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シリウスとノンモとドゴン神話
http://www.asyura2.com/08/bd54/msg/658.html
投稿者 堀奈 日時 2008 年 12 月 30 日 17:12:45: BV7dSl6KiUiyA
 

(回答先: 出羽の國のなぞ 投稿者 石工の都仙臺市 日時 2008 年 12 月 29 日 16:33:38)

ドゴン神話とシリウスの謎
http://www.fitweb.or.jp/~entity/kodaibunmei/dogonzoku.html

1946年、ドゴン族の祭司に招かれたグリオール博士は、ついにその伝統的秘密儀式に参加する機会を得た。儀式に参加した博士は、欧米人として初めて、ドゴン族の複雑奇妙な御神体を目にした。それは『ノンモ』という水陸両性生物の姿を象ったものであり、博士は秘儀自体がその生物への信仰から生まれていることを知った。そして、彼らは驚くべきことを語った。「我々は、8.7光年離れたシリウス系の異星人、この“ノンモ”という宇宙の偉大な生物に教育され、文明化したのだ」と――

◆神聖な知識

 ドゴン族は原始的で隔絶された部族にしては、信じ難いほど詳しい天文学の知識を保持している。彼らの宗教体系と信仰は、その高度な天文学的知識と一種の占星術との融合に基づくものであり、天の中心にはシリウスが座し、シリウスの周囲をさまざまな星や惑星が回っていると考えている。前述のテンプルは、ドゴン族の土俗信仰と、それに関連する風習や伝統工芸品を対象とした綿密な研究を行い、彼らが先祖代々伝えられて来た神話伝承と、それを表現する工芸品が、現代天文学の最新知識ときわめてよく合致する、ということに気付いた。例えば彼らは、全天で最も明るいシリウスは、肉眼では見えないが、高密度で極めて重い小さな伴星を持つという。現在、“シリウスB”と呼ばれるこの伴星の存在は、19世紀の半ばまで西欧の天文学者も知らなかったし、詳しいことは1920年代まで分からなかった。ではここで、ドゴン族の“神聖な知識”の大要をまとめてみよう。

* 人間の目には見えぬ“ポ・トロ”こそ、全天で最も重要な星である。
* ポ・トロは、天空で最も明るく輝く“母なる星”の主伴星であり、その周りを50年で一周する。
* ポ・トロは楕円軌道を描いて回っており、“母なる星”はその焦点の一つに位置する。
* ポ・トロは地球上のいかなる物質よりも重い“サガラ”という金属でできている。
* “母なる星”には、ポ・トロの四倍も軽く、ずっと大きな円軌道を描くエンメ・ヤ(第3の星)が回っている。
* エン・メヤの周りには、ノンモ(魚人)の住む“ニャン・トロ”が回っている。
* 遠い昔、ノンモが地上を訪れ、人類に文明を与えた。

 天空で最も明るく輝く“母なる星”といえば、惑星群は別にして、マイナス1.5等のシリウス以外には考えられない。一方で、伴星であるシリウスBは8.7等という極端に暗い星であり、その上、一万倍も明るい主星の明るさに隠されているため、肉眼では決して見えない存在である。また、シリウスBの軌道が楕円形で、主星がそのニ焦点の一方に位置するという天体同士の関係も、ヨハネス・ケプラーの法則に適っている。さらに、この伴星の主星公転周期は、現代の天文学によって49.98年と計算されており、ポ・トロが母なる星の回りを50年で一巡するというドゴン族の伝承とも完全に一致している。しかし、何と言っても驚くべきは、ドゴン族がシリウスBを“地上の生物全てが力を合わせても持ち上げられない宇宙で一番重い星”としている点である。
 
 シリウスAの直系は太陽の2倍弱で、表面温度は約1万度、中心温度は約2000万度と現在では考えられている。では伴星のシリウスBはというと、光度が太陽の400分の1、直系が地球の2.3倍ほどの約3万キロでしかない。しかし、主星のシリウスAに強力な摂動を及ぼしていることが確認できる以上、シリウスBはシリウスAとほぼ同等の質量を持っていることになる。サイズが小さいのに質量が同等であるためには密度が高くなければならない。1915年、アメリカのW・S・アダムズは、太陽の密度が水の1.5倍であるのに対して、シリウスBの密度は水の12.5万倍以上もある、と発表し天文学会で一大センセーションを巻き起こした。シリウスBのように、死期が近づき、収縮の果てに高密度になった恒星は、1928年、アーサー・エディトン卿によって『白色矮星』と名付けられている。近代的機器を持たぬ彼らが、なぜ肉眼では見えない星の運行やその特徴を知ることができたのだろうか?

シリウス第3の星“エンメ・ヤ”なるものは確認されていないし、当然、その周囲を回る“ニャン・トロ”も発見されていない。さらに、A、B両星には第3の星の存在を窺わせるような摂動がまったく観測されていないのだ。はたして、これらの星はまだ未確認なだけなのか、それともそんな星は最初から存在しないのだろうか……

◆人類の父ノンモ

 ドゴン族は、なぜこのような高度な天文学知識を知っているのだろうか?この問いに、ドゴン族の祭司は次のように語る。「太古の昔、シリウス系の星から、水陸両性の生物が地球に飛来した。我々の先祖は、その生物から多くの知識を学んだ。それが、何世紀にもわたって脈々と伝えられてきたのだ」この教えを信じる限り、人類はシリウスから飛来した“異星人”によって教化され、宗教や哲学そして天文学を学び、文明を発達させたことになる。太古から、あらゆる宗教が崇めてきた文化英雄神の正体とは、異星人ということになってしまう。宇宙考古学者が喜びそうな話だが、実際のところはどうなのだろうか?ドゴン族は、異星からやって来たその生物を『ノンモ』と呼び、「宇宙の監督者にして人類の父、精神規範の守護者でもあり、雨を降らせる水の支配者でもある」として崇拝している。

◆ドゴン神話の真相

 ドゴン族が伝えるノンモとは、神話学を知らない者にとって、確かに異星人のことを伝えているのではないかという錯覚に陥らせてしまう。しかし、全天で最も明るく輝くシリウスは、世界中の神話の中でも特に重要な要の星となっており、そこから自分たちに文化を与えた神が降ったという神話を生み出してしまったとしても、神話学の観点から見れば、むしろ当然の結果といえるのだ。彼らが伝える神人“ノンモ”にしても、偉大な文化英雄神に人間を超越した形態や特徴を付加するのはどこの神話でも同じであり、水陸両生生物=異星人という等式は成り立たない。そもそも異星人の図鑑など存在しないのだから、神話の登場人物をあさって云々したところで無意味な議論である。しかし、次のような反論を唱える人もいるだろう。それではなぜ、ドゴン族はあれだけ高度な天文学を発展させることができたのか、と。
 
 実は、このことに関して興味深い逸話がある。1957年、パプア・ニューギニア地方を調査に訪れたガイジェセクは、まだ石器を使っている未開民族と接触し、歓待を受けた。その時、多くの伝統的な歌を聞かせてもらった返答として、彼はロシア民謡の「黒い眸」を歌って聞かせた。数年後、同じ地方の違う地域を訪れたガイジェセクは、若い原住民たちが「黒い眸」を歌っているのを聞いた。しかも驚いたことに、彼らの多くは、その歌が自分たちの先祖伝来の歌だと思いこんでいたのだ。その後、この歌はさらに奥地まで浸透し、広く歌われていることが判明した。外界から伝わった断片的な知識が、ほんの数年で原住民の伝統文化の中に定着してしまうことは、十分にあり得るという典型例である。つまり、ドゴン族の詳細なシリウス伝承は、異星人ではなく西欧人から得た可能性が高いのだ!
 
 シリウスの伴星に関する伝承の存在が明らかになったのは、1946年以降のマルセル・グリオール博士による調査であり、それ以前の調査では発見されていない。一方で、すでに1834年以降、ドイツの天文学者F・W・ベッセルは、太陽儀を使ってシリウスを観測し続け、シリウスの軌道にふらつきが見られることから、その動きには何か見えない星が影響を与えているのだろうと考え、その星が約50年周期で公転していることまで計算していた。残念ながら、彼は伴星自体を見つける前にこの世を去ってしまったが、1862年1月、アメリカのアルバン・グラハム・クラークによって、ついに伴星の存在が確認された!クラークは望遠鏡技師で、当時では世界最大の直系47センチの屈折望遠鏡を作り出し、望遠鏡のテスト中にシリウスを覗いてみたところ、偶然にもシリウスの伴星を発見したのだった。
 
 さらに、1915年、先述したW・S・アダムズの観測によって、シリウスBがとてつもない密度であることが判明。このニュースは科学界に一大センセーションを巻き起こし、当時、科学に関心のあるものなら、シリウスの情報を耳にしていて当然だった。1931年のグリオールによる調査まで、ドゴン族が文明社会と全く接触がない未開部族だったというのも間違いである。ドゴン族の居住地のすぐ近くには、イスラム人の住むバンジャガラの街があり、ドゴン族は彼らと19世紀半ばから交流があった。さらに、19世紀末にはフランス人がやって来て、この地域を植民地にしているのだ。しかし、次のような反論もできるだろう。シリウスは、ドゴン族によって秘儀で祭られたり、砂絵に描かれたり、神殿の装飾モチーフに使われたするだけでなく、彫像や毛布の模様にも使われている。しかも、毛布などのデザインは、少なくとも数百年前からは伝えられてきたものなのだ、と。

 

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