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久間三千年「事件」について『岩永天佑「告発の書」』より再掲
http://www.asyura2.com/08/bd54/msg/388.html
投稿者 シジミ 日時 2008 年 10 月 29 日 04:18:45: eWn45SEFYZ1R.
 

(回答先: 冤罪説がある「自白も物証もない」死刑囚の死刑が執行された(低気温のエクスタシー) 投稿者 あややの夏 日時 2008 年 10 月 28 日 12:35:00)

http://www.asyura2.com/kkuhatu2.htm

【前略】

【3−1】

バベルの塔の崩壊伝説はカルマの実在を如実に記している。堕落したものはいずれ
滅びる。ならば悪魔もカルマによって滅びるのではないか。もしそうであるなら
ば、我々は永遠に安眠できるであろう。カルマすらも操作する。ここに悪魔が悪魔
である理由がある。言い換えれば己の悪業を他者に完全転嫁する奥義を心得ている
もの、このものこそ真の悪魔と言えるのである。7山で本来減びるはずの悪魔の代
わりに死ななければならない日本人。熊取と海南の惨劇は、悪魔のカルマ転嫁の結
果として体現化したものにほかならず、悪魔の生贄の必然性とカバラ的黒魔術体系
の存在理由はすべてここに集約されている。ちなみにいわゆる西洋医学と呼ばれる
ものの中の臓器、生体物質移植や遺伝子操作などはカバラ黒魔術に由来するカルマ
転嫁の一種であるが、生半可な知識の医学者どもの手になど到底負える代物ではな
いということを警告しておきたい。カバラの奥義を極めた悪魔のみが行使し得るも
のだからだ。カルマの転嫁の失敗ほど恐ろしいものはない。悪魔の認証なしで、こ
の業務や研究に従事するもの達にはすべて、7山以上の大いなる災いが降りかかる
であろうことをここに重ねて警告しておく。7山に日本人を完全移植できるのは真
の悪魔だけなのである。

 悪魔のカルマ転嫁を完全なものとするために遂行された“儀式”は個としては完
結されなければならない。またそれに関連していかなる疑念も生じさせてはならな
い。“儀式”に対する疑念の拡大はその遂行者に致命的災いをもたらすからであ
る。災いからの回避、これは悪魔にとっても不可欠なことなのだ。下等な魔物であ
れは祈祷師レベルでも封印できよう。だが、少なくとも7山に関しては聖者と呼ば
れる者でさえその封印の術のみならず、概略すら理解できていないようである。何
故ならこの悪魔こそ正真正銘の大サタンであり、6000年に減ってカルマ転嫁を
ほぼ完癖に近い形で遂行してきたからである。だが今、この悪魔の黒幕の正体は6
000年の追跡の果てにおぼろげながらも浮かび上がってきた。完全カルマ転嫁の
ための隠蔽工作、それは謀略として行なわれた。そのターゲットに選ばれたのが久
間三千年である。

 明和63年12月4日、福岡県飯塚市明星団地に住んでいたひとりの少女が行方
不明になった。潤野小学校1年、松野愛子である。日曜の午前7時半頃、町内の廃
品回収を手伝った後、団地内の公園で友達と遊び、さらに同10時頃、一人の男の
自宅で弟と遊んでいるのを近所の人に目撃されるが、これを最後にこの女児は失踪
した。この男こそ、久間三千年であった。

 久間三千年がこの女児失踪に関与したのか。証拠はない。だが、周囲の印象は、
久間が極めて怪しいという雰囲気に包まれた。今度この男の周辺で児童が失踪すれ
ば、重要参考人にされるのは明らかであった。ましてや殺害されるようなことがあ
ったなら、警察は間違いなく久間を“想定した犯人”に仕立て上げるであろう。も
ちろんこの時点では久間も警察も3年2か月後にお互いが反目し合うことなど予想
できなかったに違い。両者を土俵に載せてほくそ笑むものがいた。悪魔の謀略の第
一段階は成功したのである。

 平成4年2月21日夕、福岡県甘木市野鳥の国道322号道路わきの林で、20
日朝から行方不明になっていた潤野小学校1年、中川藍と同、梅野裕莉の二人の女
児が死体となって発見された。二人の顔には殴打の跡があり血が流れていたとい
う。二人は20日朝、別の友人と三人で登校したが、登校途中、この友人と別れ、
飯塚市内の繁華街で目撃されたとの情報を最後に消息を断っていた。

 この時点で、つまり状況証拠すらほとんどない時点で、“犯人久間三千年”は9
割方確定された。初めに“犯人久間三千年”ありきであった。相撲でいえばもろさ
しで土俵際1メートルの所から無理やり取り組まされたのである。捜査の初期段階
から、久間を犯人と匂わす、警察地元マスコミ一体となっての波状攻撃が繰り返し
行なわれた。時に警察は、捜査の初めから久間の顔写真を持ち歩いて近所の住民に
聞いて回るという人権を蹂躙した不当な捜査を平気で行なったのである。

 2女児の遺体発見で、松野愛子の敵が討てる、一部の警察関係者は色めきたった
のであろう。だが、これこそ悪魔が想定していたシナリオであった。冷静に考えれ
ば、久間の一連の事件への関与は素人目にも大きな矛盾があることは明白であっ
た。まず久間三千年が知性ある性倒錯者として、かつて嫌疑をかけられたのと同じ
自宅の近所に住む潤野小の児童を、何故わざわざ欲望充足の対象に選んだのか、し
かも2人も、という素朴な疑問が生じてくる。我々が「変態久間」の立場なら“自
宅周辺での対象物色”という危険な行為は間違っても犯さなかったであろう。以前
に嫌疑がかかっていたのだから尚更である。最も不可解なのが、2女児の遺体や遺
品をほぼ100%発見されるであろう道路わきにわざわざ放置したことであった。
“殺人事件”になることを確信して。久間が松野愛子失踪に関与していたと仮定す
るならば、少なくとも欲望を充足した後の処理技術に関しては長けていたわけであ
る。それが2女児殺害のような大それた事後の処理は、確実に己の首を絞めるであ
ろう形で省略した。遺体が発見されれば警察は確実に動く。この“省略”こそ警察
をフル嫁働させ、ターゲット久間が総攻撃されるように仕組まれた「起爆剤」であ
ったのである。これより以後の 「久間攻略作戦」は以下のように行なわれた。

【3−2】

 3月に警察が得たといわれる「遺品遺棄現場での紺色ワンボックス車を見た」と
の目撃情報により、「同種の車を所持していた」久間三千年に捜査の対象はほぼ1
00%絞られ、この男と女児とを結びつける証拠の発見に全力が注がれた。警察
は、最悪、決め手となる証拠品が発見されなかった場合、伝家の宝刀である内部工
作による証拠のこじつけ、デッチ上けも辞さない覚悟でいた。3月下旬、久間に任
意で提出させた毛髪と「現場に残されていたといわれる体液」とが警察庁で行なわ
れたDNA鑑定の結果「ほぼ一致」し、この時点で久間がほぼ犯人と断定された。
だが検察に証拠能力を問われ、第三者の大学研究室で再鑑定したところ、一致の確
立は非常に低下したものであった。ここに警察の苦悩がある。捜査は中断したかに
みえたが、平成5年12月になって、前年9月に久間が手放した例のワンボックス
車内を再度鑑定、翌年2月、1年5か月という歳月を怪て、女児の衣服に「付着し
ていたという4種類の繊維」と前述の「車のシートの繊維とが一致」、さらに
「シートの裏に付着していたといわれる「ごく微細な血痕」と女児の一人の「血液
型も一致」した。8月、検察との協議の結果、久間三千年の死体遺棄容疑が固ま
り、9月29日、同容疑で、ついに逮捕された。最初の事件発生から実に5年9か
月後、悪魔のシナリオは完遂されたのである。

 久間と警察の5年9か月に渡る闘争は警察による久間への一方的な「精神的拷
問」という形で行なわれた。本来密室で行なわれるはずの自白強要が、衆人環視、
認証の下行なわれたのである。特に2女児殺害以後は、久間の実名と顔写真を所持
しての自宅近辺での聞き込み、張り込みが連日続けられた。平成5年9月には、警
察の嫌がらせに対して堪忍袋の緒が切れた久間が、張り込みの捜査員に刈りバサミ
で切りつけるという一幕もあった。状況証拠らしい状況証拠と言えば「久間も持っ
てた紺色ワンボックス車が遺棄現場で目撃された」という情報のみであった。だが
これは久間に嫌疑が向けられるように作られた情報リークの可能性があったし、そ
れが事実であるとしても、久間のものと同一の車種を使い、たまたま誰かに目撃さ
れたか、あるいはわざと目撃された真犯人のものであろうことは容易に推測できる
ものであった。

 この「目撃」以外はすべてこじつけられた証拠である。DNA鑑定などほとんど
信用性がないことが証明されたにもかかわらず、警察は自称「ほぼ一致」にあくま
でこだわった。そもそも「現場で発見された体液」はDNA鑑定できるほどの量が
あったのか。車内の微物の鑑定に1年5か月もの長大な期間を要したのは伝家の宝
刀の製作に四苦八苦していたからに他ならない。A、B、AB、O、2女児の型が
それぞれ異なるとして、いずれかが一致する確率は単純計算で二分の一である。こ
んなのが証拠と言えるのか。警察が久間逮補のよりどころとしている証拠に久間の
車の「シートの4種顕の繊維と2女児の衣服に大量に付着していた繊維とが一致し
た」というのがあるが、これは殆ど詭弁であろう。女児の衣服のものであると10
0%断定できる繊維が久間の車の中から出てきたわけではないからだ。証拠となる
には4種類の繊維が久間固有のものであることが証明されなければならない。4種
類の繊維が量販されている、あるいは他者が真似て作れる、使用できる可能性があ
る以上、確固たる証拠にはなり得ないのである。にもかかわらず警察は、久間三千
年を“怪しい”“やったに違いない”という偏見と思い込み、ほとんどこじつけら
れた状況証拠だけで犯人に仕立て上げたのである。

 久間三千年の起訴後、実に“奇妙”な事が起きた。何を思ったのか、警察は今頃
になって松野愛子の痕跡を再び捜しに出かけ、それを見事に発見したというのであ
る。地元マスコミはこの出来事を、6年間不明の愛子ちゃんの衣服が25分で発見
された「快挙」としてこぞって報道した。この出来事は警察の「本質」というべき
ものを実に見事に物語っている。松野愛子の衣服(ジャンパーとトレーナー)は明
星寺南谷山道斜面で再捜索に加わっていた地元消防団員の手により不法投棄のゴミ
に混じって発見された。これに対する警察のコメントが「失踪事件の風化を防止す
るため、当時の捜索でやや不十分だった場所をあらためて探しただけ」という“素
晴らしい”ものなのだ。6年掛けて探し続けてきたものを今回はわすか25分で見
つけ出したのである。しかも「とても6年前に捨てられたとは思えないほど傷みは
少なかった」という関係者のごたいそうなおまけまで付けて。警察はいつから「超
能力者」になったのか。よくもこのような見え透いた大うそを憶面もなく平然とつ
けるものである。まさに遺族と国民を愚弄したと言えるのではないか。この“奇妙
な出来事”は一体何を物語るのか。可能性として次の事が推測されよう。1、伝家
の宝刀を抜いた。つまり全く同じ衣服を新たに用意し、自ら投棄し発見した。2、
警察が温存していた証拠(衣服)を今が出し頃であると判断し、偽装する形で発見
させた。3、松野愛子殺しの真犯人、第三者が久間を嵌める目的で今になって投棄
し、リークして発見させた。4、2女児殺害で捜査の手が及ぶと判断した久間が、
最近になって投棄しそれをたまたま警察が発見した。5、6年間野ざらしの衣服が
ほとんど無傷の状態で奇跡的に警察に発見された。

 現場で発見された着衣は、ゴミ不法投棄場所として調査した主婦の証言から平成
4年秋頃にはなかったことが確認され、投棄の時期はそれ以降であることが判明し
ている。したがってほとんど「傷みのない着衣」

【3−3】

という事実と合わせて考慮すると、5の可能性は除外できよう。次に4についてだ
が、平成4年秋以降といえば2女児殺害に関して久間に多大な嫌疑がかかっていた
時期である。連日張り込みも行なわれており、このような状況での投棄はます不可
能である。見つけられた時のリスクを考えればむしろ自宅で燃やすなりして処分す
るはずである。それにもともと久間はやってないのだから捨てようがないのだ。残
るは1、2、3であり、この内のどれかが真相である。この時朝に、特定の場所に
狙いを定めて、しかも超短時間で確実に望みの“物”を発見した。この意味するこ
とは4の“たまたま”とか5の“奇跡的に”ということではなく、“そこにある”
ことを警察は100%確信していたのである。この警察の“異能”に関して永留慶
造飯塚署長は「若干の捜査情報に基づいた可能性もあるが、その情報は明らかにで
きない」と述べたそうだが、これを素直に解釈すると、3、すなわち直接の犯人か
らでないにせよ、何ものからかの情報リークがあったとも受けとれる。これが事実
ならばむしろ久間の事件への関与は否定できよう。もしこの事実がなけれは、1か
2ということになる。もっとも警察は間違ってもデッチ上げたとは言わないだろ
う。いすれを取るにせよ、松野愛子殺しも久間に結びつけ、窮地に追い込もうとい
う何者かの意図は見え見えなのである。

 ここで松野愛子殺しの意義を若干述べておく。サタンの本命はあくまで『中川
藍』にあった。松野愛子の失踪は、1、警察をフル嫁動させない程度に近所の久間
に嫌疑がかかるようにする、2、来るべき『中川藍』の儀式のための予行演習、と
いう二つの意味があったと言える。儀式の完遂のための久間というスケープ・ゴー
トの必要性だ。松野愛子が演習であったことの証明は、その名前「愛」、衣服のあ
った「8木山」にある。この意味についてはボエドの『7バス報告書』の署長への
謎かけと合わせて考えて頂きたい。

 この久間事件は、“謀略”により、いかにして無実の日本国民が殺人犯に死立て
上げられるのかを端的に表しているケースである。その意味で、久間事件はすべて
の日本人に関わる問題であると言えよう。この事件の真相を追及しようとする姿勢
を見せれは見せるほど、それを妨害しようとする勢力も勢いを増してくるであろ
う。『中川藍』の儀式の完遂は、サタンにとってどうしても譲れない橋頭堡的役割
を合わせ持っているからである。従ってこれより以後も、久間に止めを刺す様々な
小細工が仕掛けられる可能性が非常に高い。日本国民は自身の問題としてこの事件
の成行きを監視していく必要がある。

【後略】  

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