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ブット氏 選挙ボイコットも
http://www.nhk.or.jp/news/2007/12/04/d20071204000041.html
野党指導者のブット氏とシャリフ氏は、日本時間の４日未明、首都イスラマバードで会談し、来月８日に予定されている総選挙への参加について協議しました。政治活動を再開するため２人がことし帰国してから直接顔を合わせるのは初めてです。会談後の合同記者会見でブット氏は「与党の候補者名に最初から印がつけられている偽造の投票用紙が２万枚準備されている」と述べ、政府主導による不正行為がすでに行われていると指摘しました。そのうえで「公正で自由な選挙が保証されないかぎり、選挙をボイコットすることも辞さない」と述べ、野党勢力が一丸となって公正な選挙の実現を目指してムシャラフ政権と対決姿勢で臨むことを申し合わせました。一方、シャリフ氏は過去に訴追されたことを理由に選挙管理委員会から立候補の届け出を拒否されたことを明らかにしたものの、「立候補できなくともわたしの信念は変わらない」と述べました。ブット氏ら野党勢力が選挙のボイコットも辞さない姿勢を示したことで、選挙を前にさらに混乱が広がる可能性も出ています。
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