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無人で行われたソ連の月探査ミッションの成果と有人で行われた米国の成果の差は歴然としている。
http://www.asyura2.com/08/bd53/msg/206.html
投稿者 Ddog 日時 2008 年 5 月 25 日 09:36:14: ZR5JcjFY1l.PQ
 

(回答先: Re:私もアポロは月に行ったのか?の件については懐疑派です。本文は科学的事実の指摘 投稿者 夏水仙 日時 2008 年 5 月 25 日 05:51:20)

天体望遠鏡で月をたまに見るのですが、あの月を見るだけなのに凡その方向に向けても、簡単には月の方向へ望遠鏡を向けることができません。望遠鏡で捉えても月が地球の自転で動いてしまい、結構おおよその方向にむけるのすら難しいと自分の経験から、人間は簡単に月を見ることが可能だが、これを機械でやらすには難しい、月の表面は平らではなく海と呼ばれる地域でも岩石があり、設置後30年を経過した現在も利用されているレーザー反射板を容易に設置できるものではないと考えています。

望遠鏡の個人的以上の経験に関してはあくまでも個人的な主観ですが、以下に旧ソ連の月探査ミッションデータを貼り付けます。

尚、旧ソ連が設置したレーザー反射板が現在も利用されているか日本語・英語で検索しましたが不明でした。ロシア語で検索していませんので強く主張できませんが、利用されていないと推測します。現在でも利用されているのなら、教えてください。

http://moon.jaxa.jp/ja/history/luna.html

データ
質量 ルナ2号:390kg
ルナ3号:278kg
ルナ9号:1583kg(着陸機:100kg)
ルナ10号:1600kg
ルナ11号:1640kg
ルナ12号:1625kg
ルナ13号:1590kg(着陸機:?kg)
ルナ16号:5600kg(着陸機:1880kg)
ルナ17号:5600kg
  (着陸機:1836kg/内ルノホート1号:756kg)
ルナ19号:5600kg
ルナ20号:5600kg(着陸機:?kg)
ルナ21号:5600kg
   (着陸機:?kg/内ルノホート1号:860kg)
ルナ22号:5600kg
ルナ23号:5600kg(着陸機:?kg)
ルナ24号:5600kg(着陸機:?kg)

年表  
1959.01.02 1号 A-1により打ち上げ。月をそれる。人工惑星化。
1959.09.12 2号 A-1により打ち上げ。9月14日「晴れの海」に命中。
1959.10.04 3号 A-1により打ち上げ。10月7日、月の裏側70%を撮影。
1963.04.02 4号 A-2-eにより打ち上げ。月からそれ人工惑星化。
1965.05.09 5号 A-2-eにより打ち上げ。月面軟着陸失敗。5月12日月面に衝突。
1965.06.08 6号 A-2-eにより打ち上げ。月からそれ人工惑星化。
1965.10.04 7号 A-2-eにより打ち上げ。月面軟着陸失敗。10月7日月面に衝突。
1965.12.03 8号 A-2-eにより打ち上げ。月面軟着陸失敗。12月6日月面に衝突。
1966.01.31 9号 A-2-eにより打ち上げ。2月3日、「あらしの海」に軟着陸成功。月面パノラマ写真を撮影。
1966.03.31 10号 A-2-eにより打ち上げ。4月3日、月周回軌道投入成功(350〜1017km)。
1966.08.24 11号 A-2-eにより打ち上げ。8月28日、月周回軌道投入(159〜1200km)。
1966.10.22 12号 A-2-eにより打ち上げ。10月28日、月周回軌道投入(100〜1740km)。
1966.12.21 13号 A-2-eにより打ち上げ。12月24日、「あらしの海」に軟着陸。写真および土壌データを取得。
1968.04.07 14号 A-2-eにより打ち上げ。4月10日、月周回軌道投入(160〜870km)。
1969.07.13 15号 D-1-eにより打ち上げ。7月17日、月周回軌道投入。7月21日軟着陸失敗、「危機の海」に衝突。
1970.09.12 16号 D-1-eにより打ち上げ。9月17日、月周回軌道。9月20日「豊かの海」に軟着陸。月面標本を採取。9月24日に旧ソ連領内へ帰還。
1970.11.10 17号 D-1-eにより打ち上げ。11月17日、「雨の海」に軟着陸。自動月面車「ルノホート1号」をおろし月面等を探査。
1971.09.02 18号 D-1-eにより打ち上げ。9月11日、「豊の海」への軟着陸失敗。
1971.09.28 19号 D-1-eにより打ち上げ。10月3日、月周回軌道投入(140kmの円軌道→77〜385km)。
1972.02.14 20号 D-1-eにより打ち上げ。2月21日「豊かの海」に軟着陸。月面標本を採取。2月25日に旧ソ連領内へ帰還。
1973.01.08 21号 D-1-eにより打ち上げ。1月16日、「晴れの海」に軟着陸。自動月面車「ルノホート2号」をおろし月面等を探査。
1974.05.29 22号 D-1-eにより打ち上げ。6月2日、月周回軌道投入。
1974.10.28 23号 D-1-eにより打ち上げ。11月6日「危機の海」に軟着陸。月面標本を採取に失敗。
1976.08.09 24号 D-1-eにより打ち上げ。8月18日「危機の海」に軟着陸。月面標本を採取。8月22日に旧ソ連領内へ帰還。


現在でもアポロ計画で設置したレーザ反射板は、アメリカ・テキサス州のマクドナルド天文台で、定期的に観測が行われています。
 アポロ関連以外では、望遠鏡で月の表面を観察し、地上からスペクトルをとって、月の表面の鉱物などの分析をしている科学者もいますが、旧ソ連が設置したレーザー反射板を現在も利用している話は知りません。

『石を持ち帰ったり、レーザー反射板を設置したり、地震計を設置するような月の探査ミッションをすべて無人で実施するより、有人で行った方が容易な技術であったと思います。別々なミッションで無人でおこなうことも不可能ではなかったかもしれないが、すべて一つのミッションで行ったことが、有人である証明だと思います。』と書きましたが、
『旧ソ連の宇宙科学力と米国の宇宙科学力は大差が無かった。無人で行われたソ連のミッションでの成果は、チリ程度のサンプルを持ち帰ることには成功したが、有人でレーザー反射板もしっかりと設置してきたアポロ計画による成果との差は歴然としている。』と書き直せばご納得できますかな?
 

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