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参照:『米国における戦争利権および収入と富の一極化』(Global Research)、他
http://www.asyura2.com/07/war98/msg/338.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2007 年 11 月 26 日 03:42:05: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: 戦争(巨大な戦費)の犠牲者たち: 難民化するアメリカ国民――にほん民族解放戦線^o^ 投稿者 千早@オーストラリア 日時 2007 年 11 月 24 日 11:35:17)

(上のグラフは、1979年から2004年までの間に、米国で税徴収後の収入の変化が各階層によってどれほど異なるかを示す。最下層(下から5分の1)の者ではこの25年間のうちにわずか6%しか収入が増えていないが、最上層(上から5分の1)の者では176%も収入が増えているのだ。)

英語の文献なのですが、ミシェル・チョスドフスキーが主催するサイトGlobal Researchの記事です。

これは、アイオワ州デス・モインズにあるドレイク大学の経済学教授イスマエル・ホッセイン-ザデーの著作「米国軍国主義の政治経済(The Political Economy of U.S. Militarism)」より、作者自身が抽出してGlobal Researchに寄稿したものです。

http://globalresearch.ca/index.php?context=viewArticle&code=HOS20070412&articleId=5368War
Profiteering and the Concentration of Income and Wealth in America”
by Prof. Ismael Hossein-zadeh

ここには、20世紀の米国の歴史を通して、戦争がいかに貧富の差を作り出してきたのか、特にブッシュ政権になっていかにそれが激しいものになっているのかが、統計を通して如実に現れている実態が描かれています。

著者のホッセイン-ザデーは、戦争が「上流層に有利になる富の再配分」として機能している現実を鋭く指摘しています。

ここでは私は全訳をする余裕は無いのですが、幸いにして、『真相の深層』誌2007年秋第15号にこの記事の全訳が掲載されています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
季刊『真相の深層』07秋号・第15号
http://www.jca.apc.org/~altmedka/shoten-sinsou-0709.html
対外戦争政策は同時に国内資産収奪システムの強化である!
『米国における戦争利権および収入と富の一極化』
ホッセイン-ザデー著 訳:江熊 裕志
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは本当にすごい内容です。巨額の「軍事予算」として計上されるカネが、いかに「下の方から」吸い上げられて「上の方に」再配分されているのかを如実に示すものです。特にブッシュ=ネオコン=シオニスト政権になって、それがどんどんと加速しています。

これに次の記事を合流させると実態がより明らかになるでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/233.html
ユダヤ人の興隆と社会格差の拡大(この新支配階級が人類社会を滅ぼす?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後に、イズラエル・シャミールの文章からの次を引用します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・http://www.asyura2.com/07/holocaust4/msg/328.html
【全訳】さるぐつわをはめられた歴史(イズラエル・シャミール著)

(引用開始)

 最近、ユダヤの賢者であるゼヴ・チャフェッツ(Zev Chafets)は、ユダヤ人が強力でありずる賢いと言ったために出場停止になった米国のスポーツマン、リチャードソンの弁護を買って出た(参照:http://jewishworldreview.com/0407/chafets041107.php3)彼はこのように言ったのだ。「ユダヤ人は世界一の安全保障システムを持っているよ。テルアビブ空港に行ったことがあるかい? 彼らは実にずる賢い。いいかい。彼らは世界中で嫌われている。そこで彼らはずる賢くなってしまったのだ。彼らはこの世界で物凄い力を手に入れた。俺の言うことが解るかい? 俺の思っていることは大変なことなんだ。何の間違いもないと思うよ。もしあんたが最もプロフェッショナルなスポーツマンを調べてみるなら、そいつらがユダヤ人に動かされていることが解るさ。もしあんたが一番成功している会社とそのスタッフを調べてみたら、そいつらがユダヤ人に動かされていると知るだろう。別に非難してるわけじゃないけど、あいつらはずる賢い連中だ。」

 チャフェッツは次のように報告した。「申し訳ないが、リチャードソンは何一つ攻撃的なことは言わなかった。実際にユダヤ人という民族は、私の経験から言っても、利口である。そして彼らはそのことを誇っている(特に黙っている人ほど)。リチャードソンが一体ほかにどのような有害なことを言ったというのだろうか? イスラエルが世界一治安の良い空港を持っていることか? これも真実でありイスラエル自身が自慢するようなことなのだ。ユダヤ人が嫌われていて自己防衛をする必要があるということか? これは反名誉毀損同盟(ADL)自体の設立の根拠である。私が言える限りのことでは、(人口の約1%である)ユダヤ人がNBAにあるチームのおよそ半分を(そして野球やアメリカン・フットボールでも相当な部分を)所有している。それでどうだと言うのだ? ユダヤ人が数多くの優良な企業を経営しているという観察に至っては、何の冗談も無い。ユダヤ人は米国で最高の経済的に成功している民族集団といってほとんど間違いは無い。それに何か問題があるのだろうか?」

 この質問(「それに何か問題があるのだろうか?」)に対しては、ニューヨーク・タイムズのデイヴィッド・C.ジョンストン(David C. Johnston)が次のように回答した(参照:http://www.truthout.org/issues_06/040207LA.shtml)。彼は書いた。「(米国における)収入の不均等は2005年になって顕著に広がった。米国人の上の1%が−彼らの年間収入は34万8千ドルを超えている−1923年以来最高の国内収入の分け前を受け取っている。これは最近公表された納税データの分析が示している。この新しいデータはまた、トップ30万人の米国人が最下層のほとんど1億5千万人分にあたる収入を集中的に手に入れていることを示している。一人当たりで言えば、トップ・グループは、下半分の平均的な人々が稼ぐ440倍にのぼる収入を手にしており、1980年から格差が2倍に広がっている。」

 ジョンストンが答えていない(仮定すらしていない)質問は次のものである。「最下層のほとんど1億5千万人分にあたる収入を集中的に手に入れている」「トップ30万人の米国人」の中で一体どれくらいが「米国で最高の経済的に成功している民族集団」に属しているのか? 国家宗教やその他の非経済活動的な防止装置が無い場合には、米国の政治に対する影響が彼らの総合的な収入におおよそ比例すると予想できるのではないのか?

 「民主主義」は各人が一票の権利を持ちそしてそのすべての票が平等である所でなら理想的だろう。この理想は経済的な不平等が無い場所ですら実現が極めて難しい。各人の能力差によって影響力の大小が現れるからである。ジョンストンによって描かれているような状況の中で、エリート階級の1メンバーが平均的な500人分の収入を得ている場合、民主主義は激しく破壊されることになる。しかしこの理想は、もしこれらのエリート階級の者たちが自分のマス・メディアを持ち他人の世界観を形作る能力を持っているのなら、完璧に欺かれてしまう。もしそれらのメディアの大物達がその資材を米国での至福として共同で出し合うのなら、民主主義は意味を失ってしまう。私はメルケル女史が言った「自由な報道は我々の社会の土台でありあらゆる自由の基盤である」という言葉に前面的に賛成するものである(参照:http://www.haaretz.com/hasen/spages/852026.html)。だがしかし、新聞がアルフレッド・ネヴェン・デゥモント(Alfred Neven DuMont)やイタリアのベルルスコーニのようなユダヤ人やユダヤ愛好者であるメディアの大物達に所有されている場合に、どうして彼女がその報道を自由であると見なすのか、私には想像すらつかない。デゥモントはドイツで最も歴史のある出版社の一つを所有し、同時にイスラエルの新聞ハアレツの共同所有者でもあるのだ。(メルケルは彼の誕生日に上のように語ったのだ。)どうしてこの新聞社がプーチンのロシアのような国家統制の新聞より自由だと言えるのか? どうであれ国家はその全国民を代表すると主張するのだ。

(後略、引用終り)
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