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れんだいこのカンテラ時評380 【読解力考】
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投稿者 こげぱん 日時 2008 年 3 月 31 日 23:51:45: okIfuH5uFf.Lk
 

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れんだいこのカンテラ時評380 れんだいこ 2008/03/20 21:28

 【読解力考】

 次のようなことが云いたくなった。知の専門家と云われるいわゆる学識者、知識人の知の水準は大丈夫なのだろうか。れんだいこは、興味の赴くところ、いろんなところに首を突っ込んでいるが、その界隈で取り寄せた資料の中に妙な癖があることに気づいている。

 れんだいこにとって有り難い資料的価値を有するものでも、いただけるものは殆どが客観記述資料的なものに限られ、筆者が自己見解を表明したくだりになると何とも食えないものが多過ぎる。それが市井の普通の者の手になるものであるならともかくも、結構な肩書きを持ついわゆるインテリの労作だとすると首を傾(かし)げたくなる。

 その中でも、いわゆる読解力に欠けた評論がままある。こういう手合いが外国語を読めるとして、外国語を読んだからといってどうなるのだろう。外国語になると途端に読解力が高まるのだろうか。ということは有り得ないだろう。れんだいこは、辞書片手で無いと外国語が読めないので、一々彼らの読解間違いを指摘する余裕が無い。時間を掛けて捜すと、恐らく幾らでもあるだろうと思われる。

 世の中の学問水準がこういう程度だというのに、ご丁寧にも著作権網だけは次第に拡幅してきており、引用転載ご法度の不自由極まる社会に誘われつつある。そりゃぁ、不細工な論文を提起している者にとっては有り難い仕掛けではあろうが。

 例えばの話し、最近著作権法の推敲に忙しいれんだいこは、プラーゲ旋風の逆評価にたまげている。既に「れんだいこのカンテラ時評376、音楽著作権法に於けるプラーゲ旋風事件考」で私見を述べたが、世の識者は何と「ウィルヘルム・プラーゲ―日本の著作権の生みの親」、「著作権の父ウィルヘルム・プラーゲ博士」等々と評している。

 結果的に、プラーゲ「日本型著作権の生みの親、その限りでの日本著作権法の父」になったのは事実だが、それは反面教師的にだろう。ならば、言葉の使い方が違うだろうに。普通、「生みの親とか父」とか評するのは、彼の営為によって彼の企図したものが直接的に生み出された場合だろう。史実は、プラーゲ機関に対抗すべく日本音楽著作権団体が生み出され、同機関がプラーゲ機関的著作権活動を排撃したのだから、こういう場合には使わないだろう。

 もっとも、その後の日本著作権法の歩みは逆転し、かってのプラーゲ機関的活動を担い始めた。自己否定の道であるが、この道を随分掘り続けて今日に至っているので、今日の目線からは「生みの親とか父」とか云えない訳ではない。しかしそれにしても、単純に「生みの親とか父」とか云うには事態が捩れすぎているではないか。少なくとも反面教師的捉え方をする余地を残しておくべきではないか。「生みの親叉は父ウィルヘルム・プラーゲ、その反面教師伝説」とするなら幾分かはましだろうが。

 問題は、ストレートに「ウィルヘルム・プラーゲ―日本の著作権の生みの親」、「著作権の父ウィルヘルム・プラーゲ博士」と評する者の頭脳程度に係っている。人よりも著作権法を学んだ物知りが平気で「何の注釈も無く結果評価」する頭脳の資質が問われている。結果的に、知らぬ者を騙していよう。

 しかし、これが通説となり、「昭和の初年、周囲の無理解と圧力の中で、日本の近代文化のために著作権の確立を提唱し、当局と戦った一人のドイツ人、ウィルヘルム・プラーゲ」とか何やら左翼革命家の悲劇の闘士的伝説に合わせて祀り上げたら、それは違うのではないのか。ところが、どうやら、これが罷り通っている節がある。

 プラーゲ評価考は一例である。本来有り得てならない逆転評価が他にも世に五万とある。大正天皇然りである。田中角栄然りである。田中清玄然りである。この場合は善者知者が悪者愚者にされた。宮本顕治がそうである。この場合、悪者が善人にされている。昨年逝去したが、極めて有能な革命家であったと評されていたが馬鹿馬鹿しい事この上ない。野坂参三然りである。中曽根もナベツネも小泉もこっちの系譜だろう。

 人物評価ならまだしも事件の真相評価をこれをやられると、通説を学ぶ者は学ぶほど馬鹿になる。現代はこういう手合いが多い。このワナから抜け出すにはよほど幅広い実証主義以外に無い。その為には、資料と議論が肥やしになる。ところが、これに著作権法のバイアスが係り始めており、真相に辿り着くには容易でない。我々は、そういう仕組み、環境の中で生きている。このことを知らねばならない。

 学者、有識者、専門家の云う事が当てにならない時代に入った。政府発表で、戦後未曾有の最長不倒の好景気がまだ続いているのかどうか分からないが、小泉時代の指標に拠ればまだ続いているのだろう。後世は必ず馬鹿さ加減を笑うだろう。こういうことが続くのは、言論士が持説を平気で金で売るか、元々かなり低脳故に当局のプロパガンダをまともに受けるのが似合いだからだろう。それが彼らの商売だとすると、幾分かは割り引くが。

 問題は、人民大衆が彼らに洗脳される事にある。れんだいこが行きつけの喫茶店で、一言一句が彼らの言説の受け売りでしかない情報を教えてくれる有り難い人が居る。れんだいこは話をあわしているが、幾分かは可哀相とも思う。いずれにせよ、物言えば唇寒しとなる時代と付き合うのはごめん蒙りたい。

  単純な話、読解力の問題で、インテリぶる者の非インテリ度考
 (http://www.marino.ne.jp/~rendaico/ronpyo/tetugakunote/dokkairyokuco.htm

 2008.3.20日 れんだいこ拝

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れんだいこのカンテラ時評381 れんだいこ 2008/03/24 21:05

 【読解力考その2】

 れんだいこは、「読解力考」で、現代へなちょこ自称インテリの読解力的知能の低さを嗤った。それが影響したのか、れんだいこが畏敬する田中角栄のそれを比較対照してみた。「田中角栄論」
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/kakuei/) の「演説集」
(http: //www.marino.ne.jp/~rendaico/kakuei/enzetu/enzetu.htm)
で、角栄の思惟様式と話芸を確認してみた。

 そうすると、れんだいこが現代へなちょこ自称インテリに感じる不快さが無く、角栄の頭脳明晰と卓越した能力に感嘆するところとなった。これは感想だからどうしようもない。れんだいこはそう感じたということだ。立花隆辺りになると、角栄には智恵も教養もなく金権一つの威力で政界を闊歩睥睨したらしいが、そういうことが有り得るだろうか。れんだいこには、立花が東大を知能の金字塔の如く捉え、東大分析している様の方が卑小に思えてくる。

 ところで、角栄の智恵はどこから生まれたのだろうか。最近少し分かりかけてきた。彼は大学とかいうところに行かず、下手な学問に汚染されなかった分、生きた経済から学び、その間実学を積み重ね、政界に於いても通用する見識と実践力と度胸を身につけたのではなかろうか。その対極の福田が角栄に及ばず、大平が兄事せざるを得なかった原因がこの辺りにあるのではなかろうか。

 れんだいこが思うに、戦後日本は、角栄の能力を金脈追及事件とロッキード事件の二本立てで封じ込めて以来、あらぬ方向へ向かいだしたと考えている。角栄ありせば、日本の将来は随分景色が変わっていただろうにと悔やまれる。当時はネットが無かったから、それとれんだいこが今日のような気づきを得ていなかったから力になれなかった。

 今なら、れんだいこは、角栄の旗下に馳せ参じ、書生だろうが秘書だろうが知友としてであろうが矢面に立って殉死することができる。しかし、時間のずれがそうはさせない。惜しい悔しいことである。それにしても、れんだいこから見てこれほど素晴らしい角栄をこれほど悪し様に云い、今も角栄的業績の解体に与野党挙げて勤しむ政治って何だろう。

 これが偶然なら時代の貧困と見なしてまだしも赦せる。意図的に仕掛けられているとしたら、その仕掛けに乗ってはしゃぐ役者とピエロにエエ加減二センカイと怒鳴りたくなる。NHK、民報問わず、最近の政治討論が全く面白くないろ、なってない。丁度、イージス艦騒ぎして、肝腎な事故直後の救出活動の詮索をし無いまま、与党は弁明し野党は正義ぶる痴態が相応しい。

 今日はこれぐらいにしとこ。

 人生学院bQ
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/jinsei/
 お引き立ての皆様、リンク替えお願いします。


 2008.3.24日 れんだいこ拝

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