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【政治】 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007122101000634.html
民主、テロ対策で対案提出 アフガン本土で民生支援
2007年12月21日 19時41分
民主党は２１日、政府の新テロ対策特別措置法案の対案に当たる「国際テロリズムの防止と根絶のためのアフガニスタン復興支援特措法案」を参院に提出した。
共産、社民両党が民主党案に批判的なことや、会期が来年１月１５日までしかないことから、対案は採決せず、政府案も継続審議にするよう求める方針。与党側は政府案が１月１１日までに参院で採決されなければ、憲法の「みなし否決」規定を適用し、衆院で再議決し成立させる考えだ。
対案は、民生支援のために自衛隊や民間人をアフガンに派遣し、武装解除や医療、物資の輸送、配布などに従事させることが柱。
民主党の小沢一郎代表は記者団に「米軍に対する給油支援という政府の法案と、国連の活動の枠内でアフガンの民生支援をするという民主党の考え方が俎上に載った。国民にも、より分かりやすくなったのではないか」と強調。対案提出を見送る方針を転換したことについては「民主党案はないのかという声が多く、会期が大幅に延長されたので提出した」と説明した。
（共同）
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