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http://www3.nhk.or.jp/news/2008/01/07/k20080107000016.html
イランで日本の大学生の中村聡志さんが武装グループに誘拐されてから７日で３か月となりますが、犯行グループとの解放交渉には進展が見られず、事件がさらに長期化する懸念が出ています。
この事件は、イラン南東部を旅行中だった横浜国立大学４年の中村聡志さんが、去年１０月、武装した麻薬密輸グループに誘拐されたもので、７日で事件の発生から３か月となりました。イランの治安当局者によりますと、中村さんは、イランから隣国のパキスタンに連れ去られ、今も国境から東に４００キロほどのパキスタン領内で拘束されているということです。最新の情報では中村さんは無事だということです。治安当局は地元部族の有力者を通じて解放を働きかけていますが、犯行グループは刑務所に収監されているグループのリーダーの息子など仲間数人の釈放を依然要求しているということです。これに対し、治安当局は「また同じような誘拐事件を起こしかねない」として要求を拒否していることから、交渉は進展していません。また、中村さんが拘束されているパキスタンの情勢がブット元首相の暗殺事件などで不安定化し、解放に向けた動きに支障が出る可能性もあることから、事件がさらに長期化する懸念が出ています。
1月7日 5時42分
- 中村さん誘拐：交渉進まず３カ月…武装団、パキスタン潜伏（毎日新聞） クマのプーさん 2008/1/07 15:44:08
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