:  おや!

山口氏:  これね、軍事上の秘密ではないじゃないですか。

横尾氏:  仕入先だからね。

山口氏:  油の仕入先を、判ったからって、じゃあどういう軍事的支障があるのかって、ぼく素人だから余計わからないんですけど、全くこう解からなかったです。
それで、しょうがないんで手を変え品を変えて調べてったら、おおよそのことが判ってきたのは、一つはですね、どうもバーレーンにある国営の石油精製所からF76っていうタイプの軽油を積み出してるんじゃないかって・・・、可能性が非常に高いことが判ったんですね。
このF76っていう軽油は実はね、アメリカ軍特製の仕様なんですね。アメリカ軍特注のもので、米軍とNATOの艦船にのみ使える油なんです。一番最初に言ってたハイオクっていうのは正に嘘なんですね。つまり米軍共通仕様の油を、まあ中東湾岸諸国、たぶんバーレーンが一番疑いが濃いんですけど、そこから積み出してると。
しかもその国営石油会社をよく調べると、アメリカのシェブロン(Chevron)という大手石油会社とすごく密接な関係があって、まあこの会社は・・・知ってる人は知ってるんですけど、ライス国務長官がかつて役員を務めていたことがあるという、まあアメリカの政府の中枢にもつながるような会社なんです。

横尾氏:  ほーら、やっぱりだ。

山口氏:  要するに、買えば買うほどアメリカの会社が儲かる・・・かもしれないっていう状態なわけ。しかも、当然ですけど、それを買うにあたって日本の商社2社が絡んでるんですね。

愛川氏:  ほら。

山口氏:  で、この2社の名前も明らかにしろっていうことも取材したんですけど、これは「言えない」って言うんですね。いま調べてる。間もなく判りますけれども。その2社から6年間、随意契約で買ってるんですよ。

横尾氏:  競争入札じゃなくて。

山口氏:  つまり言い値で買ってるっていうことなんですね。で、少なくともそうすると、先ず大元の売り元、それから手数料稼ぎをしてる日本の会社2社に確実にお金が落ちるスキームであるわけ。

愛川氏:  そうだ。

山口氏:  で、この人達にとってみればね、やっぱり続けてほしいんですよ。

愛川氏:  そりゃそうだ。お得意さんですもんね。

山口氏:  そう。誰が一番この給油活動を続けてほしいと思ってるかっていうと、多分この人達なんですよ。
しかも更に調べてみるとね、これもう明らかになってることなんですけど、実際に90隻っていうのがね、最盛期で月平均すると約4万リットル海上給油してたんですね。それが今では月にたったの2千リットルなんですよ。

愛川氏:  あら、なんでそんなに減っちゃったんですか。

山口氏:  いや、もう必要ないから。

愛川氏:  あらっ。ということはもうそんなにお得意がいなくなっちゃった。

山口氏:  お得意がいなくなっちゃったし、あの広いインド洋の上でね、船を行ったり来たりさせてることにあまり意味がないっていうことに気付いてるから、「もうそろそろいいんじゃないか」っていう話なんですよ。

愛川氏:  だって、あそこインド洋でもってね、アルカイダか何かがあそこからなんか武器を持ち出したり、その船を臨検するということで、アメリカはやってるわけでしょ。
で、その船やなんか、臨検した実績っていうのは、出てるんでしょ?

山口氏:  あっ、えーっとね、ごめんなさい。自衛隊がやった分でいうと、ここ6年間で、6年間でですよ、たったの7件。

川村氏:  それはもう相手国、旗国の了解を得ないと出来ないんですから、臨検っていうのは、国連海洋法条約に基づいて。

愛川氏:  うん。いけないんですってね。

川村氏:  アメリカがやってるのは、「自衛権だ」と言ってるらしいですけど、自衛権はそこまでは認めてないんですよ。だからできない。
ただ海上警備活動をやってれば、そういう変な・・・船が、麻薬とかそういうの積んだのが、そこを入って来ないだろうっていう・・・、まあ抑止力としてやっているということ。

愛川氏:  臨検だって、乗り込んでいったりしたら、国際法上これ、違反なんですね。それの油代ですよ。こういうことを国民が具体的に知っていけばね、なんだか国際貢献でいい事をやっているという、この宣伝係をやっている色んなメディアの中でね、本当のことを知らなかったらね、「もうそんなこと、いいじゃないか」っていう考え出ますよ。

吉岡氏:  ぼくね、アフガンで戦争が始まってから半年後ぐらいにアフガンに行ってたんですけど、今のこの給油活動も含めて、とんでもない大きな嘘が全体を覆ってるような気がしてしょうがないんですよ。
何故かというとね、例えばあそこでもってとにかくなんとか安定した社会を作るんだといって、まあカルザイ政権が出て来てやってますけど、しかしあそこでいま自由と民主主義を作ると言ってた人達っていうのは、10年前を振り返ってみたら、ぜんぶ内戦やってた人達ですよね。あのアフガンっていう国を、みんなで寄ってたかって潰してった、壊してった人達ですよね。
その前はもちろん旧ソ連が入ってって、それに対して抵抗運動やってましたけど、ソ連が引き揚げてからの、つまり10年間ソ連が居て、それからの5年間っていうのは、彼ら同士が要するに内輪揉めをやってぐちゃぐちゃにして、あの廃墟みたいな首都をつくったのは彼らですよね。その上彼らがタリバンを追い出すんだと言ってアメリカのバックアップを受けて出て来たわけですよね。そして今の政権を握ってるわけですよね。
僕はあそこに行っててね、カブールでもってずっと辛い時期を過ごした人達の話をずいぶん聞きましたけれども、彼らはね、信じてないですよ、その新たに来た、アメリカのバックアップで来た、或いは日本も含めて、来た人達、その権力者、ぜんぜん信じてませんよ。
彼らはまた戦争を始めるんじゃないかとか、また私利私欲を肥やすんじゃないかと言ってね、ぜんぜん信じてないですよ。だからこそ逆に言うと復興がどんどん遅れてるんですけどね。
そういう現実をなんとかしなくちゃいけないというのが、本来でいえば国際貢献のはずなんですよ。でもそれが何かわけ解からない今いったような構造の中で、石油を誰が売り買いして誰が一番儲かってみたいな話のところでやってることを、国際貢献という風な名前でなんとか認知させようとしてるわけでしょ。だから全部が嘘ですよね。

山口氏:  本当にいま吉岡さんが言ったことすごく大事で、やっぱりそもそも論に立ち返って、いったいアフガニスタンに何があるかのか、どうなってるのかというところを見極めないといけないと思うんですね。
例えばそのテレビでよく自民党・与党の人たちが説明するのは、「テロリスト、テロリスト」って言うんですね。「テロリストに対する戦いなんだ」って。
ぼく対テロ戦争っていうのは、敵は誰なんだっていうのをもっと明確に言ってほしいんですよ。で、それを言うと、「テロリスト」って言うんですよ。
「テロリストって何ですか。タリバンですか」。タリバンって違うじゃないですか。タリバンってもともと神学校の生徒で、要するにパシュトゥーン人の一つの勢力だったわけですよ、地場を支配するためのね。
「じゃあアルカイダですか」。アルカイダって何処に中央司令部があるんですか。アフガニスタンにあるんですか。そうじゃないでしょ。
「じゃあオサマ・ビンラディンを捕まえるための作戦なんですか」。オサマ・ビンラディンを捕まえるんだったら、それはやっぱり情報戦と、あとは特殊部隊や秘密警察ですよね。

吉岡氏:  そう。

山口氏:  つまり何ていうかな、万引きを捕まえるために街のなかを戦車が走り回ってるような感じなんですよね。そうするとこの戦争事態が、なんか物凄く虚構に満ちてるっていうか、

吉岡氏:  そう。全く嘘に、誤魔化しに満ちてるんですよね。だから、例えば民主党の小沢さんが言ってて・・・、ぼくは本当かな、それでいいのかなって思ってますけど、治安支援部隊、ISAFっていう部隊がね、アメリカ以外のNATO軍を中心とした軍隊が今やってますよね、あのカブールから今もう全国的に平定すると、治安を維持するという形で活動してますけど。
ぼく、彼らの活動見てて、現地でですよ、見てて、物凄くアフガンの普通の人たちを低く見てますよ。早い話、彼らに向かって戦車の上からおしっこしてるの、ぼく見ましたよ。
こういう治安維持部隊、或いは治安支援部隊って、これが国際貢献してる、或いはそれに対して日本も入って行くんだみたいなので、本当にいいのかなぁと。

横尾氏:  それはもう全然ちがうと思いますよね。やっぱりやるとしてら、民主党が言ってるような民生支援とかね・・・

吉岡氏:  民生支援は僕はわかりますよ。

横尾氏:  或いはNGOを支援するとかね。そういうことなら解かりますけどね。

吉岡氏:  すごい乱暴な対応をしてますよ、一般のアフガン人に対して。それに入って行くことが国際貢献だとは絶対に思えない。

川村氏:  「テロリスト」っていう言葉で一口に言いますけど、やっぱり・・・「反米主義者=テロリスト」っていう規定の仕方をしてるとすると、逆にそのアフガンや或いはイラクでもそうですけど、イスラムに対してキリスト教国家が横暴なそういう治安活動をやってくれば、普通の人たちも反米主義者になってくる訳ですよ。
それ=テロリストって見なすとですね、これは逆に悪循環に陥るんで。寧ろいまオーストラリアもイギリスもそうですけど、「テロとの戦い」っていう言葉を今年の初めから一切使わなくなってるんですよ、リーダーたちは。
そして、アメリカのブッシュ大統領もこの間イラクに電撃訪問した時は、イラクの米兵の前で「テロとの戦い」とは言わなかったんですよ。イラクの復興をきちんと、確実に平和をもたらすためにという形で、「テロ」という言葉を使わなかったんですよ。
で、いま使ってるのは、堂々と言ってるのは日本だけなんですよ。

山口氏:  あっ、そうなんですか。ふーん。でも今だってテレビに出てる・・・、石破さんもそうだし、石原伸晃さんもみーんな・・・

川村氏:  うん。だからその辺も、解かってないんですよ。

山口氏:  みーんな、「テロリストだ」「対テロ戦争だ」って。

愛川氏:  また、さっきも言った通り、日本の国民の脳細胞に、こう刺激を与えるためにはね、あの9.11、即ちテロリスト、良くないだろうと。従ってその根っこをなんとかするために油だろって、ここに飛んじゃうんですよ。

山口氏:  ガソリンスタンドやってる場合じゃないんですよ。

吉岡氏:  ガソリンスタンドやってる場合じゃないんですよ、本当に。そこだけを議論しちゃいけないんですよね。やっぱり過去に遡ってきちんと経緯をみて、その上でどうなのかっていう・・・、ちゃんとした事を議論しないと、「2百億だからいいだろう」とか「百億にしようか」とか、そんな議論じゃいけないんですよね。

愛川氏:  しかも、石油はもうあんまり要らないそうじゃないですか。

川村氏:  だから、何故いまアフガニスタンにタリバンが復活してきたのかと。で、タリバンがここまで大きくなってきてるっていうことは、逆にいうとアメリカがそういう拡大再生産してるわけですよ、反米主義者も含めて。
タリバンがこれだけ大きくなったことによって、じゃあ治安や民生がどうなってるかというと、一部では前よりもタリバンに頼ってる市民が出て来てるわけですよ。ここのところをどう考えるかっていうとね、日本がやってる事はテロ対策なのかっていう・・・、本来であればこの“テロ特措法”っていう名前自体、もう変えたほうがいいくらいなんですよ、本当にアフガニスタンを支援するっていうんであれば。

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以上です。 [文責: マリネッリ恵]

今回は田岡氏は出演なさいませんでしたが、「AERA」に書かれた記事(臨検の話、国連海洋法条約の件でしょうか?)について何名かの高官から電話があり、「おっしゃる通りなんですよ。田岡さんならどう答弁なさいますかねぇ?」と訊かれたそうです。(10月13日の「パックイン・ジャーナル」より)



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