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(回答先: JAXA の月の動画についての疑問その１ 投稿者 JPLAW 日時 2008 年 5 月 29 日 00:23:39)
映像がスタートしたばかりの２０秒あたりの画面の中で、画面左下にくっきりと丸いクレーターが見えると
思います。
そのクレーターの影からして、太陽の光はかぐやの進行方向に対して右後方から来ています。
また１分３０秒あたりから上記のクレーターが見えなくなった頃に、次のくっきりと丸いクレーターが
真ん中右上あたりに見えてきます。やはりそのクレーターの影も右後方から太陽光が来ていることが
確認できます。
よってクレーターの影と地球への太陽光の当たり方に矛盾はありません。
問題なのは、そのクレーターがお椀のようにへこんでいるのか、それともクッキーのような感じに
出っ張って見えているのかは、見た人の観念によります。
従って特徴のあるクレーターの部分で、それはお椀のようにへこんでいると思って見続ければ影の位置から
して太陽光が右後方から来ているように見えてきます。
逆にクッキーのように出っ張っていると思って見続ければ太陽光は逆の左前方から来ているように見えて
しまいます。
さらにそのクレーター周辺にある大きなクレーターは形がでこぼこしているのでへこんでいるようには
中々見えませんね。
地球が地平線から顔を出したあたりでようやくへこんでいると見えるようになりますが、しばらくすると
また出っ張っているように見えてしまいます。周りのクレーターもへこんでいると意識して見続ければ
へこんでいるように見えます。
よって丸いクレーターをクッキーのように出っ張って見えたと認識した人の頭の中の理解としては、
太陽の光は右後方ではなくて、左前方から来ているように見えてしまうのはあり得ます。実際映像でも
左側が明るくて右側が少し暗いので、より一層そういう思い込みをさせてしまうでしょうね。
私も最初見た時に太陽光は左前方から来ていると思いましたが、クレーターの影を見ると反対だと分かりました。
以前テレビで黒い影の人物が回転している映像を見せて、この人物は右回りなのか左回りなのかを
判断させる実験をやっていましたが、見る人によってどちらにも見えてしまうという面白い実験がありました。
これと似たような錯覚現象ですね。
それと超音速旅客機の件ですが、実は民間機の超音速機用のエンジンは日本が進んでいるのです。
コンバインドサイクルエンジンでググってみれば分かると思います。
以前日本はフランスからも共同開発の打診を受けたことがあります。この件で陰謀とかはないと思いますよ。
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フォローアップ:- 納得しました。ありがとうございます。しかし，新たな疑問も… JPLAW 2008/5/31 00:40:05
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