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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071217i102.htm?from=navr
「米国が攻撃を承認した」トルコ軍参謀総長、イラク北爆で
イラク情勢
【カイロ＝福島利之】トルコ軍のビュユクアヌト参謀総長は１６日、イラク北部のクルド人武装組織「クルド労働者党（ＰＫＫ）」の拠点を同日未明に空爆したことについて、「米国が攻撃を承認した」と述べた。
トルコの半国営アナトリア通信が報じた。
参謀総長はまた、「米国は（ＰＫＫ拠点などの）情報を提供してくれた」と説明。米軍がイラク領空を開放したとも述べ、米国の“お墨付き”を得たうえでの空爆だったと強調した。
しかし、アンカラ発のロイター通信によると、米外交当局者は「（攻撃について）事前に知らされてはいたが、承認はしていない」と話し、参謀総長の主張を否定した。
一方、イラク外務省は１６日、駐イラクのトルコ大使を呼び出し、「このような事態は、両国の友好関係に悪影響を与える」として、空爆の停止を求めた。
また、イラク北部のクルド自治政府当局者はロイター通信に対し、空爆で死亡した女性は民間人だったと述べた。
（2007年12月17日10時54分 読売新聞）
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