★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ53 > 516.html
 ★阿修羅♪
原油高 投機資金はシロ 米政府タスクフォース報告    「フジサンケイ・ビジネスアイ」
http://www.asyura2.com/08/bd53/msg/516.html
投稿者 怪傑 日時 2008 年 7 月 24 日 12:00:03: QV2XFHL13RGcs
 

■需要タイトが主因 むしろ衝撃を緩和

 原油高の原因究明を進めている米政府のプロジェクトチームが22日、「原油価格を左右している主因は需給関係であり、投機資金ではない」とする報告書を発表した。原油高をめぐっては年金基金やヘッジファンドなどの投機資金が原油相場を押し上げたとして議会が投機資金規制法案を審議しているが、ブッシュ政権は規制に慎重で、大統領任期が続く年内に規制が行われる可能性は小さい。
 報告書は原油先物取引などを監督する商品先物取引委員会(CFTC)など米国の関係省庁で構成する商品取引タスク・フォース(ITC)が同日、中間報告として公表した。原油取引の構造を複数の米政府機関が横断的に分析するのは初の試みという。
 この中で、原油高の主因については、2004〜07年の世界の石油消費が新興国の成長を背景に3・9%増加する一方、供給面では石油輸出国機構(OPEC)加盟国以外の産油国で開発が進まず、需給が引き締まったためと指摘した。
 投機資金については、04年以降、原油先物とオプション取引の契約残高が3倍に、トレーダーが2倍にそれぞれ増えたとしているものの、「(投機資金が先物で大量の原油を買ったのであれば)在庫が膨らんでいるはずだが、現実には減少した」として、原油価格を構造的に押し上げた主犯格との見方を否定。さらに相場が乱高下する衝撃の緩和役を果たしたと評価した。
 CFTCは、最近商品取引に参入した年金基金や他のファンドを対象に実態調査を進めており、9月末までにまとめる最終報告書に調査の詳細を反映させる。
 投機資金をめぐっては、議会の主導権を握る野党、民主党が、先物市場での投機を通じ、原油やガソリン価格を釣り上げていると批判。22日に上院で行われた投票で規制法案は96対0の圧倒的支持を受けた。法案は大手年金基金やヘッジファンドなどを対象に、取引高の上限を設定する権限をCFTCに与える内容が柱になる見通しだ。
 ただ、原油高対策の重点方針として、大陸棚油田の開発解禁による供給能力拡大を目指すブッシュ政権は投機資金規制に慎重姿勢を崩しておらず規制法案の成立は微妙とみられている。
 原油先物市場での投機資金の規制をめぐっては、上旬に開かれた主要国首脳会議(洞爺湖サミット)の場でも欧州の一部が規制を求めたものの、米国の反対で規制に踏み込めなかった経緯がある。
最終更新:7月24日8時28分

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

米政府のプロジェクトチームに投機資金はシロと言われても、日本政府関係者もそうでしょうが、クロと疑っている国や関係者のほうが多いのは確実でしょう。

事実、先のサミット投機資金の規制を求める国もあったようです。
 プロジェクトチームの調査がどこかで捻じ曲げられてる疑いがありますが、今すぐの解明がベストですが、事実の公表という形でも数ヵ月後か、数年後にでも事実が解明されることを期待します。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > Ψ空耳の丘Ψ53掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。